松大かわティ ブログ

松本大学の学生からの質問回答です。心理学、発達心理学、生徒指導概論、教育相談の受講生の皆さんからです・

【緊急】教育と発達B 後期  木曜2限 受講生の方へ

2018-11-27 18:35:33 | 日記

11月29日のレポート提出はありません。

 読書感想文対象の副読本が生協に入っていなかったので、シラバスの授業予定を下記のように変更します。

読書感想レポートは、1冊だけになりました。 


【講義の目的・到達目標・概要】         


 学校での教育活動に必要な、学習と発達に関する教育心理学の基本的な理論や考え方について講義します。教科書を使用して授業をすすめて行きます。副読本の読書感想文提出後にグループでの討論および質問の回答なども行う予定です。前半は岸田、後半は川島が担当します。
【講義の進め方・講義の形態】

教科書に従って講義を行います。後半は数回の小テストをおこなう。副読本についてのレポートと討論も行う。レポートには、質問を書いてもらえたら、「松大かわティブログ」で答えます。
【成績評価の仕方】
 岸田の成績は,各回のレポートを評定して点数化し,また演習への取り組みの姿勢を評価します。川島の分の成績は、読書感想(2000文字)のレポート=50点、討論感想(1200文字)レポート=40点、小テスト60点で、レポートは、提出期日を遅れると受け取りません。レポートはワープロで提出してください。合計点の60%以上で単位がでます。
【テキスト】

教科書(岸田)1.「「やさしい教育心理学」鎌原雅彦・竹綱誠一郎著(有斐閣)

  事前 テキスト 熟読 各授業後に事後レポート提出 A4、1枚


教科書(川島) 1. 「図で理解する発達」川島一夫・渡辺弥生編(福村出版)

2 絶版  副読本(川島):「世界一の子ども教育モンテッソーリ」永江誠司著 講談社プラスアルファ新書

3  副読本(川島):「子どもの才能は 3歳、7歳、10 歳で決まる 」林 成之著(幻冬舎新書)


【講義計画】  1) 9月27日 オリエンテーション教育心理学・発達心理学とは何か  岸田
2) 10月 4日 ほめることの大切さ① 古典的条件づけと道具的条件づけ 岸田
3) 10月11日 ほめることの大切さ② 観察学習や自己強化による学習の概念 岸田
4) 10月18日 人のやる気を考える① 学習性無力感や統制、自己効力感の概念 岸田
5) 10月25日 人のやる気を考える② 物事の結果の原因、内発的な動機づけ 岸田
6) 11月 1日 学校カウンセリングの大切さ 学校カウンセリングの考え方 岸田
7) 11月 8日 学級とはなにか① 学級集団の特殊性や関係性、学級の雰囲気などについて 岸田
8) 11月15日 学級とはなにか② 集団アセスメントの具体的な方法 岸田


9) 11月22日 生命誕生の不思議② +[小テスト]   川島

10)11月29日子どもの目に映るもの +[小テスト]     レポート提出はありません

11)12月 6日 レポートと質問の話 討論  ②子どもの才能は3歳  前半 川島

12)12月13日 レポートと質問の話 討論  ②子どもの才能は3歳  後半 川島

13)12月20日 頭が良いってどういうこと? +[小テスト]  ②討論の感想レポート提出 川島

14) 1月11日 ピァジェの発達段階 + [小テスト]  

15) 1月17日 感情とはなんだろう +[小テスト]    

 

【学生へのメッセージ】レポートには、質問を書いてください、松大かわティブログで答えます。
【重要】本を読んでのレポートと討論があります。尚、締め切り日をすぎたレポートは一切受け取りません。  

★レポートのネットからのコピペ、授業中のスマホでは禁止です。単位が出ません。


【緊急】教育相談(初等) 後期  水曜1限 受講生の方へ

2018-11-27 17:52:34 | 日記

11月28日のレポート提出はありません。

 読書感想文対象の副読本が生協に入っていなかったので、シラバスの授業予定を下記のように変更します。


【テキスト】

教科書 ①臨床心理学からみた生徒指導・教育相談」川島 一夫 , 勝倉 孝治編(おうふう出版) 

