麦の“おかげさまで”

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キエフ・オペラ『アイーダ』 鑑賞

2006-11-08 | 音楽鑑賞

                     
                          (HPよりお借りしました)

                       
                             キエフ・オペラ『アイーダ』  全4幕
    
            ウクライナ国立歌劇場オペラ

ヴェルディ「アイーダ」はぜひ観たいオペラでした。 チャンス到来 昨日のことです。
世界中で最も親しまれているオペラの一つですよね。
 
エジプトとエチオピアの国家間の争いの中、
許されぬ愛、女の嫉妬、裏切りなどが複雑に絡み合う愛憎劇なの。
息をつかせぬ展開に、最後まで目が離せず3時間半(休憩含む)があっという間でした。

ヒロインのアイーダはエチオピアの王女なのにエジプト王女の奴隷という設定。
いくら奴隷といっても、もとは王女なんだから、らしいソリストの人選をしてほしかったわぁ。
彼女(ソプラノ)のアリアの数々は確かにお見事でしたよ。
でも、せつせつと歌うのは豊かなボディのおばさんソリスト。なんでー?
エジプトのりりしき若き軍司令官との命をかけた恋のヒロインなんだから、
もっと若々しいアイーダを期待してたのよねぇ。

それでも、
エキゾチックな舞台装置、豪華な衣装、それぞれの歌唱
フルオーケストラ等々素晴らしく、今まで観たオペラのなかでは花丸かな。
本格オペラ堪能、満足の日でした。