要約筆記とは、聴覚に障害のある方に、話の内容をその場で文字にして伝える筆記通訳のことです。
話を正確に聞き取り、要点をつかんで、短い文にまとめ、素早く書いて伝えます。
(パソコンなら打ち込みます。)
しかし話はどんどん進んでいきますから、
書きながら頭では次の話をまとめ、
まとめながら耳はその次の話を聞かないといけません。 (ながら族です。)
今日は隣の市で
要約筆記体験講座が開かれたので私たちのサークルから4名で
お手伝いに行きました。

今日の講師は周○の方で
要約筆記って 何?についてでしたが
皆さん熱心に耳を傾けておられて10年前に私が始めた頃を思い出し
懐かしさでいっぱいでした。
3月までに後3回あり全部で4回の講座です。


嬉しかった事
私のブログに書き込みをしてくれた方の中で
「私は聴覚障害です。」と書いてくれた方がおられました。
(HP・ブログをお持ちでしたら教えてください



)
要約筆記をご存知だったんです。今日の講座でもお話があったのですが、
障害者手帳もお持ちの聴覚障害者の約79%の方は補聴器でコミュニケーションを取り
24%の方が要約筆記で、そして手話でのコミュニケーションは15%
読話(口話)は6%だそうです。(重複解答です)
テレビで手話のドラマが放映されたので聴覚障害者の方は手話でのコミュニケーションかと
思われるとでしょうが、
そうでもないんですよ。
私の市でも手話が付く講演会などには近頃は必ず要約筆記も付くようになりました。
私が要約筆記を始めてもう10年がたちました。近頃は
私って要約筆記がやっぱり大好きなんだ!と思っています。
今日は充実した日でした。