②副読本:子ども虐待      講談社現代新書    西澤 哲

③副読本:1分コーチング ~効果的な「聞き方・話し方」72のスキル だいわ文庫  伊藤 守


教科書(岸田)「文部科学省 生徒指導提要」  各授業後に事後レポート提出 A4、1枚

「キ―ワードで学ぶ 特別活動 生徒指導・教育相談」有村久春著 金子書房

 

【講義計画】1) 9月26日 授業の説明とオリエンテーション 学校での教育相談 岸田

2)10月 3日  個のアセスメントと集団のアセスメント(環境としての学校)岸田

3)10月10日 相談演習①―児童生徒の相談対応ロールプレイ(いじめ) 岸田

4)10月17日 相談演習②―児童生徒の相談対応ロールプレイ(不登校) 岸田

5)10月24日 相談演習③―児童生徒の相談対応ロールプレイ(非行) 岸田

6)10月30日 児童生徒への相談演習を振り返る(シェアリング方式 レポート) 岸田

7)11月 7日 相談演習④―保護者の相談対応ロールプレイ 岸田

8)11月14日 事例に学ぶ校内相談体制の確立 岸田

9)11月21日 学校におけるブリーフセラピーの利用を考える   川島

10)11月28日 スクールカウンセラーの利用を考える

11)12月 5日 学校で孤立した児童・生徒を考える 感想レポート1   子ども虐待 前半 川島

12)12月12日  討論と質問回答      感想レポート2 子ども虐待 後半  川島

13)12月19日 虐待と家庭教育を考える   討論感想レポート 感想レポート3 1分コーチング 前半  川島

14)1月 9日  討論と質問の回答      感想レポート4 1分コーチング 後半 川島

15)1月16日  教師の心身の健康を考える 討論感想レポート 川島

【学生へのメッセージ・】レポートは基本的にワープロ・A4版で提出してください。レポートには、質問を書いてください、松大かわティブログで答えます。 【重要】本を読んでのレポートと討論があります。尚、締め切り日をすぎたレポートは一切受け取りません。


質問と回答:20181108 生徒指導概論(初等) 「発達障害の子どもたち」後半レポートから

2018-11-10 21:50:41 | 日記

1. 先生が経験した人生最大の失敗って何ですか。それをどうやって克服したかも可能であれば聞きたいです。
  答:うーん、いろいろ失敗していて比べられないので人生最大と言われても答えられません。でも、失敗は山程していますし、その時点ではそれぞれがおおきな失敗だったと思います。どうやって克服してきたかと言われれば、時間だと思います。苦しくても時間が経てば忘れるし、”もし自信をなくしてくじけそうになったら、いいことだけ、いいことだけ思い出せ”(アンパンマンの歌)ですね。


2. 川島先生は松大2年の教育学部の学生が4年次に教採を受けた場合、受けた人数の何割が教員になれると考えていますか。また、長野県の教員に何人なれると思っていますか。
  答:まあ、予想として一次は5割30人、少なくても20人位は合格すると思います。でも、面接や小論文は皆さんの実力次第ですので、二次はなんとも言えません。私ののぞみは、受験者の8割が一次試験に合格することです。

 


質問と回答:20181101 生徒指導概論(初等) 「発達障害の子どもたち」前半レポートから

2018-11-02 14:26:22 | 日記

1. 川島先生は嫌いな人(苦手な人も含む)と一緒にいなければいけない場合どう対処しますか。
  答:私はわがままなので嫌いな人とは一緒にいられません。逃げ出しますし無視します。でも、あまり、嫌いな人がいないので助かっています。そして、嫌いな人も、ある意味では自分を成長させるのに役に立っているのかもしれないと考え対応してみます。

