虫好きならば誰もが知っている人気のあるこの大型の蛾、花の周りをめまぐるしく飛び回り、吸蜜のために長い口吻を伸ばしてホバリングをする。
その一瞬を狙って写真を撮る。こうした経験をされた方は非常に多いのではないでしょうか。
名の通りこの蛾の翅は透き通っています。しかし羽化したばかりのものにはちゃんと鱗粉がついているそうですが、私はまだ見たことがありません。
羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し透明な翅になってしまうらしくおそらく見たことのある人は少ないでしよう。
「ならば飼育するに限る」と常々思っていましたがこれまでなぜか機会が無く、今回やっと念願がかなったところです。
10月17日に採取したオオスカシバの幼虫2頭、かなりの大型でしたので終齢幼虫であろうと見当はつけてはいましたが、なんと3日後である今日繭をつくり前蛹状態になりました。これほど早く状態が進むとは思っていませんでしたので最初プラスチックの飼育箱は幼虫が歩きにくかろうと単に近くの公園の緑色の雑草(チガヤ)を入れておいたところ、緑色であった幼虫が茶褐色になっています。「あっこれは病気にやられたか」と心配しましたが元気よく活発に動き回っていますので様子を見ることにしました。ところがまったく餌(クチナシ)を食べません。これはひょっとすると蛹になるのではないかと思い急いで巣の材料である落ち葉を入れました。落ち葉を入れる際には他の小さな虫、また卵、菌糸などが入りこまないよう細心の注意が必要です。できれば蒸気で殺虫、殺菌するのが最良ですが今回は急ぎましたのでそこまではしませんでした。
繭は茶色の糸で荒くスカスカです。ほんの空間を確保する程度に落ち葉を糸でツヅリ合せています。繭をつくる時には幼虫は褐色でしたが繭の中に落ち着いて静かになってからは不思議なことにまたもとの緑色に戻っています。これから2-3日で蛹になるものと思われますが、今冬は蛹として越冬し来春に成虫になるものと思われます。
不思議なことに幼虫の色が元に戻っています。
その一瞬を狙って写真を撮る。こうした経験をされた方は非常に多いのではないでしょうか。
名の通りこの蛾の翅は透き通っています。しかし羽化したばかりのものにはちゃんと鱗粉がついているそうですが、私はまだ見たことがありません。
羽ばたくと鱗粉がすぐに脱落し透明な翅になってしまうらしくおそらく見たことのある人は少ないでしよう。
「ならば飼育するに限る」と常々思っていましたがこれまでなぜか機会が無く、今回やっと念願がかなったところです。
10月17日に採取したオオスカシバの幼虫2頭、かなりの大型でしたので終齢幼虫であろうと見当はつけてはいましたが、なんと3日後である今日繭をつくり前蛹状態になりました。これほど早く状態が進むとは思っていませんでしたので最初プラスチックの飼育箱は幼虫が歩きにくかろうと単に近くの公園の緑色の雑草(チガヤ)を入れておいたところ、緑色であった幼虫が茶褐色になっています。「あっこれは病気にやられたか」と心配しましたが元気よく活発に動き回っていますので様子を見ることにしました。ところがまったく餌(クチナシ)を食べません。これはひょっとすると蛹になるのではないかと思い急いで巣の材料である落ち葉を入れました。落ち葉を入れる際には他の小さな虫、また卵、菌糸などが入りこまないよう細心の注意が必要です。できれば蒸気で殺虫、殺菌するのが最良ですが今回は急ぎましたのでそこまではしませんでした。
繭は茶色の糸で荒くスカスカです。ほんの空間を確保する程度に落ち葉を糸でツヅリ合せています。繭をつくる時には幼虫は褐色でしたが繭の中に落ち着いて静かになってからは不思議なことにまたもとの緑色に戻っています。これから2-3日で蛹になるものと思われますが、今冬は蛹として越冬し来春に成虫になるものと思われます。
不思議なことに幼虫の色が元に戻っています。