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マンドリンクラブ定演 2年ぶりに有観客開催 

2021-12-18 23:30:48 | ニュース
 神戸大マンドリンクラブが12月18日に神戸芸術センターで第66回定期演奏会を2年ぶりに有観客で開催した。〈島袋舜也〉



(写真:2年ぶりに有観客で開催された神戸大マンドリンクラブの定期演奏会)

 神戸大マンドリンクラブが、12月18日に神戸芸術センターの芸術劇場で第66回定期演奏会を有観客で開催した。来場者には事前登録が求められるなど、新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で行われた。
 定期演奏会の有観客開催は2年ぶりとなる。昨年の定期演奏会は、神戸大学百年記念館六甲ホールで定期演奏会の様子を収録し、後日、YouTube配信を行うというオンライン形式での開催だった。

 神戸大マンドリンクラブコンミスの秋定瑞穂さん(営・3)は「10分遅れで始まった本番は、驚くくらいにあっという間の時間でした。1か月前のリハではソロが上手くいくか、聴き手に満足していただける演奏ができるのかといった不安が残ったものの、本番直前の練習ではその思いが自信や安心感に変わっていました。」と本番までに練習を積み重ねたと語り、また「本番では大きなミスもなく、有観客開催ならではの程よい緊張感の中で楽しく演奏することができました。今回が初めての演奏会となった部員も、半年間の練習の成果を出せていたように思います。」と、有観客ならではの緊張感や達成感があったと語った。

 そして「今年は拍手やお褒めの言葉を頂けたことから、来てくださった方と同じ時間を共有できたことを実感できました。同時に、その状況が当たり前ではなかった昨年度の経験があるからこそ、私たちの演奏を楽しんでくださる方がいることにありがたさを感じました。練習の制限がある中で無事に本番を終えることができ、達成感でいっぱいですし精神面でも強くなれました。ありがとうございました。」と、有観客で開催できたことに対して感謝の気持ちを表した。


約2年ぶりに対面で開催、「神大オケ」演奏会

2021-12-18 23:05:54 | ニュース
 12月18日、神戸大交響楽団(神大オケ)の団員たちの「本拠地」となっているKOBELCO大ホール(西宮市)で、神戸大交響楽団第71回定期演奏会が開催された。今回はプロの指揮者である小田野宏之さんも団員と一緒に公演した。演奏会は感染対策を徹底した上で行われた。〈宋允原〉


(写真:ゲネプロ時の様子)

 神大オケの定期演奏会は、比較的安い入場料で毎年完成度の高い演奏を聴けるということで名を上げている。今回の演奏会を率いた指揮者はプロの指揮者である小田野宏之さんと、学生指揮者である中村有希さん(国人・4)の二人だった。藤沢市民交響楽団の常任指揮者である小田野さんは、近年神大オケの客演指揮者を務めている。

 神大オケは、日本の数あるアマチュアオーケストラ・大学オーケストラの中でも100年を超える歴史を持つ指折りのオーケストラであり130人以上の団員で構成されている。第71回定期演奏会では、P.チャイコフスキーの交響曲第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」をメインに、幻想序曲「ロメオとジュリエット」、J.スヴェンセンの祝典ポロネーズ Op.12を演奏した。今回の演奏会を見に来た西宮市民は、「コロナによるストレスが解消された気分」とし、「(今回の演奏会は)コロナが収束して元の生活に戻ることを願う希望になったと思う」と話した。

 神大オケ団長の和田昂己さん(理・4)は、今回の演奏会を「約2年ぶりのお客様に向けて演奏を行う機会だったので、かなりの緊張とプレッシャーがあった」としながらも、「いざ舞台に立ち、客席を見渡すと、お客様に自分達の表現したい音楽、そして思いを伝えたいという気持ちになり、本番終了後は楽しい気分になった」と振り返った。
 また、「我慢の連続なこの世の中で、(音楽は)自由に自分を表現でき、幸せな時間を過ごすことができるようにするもの」とし、「(演奏をすると)自分の内に秘めた苦しみが少しずつ消えていき、喜びを増やすことができる」と音楽に対する思いを語った。



グリークラブが定演 部員数減で今年が最後になる可能性も

2021-12-18 23:04:05 | ニュース
 神戸大グリークラブが12月18日に灘区民ホールで、第73回定期演奏会を開催した。100年以上の歴史をもつグリークラブだが、コロナ禍で新入部員獲得に苦しみ、今回が最後の定期演奏会になる可能性がある。<佐藤ちひろ>