2. 先生は多くの学生のレポートをいつ読んでいるのですか?読んでいて何か思うことはありますか?
  答:基本的には、授業が終わると時間のある時にゆっくりと読み始めます。いまやっています。そして、いつも思うことは、みんな良く書けているなあ、僕は大学生の時にはこんなに上手に文章が書けなかった、みんな、すごいなあ・・と思うことが多いです。


3. 先生はどのような性格の人が好きですか。
  答:まあ、明るくてさっぱりした人が好きですが、人はみんな違う性格だと思っているので、あまり好き嫌いはありません。でも、会議で無駄な話ばかりする人や、同じ話をくどくどする人は面倒くさくて嫌いです。


4. 好きなお酒や肴があったら教えてください。
  答:好きなお酒は、つまみで決まると思っています。おいしい肴もお酒で決まると思っています。刺身でワインは好みません。洋食で日本酒も嫌いです。ステーキを日本酒では無理です。でも、ブルーチーズに重いワインはおいしいです。中華食で日本酒があっても飲みません。また、日本酒も、端麗辛口ばかりの時代ですが、生ガキの三杯酢やはまちの刺身は甘口の酒があうと思っています。洋食の後にはブランデーとチョコレート(できればゴディバ)が好きですが、日本食の後では、甘いあんことお茶の方が好きですし、中華の後はプアールティかウーロン茶と月餅なんかが好きです。ということで、酒は何でも好きだけど、つまみと肴によると思っているし、肴も何でも好きだけど、酒によると考えています。


5. 川島先生の自由奔放な子育てのエピソード、とても興味深かったです。テスト勉強するな!とか、ノートとるな!とか普通の親は言わないようなことだと思いますが、それで、子どもの成績が悪くなってしまわないだろうかという恐れはなかったのでしょうか。そもその成績なんて、どうでもよかったのでしょうか。また、これは、絶対子どものためになるというに自信があっての選択でしょうか。不安はなかったのでしょうか。
  答:不安は,まったくありませんでした。子どもを信じていたと言えばそうかもしれませんし、できる子はできるしできない子はできないのだから、しょうがないという気持ちもありました。というより、他の子どもと比較しなかったので、何も考えなかったのが実際です。さらに、学校の成績が良くてもダメになってしまった子どもを多く知っていました。大切なのは、今、何かができるというのでなく、毎日、少しずつでも、できるようになるということが大切だと考えていました。今、いい成績をとると、次にそれを維持するのは大変です。小学校の時にはクラスで一番でも大学生になるときには落ちこぼれという人をたくさん知っていました。大切なのは、今日は30点とれた、明日は31点とれた、次は32点・・・・というように、小学校の時から、少しずつできるようになることが大切だと思っていました。ですので、今の試験の成績はどうでもよかったので、不安は、ありませんでした。


6. 私の通っていた小・中学校でも、無言清掃と手ぬぐい着用を義務づけられていました。子どもながらに意味はあるのか?とは感じていました。なぜ、長野県だけにそういったくだらない習慣が根付いているのでしょうか。
  答:さーて、なぜでしょうね。長野の先生は、あまり、そんなことは考えないのでしょうね(教育県ですから<・・皮肉ですが)。でも、無言清掃は、30年くらい前から始まったのというのは聞いたことがあります。学校というところは一度始めると、規則を変えるのが大変なのでしょうね(パンダラー??)。去年と同じことをしている方が簡単ですからね。手ぬぐいは、はたきをかける習慣からでしょうから、古いと思いますよ。

7. 生徒指導の授業は、川島先生が、しゃべっているだけですが、ほとんどの学生が顔をあげて話を聞いています。他の先生が同じようにしゃべっているだけの授業をしているときは、半数以上の学生が下を向いています。確かに、川島先生の授業は興味深くとても面白いのですが、具体的に他の先生と何が違うのでしょうか。経験や知識でしょうか。それとも話術?
  答:よくわかりません。弁当を食べながらできるから?声がでかい?わたしは「かわティ」ですからね。(面白い? funny? interesting? comfortable?)。