静かな雨と読書

2014年10月22日 | 日記
10月も下旬のこの時期の雨は  冷たいですね。

朝から音もなく静かな雨が降っています。

辺りは 霧に包まれてちょっと  幻想的でもあります。



色付いてきたカラマツも霧の中。





こんな落ち着いた雨の日は  本を読むのがいいかもしれません。

静かな雨のように  心に染み入りそうです^^


ということで 今日は今読んでいる本を少しご紹介しようかな・・・

最近は ネットの中の記事を読むことが多く 本を読むことはぐっと減って

しまいましたが  何となく手元に本がないと落ち着かないタイプです。

2~3冊並行して読むので  その日の気分で読みます。


今日 手に取ったのは・・・ 

禅が教えてくれる 美しい時間をつくる 「所作」 の智慧 という本です。

著者を少しご紹介すると 曹洞宗徳雄山建功寺住職 庭園デザイナー

升野俊明(ますのしゅんみょう) という禅僧の方です。

読んでいると引き込まれてしまうんですが  怖いことも書いてありますーー;

「所作は その人のすべてを物語る」

その人の思いも 精神状態も 感情も 本意も 日々の生活の様子もさらには

その人の過ごしてきた人生や これまでの出会いや経験をも あらわしてしまうのが

「所作」 なのです。 大げさにいっているのではありません。

あなたが積み重ねてきたものすべてが「所作」となって滲み出てしまうことに

どれだけの人が気づいているのでしょうか。

そ・そう~なんですよね~  

だから美しい所作の基本を知り 日々 「所作を整える」 ことが大事なようです。

「所作」 には厳密なルールはなく たったひとつの基準は 「美しいか否か」

だけだそうです。

では 美しいとは何か 美しいということは  「誰にとってもここちよいこと」

自分も心地よく 周りの人も心地良い これが「美しさ」 であるようです。

美しいものほど 長い歴史をかけて築かれてきたもの。

美しい所作は あなたの智慧になります。

所作とは 感謝を知り 伝えるものである・・・

それから 便利ではなく丁寧に生きる。 当たり前のことを当たり前に丁寧に行うこと。


などなど  日々のヒントが散りばめられていました。

毎日 お茶を丁寧に入れる。 とありましたがこれは出来そうですし 

時にやっていますが  心に余裕を持って毎日出来ればいいですね!

お茶を頂く時って自分と向き合う時でもありますから・・・  

そして いい茶碗を使う。 ともありましたが・・・   これはそう思います。



今日という日は二度とないですから 穏やかに丁寧に感謝の気持ちと共に

生きられたらいいですね。


昨日の午後見せてくれた雲。

薄明光線でしょうか!  「天使の梯子」 「天使の階段」 などとも言われているようです。

光芒の向こうは 八ヶ岳方面です。

なんとも 神秘的な光景でした。  またいつものように上手く撮れてはいないんですが

雰囲気だけでも・・・  





天と地を結ぶような雲から漏れてくる光は  荘厳そのものです。



美しい雲のショーに見とれてしまいました。

この下の黒い雲が 上の写真の黒い雲と繋がっていて 二段に出ている感じです。

ふちに出ている彩雲も実際は輝いていてきれいでした~ 





最近は空や自然が とみに美しくなってきていますね!









お立ち寄り下さってありがとうございます。