(写真:12月18日に灘区民ホールにて開催された第73回定期演奏会)
 
 神戸大グリークラブが、12月18日に灘区民ホールで第73回定期演奏会を開催した。今年は現部員5人のみでの演奏会となったが、OBを中心に50人以上の観客が訪れ、美しいハーモニーを楽しんだ。


(写真:日本の名歌を披露する神戸大グリークラブの部員たち)
 
 演奏会は、1st stageと2nd stageの2つのステージで構成されていた。1st stageでは、「花」、「赤とんぼ」といった日本の名歌を披露し、部員たちが重厚感のある歌声をホール中に響かせた。2nd stageでは、「When The Saints Go Marchin’ In」 や「Michel」を披露し、体を揺らしながら、明るいハーモニーを奏でた。


(写真:リズムにのって合唱する部員たち。「Michel」では観客による手拍子も起こった)
 

 演奏会は大きな拍手に包まれ終演したが、グリークラブの定期演奏会は今年が最後になる可能性がある。
 
 グリークラブは、1906年に創部して以来、100年以上の歴史を持つ男声合唱団。しかし、昨年の新型コロナウイルス感染拡大以降、新入部員を獲得できない状況が続き、存続の危機に瀕している。現在、所属している部員は5人で、全員が3年生以上。来年度(2022年度)は部員全員が4年生以上になるため、就活等の影響もあり、定期演奏会を開催することが難しい。
  
 部長の松波知弥さん(農研・1)は、「最後の演奏会になるかもしれないという気持ちで練習してきた。来年開催するのは厳しいかもしれないが、悔いのない演奏会にすることができたと思う」と演奏会を終えての気持ちを語った。
 また、副部長の清水蒼太さん(法・3)は、「最後はうるっときた。来年活動することができるかわからないが、新入部員が来てくれるのなら来年もやりたい」と合唱への思いを語った。
 
 演奏会に訪れたOBは、「感動した。優しいハーモニーでよかった。昔を思い出した」と口にし、「約40年前は部員が80人ほどだった」と話す。しかし、現在、部員数は5人に減り、存続が危ぶまれている。
 部長の松波さんと副部長の清水さんは、「仲の良い部活で、経験者も5人中2人と少ないため、少しでも興味をもったら、Twitterなどから気軽に連絡してもらえると嬉しい」と話し、呼びかけた。


(写真:演奏会前の集合写真)

▽グリークラブへの連絡は以下から。
●グリークラブTwitter=https://twitter.com/Ku_glee?s=20 @Ku_glee
●新歓Twitter=https://twitter.com/kobeglee2021?s=20 @kobeglee2021
●グリークラブ公式ホームページ =https://kobeunivglee.jimdofree.com

写真部「12月展」対面で開催中 12月18日から20日まで兵庫県民会館で

2021-12-18 09:43:00 | ニュース(告知)
 神戸大写真部は、写真展を12月18日(土)から12月20日(月)までの3日間、兵庫県民会館小展示室(神戸市中央区)で開催する。入場料は無料。<宋允原>


(画像:「12月展」開催を伝えるポストカード)

 85年の歴史を誇る神戸大写真部が「12月展」写真展を開催する。写真展は18日から20日まで兵庫県民会館2階の小展示室で開かれる。今回の写真展には1年生の作品も展示される予定。

 神戸大写真部の関係者は「1年生にとっては初めての、3年生にとっては引退前最後の対面での写真展となる」とし、「多くの人々が来ることを期待している」と話した。

 入館時にはマスク着用、検温、指の消毒など感染対策に協力を求めている。

《神戸大学写真部「12月展」》
●主催=神戸大学写真部
●開催期間=2021年12月18日(土)~12月20日(月)。
●開館時間=10時~17時(※初日は14時開場)。
●場所=兵庫県民会館 2階小展示室(神戸市中央区下山手通4丁目16−3、 電話 078-321-2131)。
[地図]https://goo.gl/maps/4kyt6KdqNhvkefgm9
●アクセス=神戸市営地下鉄山手線「県庁前」駅下車すぐ。
JR神戸線「元町駅」または阪神本線「元町」駅西改札口から徒歩約7分
●サイト=https://kobe.camera 。
●ツイッター=https://twitter.com/kobe_photo 。
●メール=kupc1934[at]gmail.com
※送信する場合は[at]を@に置き換えてください。

(画像下:「12月展」開催を伝えるポストカード)