つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

home 家族と歌が僕を守ってくれた 木山裕策著

2009-07-15 22:33:28 | 読書感想
homeと言う歌は「誰も知らない泣ける歌」と言う番組で
聞いたことがあります。

この「home」と言う歌が出来て、それがマスコミを賑わす
までの、本人の自伝小説です。

声のきれいな、歌の上手な少年時代でした
けれども、誰にも聞かせることなく一人で歌っていた
聞いたのはおばあちゃんだけ

親の敷いたレールの上を何の疑問ももたず
走っていた高校生までの木山

大学生になるとガラッと変わって
バンドを組むようになる。
ビリージョエルのコピーバンドをしていた
これが後につながる。

卒業しても就職せずに、脚本家目指して養成所に通う

その養成所で、直子(妻)と知り合う

結婚の許しを得て、子供が生まれる事がわかって
就職する。
妻も脚本家になる事をあきらめ、本人も
3児の父となって脚本家はあきらめる。

「甲状腺腫瘍」と言う声帯を傷つけるかもしれない病気にかかり
もう歌えなくなるかもしれないと
解った時に子供たちに自分の歌声を残したい!
夢をかなえたいと強く思うようになる。

「歌スタ!!」というテレビ番組に挑戦
多胡邦夫さん作曲の「home」でメジャーデビューする。

夢をあきらめない姿に感動しました