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武庫女大に惜敗 16年ぶりに東西王座逃す

2021-11-21 15:23:32 | ニュース
 神戸大タッチフットボール部Rooksは11月21日、関西女子学生タッチフットボール秋季リーグで武庫女大と戦い、6-13で敗れた。武庫女戦に敗れたことにより、今季リーグ3位に終わり16年ぶりに東西王座決定戦への出場を逃した。東西王座決定戦への出場できないため、4年生はこの試合が最後の試合となった。<塚本光・昌子奈未>


(写真:涙ながらにインタビューを受ける選手たち 1枚目右から、森島、和田、下倉、高崎 2枚目比企野)

 試合開始早々、ピンチを迎えた神戸大は粘り強いディフェンスで無失点に抑える。神戸大も#19和田のランでチャンスをつくるが、パスをインターセプトされ、第1Qは両チームともに無得点に終わった。

 第2Q、神戸大が武庫女大のパスをインターセプトし攻撃に移るも、ファーストダウンを更新できず攻守交代する。その後第2Qを残り2分としたところで、武庫女にタッチダウンを決められ先制を許した。


(写真:ハーフタイムに円陣を組み気合を入れるRooks)


 第3Q開始早々、神戸大はランからチャンスを作るが、反則を取られる。第3Qは両チームともに得点を許さなかった。

 武庫女大にリードを許したまま迎えた第4Q、武庫女大にタッチダウンとトライフォーポイントをゆるし、0-13と、更にリードを許す展開となった。しかし、その後神戸大も#19和田のパスを#26下倉がキャッチし、タッチダウンを決め、7点差に詰め寄る。粘りを見せた神戸大だが、その後得点できず、6-13で武庫女に敗れた。

 この試合で武庫女に敗れたことにより、神戸大は今季をリーグ3位で終え、16年ぶりに東西王座決定戦への出場を逃した。


(写真:タッチダウンを決めた下倉)

 また、今回の試合は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、今シーズン来場できていなかった応援団も来場し、エールを送った。

(写真:試合終了後両校にエールを送る応援団)

 試合終了後閉会式が行われ、順位や優秀選手の発表などが行われた。神戸大からは4人が優秀選手に選ばれた。


(写真:秋季リーグの閉会式 左から武庫女大、京府大、神戸大、関学大)

 キャプテンと優秀選手に選ばれた4人が涙ながらに想いを語った。


(写真:インタビューを受ける選手たち 1枚目右から、森島、和田、下倉、高崎 2枚目比企野)

 攻守に奮闘した#9森島のコメント

 「初戦は思うようにプレーができなかったが、練習していく中で、最後の最後まで戦えてよかった。あそこを取りきていれば、とか心残りなところがあるけど、気持ちの面では、負けてなかった。今年度は下級生も熱い気持ちを持ってやってくれた。私は今年度からスタメンだったが、ついてきてくれてよかった。このチームために、と思って動いている人がたくさんいた。言葉で表現するのは難しいけど、このチームで勝ってやろうという気持ちでやっていた。」

 ランから幾度となくチャンスを作った前主将#19和田のコメント

 「自分としては、ポジションの変更もある中で、楽しめたかなと思う。心強いみんながいたからこそ楽しめたかなという気持ちが大きいかな。(チームメイトの存在は)言葉では表せない。未熟な私を支えてくれて、みんなが同期みたいな家族のようなチームで戦えてよかった。」

 2試合連続のタッチダウンをダイビングキャッチで決めた#26下倉のコメント

 「自分の強みだと思うプレーが京府大戦では、出せなかった。最終戦でも、オフェンスもディフェンスも、練習で足りていないところがあったことを痛感した。(4年間を振り返って)1.2年生の時はチームの一員として、雰囲気を良くすることを頑張った。そして、3年生になって、大人数のチームを運営することの大変さを痛感さや達成感を味わった。最後、4年になって、戦術とかを中心になって、勝ちへのこだわりが強くなったなと思う。」

 高さを生かしたプレーで攻守には貢献した#99高崎のコメント

 「元々パスキャッチに自信があったけど、京府大戦では、そこを潰されたというか自分が取りきれなくて、力不足を痛感した。それで、ブロックを磨くようになって、ここ2試合では、その強みを見せれたのは収穫になった。(先輩たちは、)未熟なことがあったときに、叱ってくれたり、喝を入れてくれた。でも、時には同期のように絡んだりとかがあって大好き。」

 キャプテンとして1年間チームを引っ張った#36比企野のコメント

 「春の試合で京都で負けてから、すべきことを考えて、秋では絶対にやり返すと思って練習してきたけど、負けてしまった。まだまだ爪が甘かったなと思うところがあった。ただ、その反省を生かして残り2試合に向けて成長できた。でも、結果として勝つことができなかったことには、変わらないので、悔しい。(先輩たちは)高崎の言ったように、仲良くしてくださる時は、年齢感じさせないような近い存在でいてくれたり、時にはチームのために心を鬼にしてくれて、本気で接してくれてるのが伝わっていた。プレーヤーは、プレーで引っ張ってくれて、怪我した人やスタッフも最後まで尽くしてくれた。この人たちと東西王座決定戦にいきたかった。この人たちとさくらボウルに行って日本一になって笑って終わりたかった。うまくまとめきれない部分があったけど、支えてくれてついてきてくれて本当にありがたかった。プレーでもっと引っ張っていければよかった。

 最後キャプテンは来年に向けて、「この悔しさを結果として返さないと晴らせないし、4年生へのせめてもの恩返しとして結果を残さないといけない。今年の課題を引き継がないようにして、頑張ります。」と意気込みを語った。

 4年の森島、和田、下倉はこの試合で引退となった。

【関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ】

 1位 武庫女大 3勝0敗
 2位 京府大  2勝1敗
 3位 神戸大  1勝2敗
 4位 関学大  0勝3敗


関西学生対校駅伝 神戸大は12位

2021-11-20 23:59:00 | ニュース
 11月20日、関西学生対校駅伝競走大会「丹後大学駅伝」(主催=関西学生陸上競技連盟)が、京都府内の8区間84・1キロで行われた。22校中、神戸大は12位だった。優勝は前年に続き立命。


(画像:関西学生陸上競技連盟「丹後大学駅伝」サイトのスクリーンショット)

 第83回関西学生対校駅伝競走大会「丹後大学駅伝」が、11月20日、京丹後市の久美浜浜公園(同市久美浜町)をスタート、与謝野町内を経て宮津市役所前をゴールとする8区間84・1キロで行われた。
 22校が参加し、午前7時45分、号砲とともに第1区走者が一斉にスタートを切った。
 優勝は前年に続き立命でタイムは4時間16分20秒。2位は4時間17分36秒で京産大、3位は4時間18分51秒の関学だった。 国立大では、京大が6位、阪大が8位。神戸大は4時間31分58秒で12位だった。
 10位までが、来年のシード権を得られる。

 去年は、京丹後はごろも陸上競技場のリニューアル記念大会として、久美浜浜公園-同競技場の7区間71・6キロのコースに15校が参加して実施。今回は2年ぶりに元のコースで開催された。

 小天橋を渡り、丹後半島を横切り、最後の8区で天橋立を駆け抜けて宮津市役所にゴールする風光明媚な絵になるコース。
 今回もインターネットで生配信が行われたが、地元では地上波のテレビ放送を熱望している。去年に続いて、京丹後市が中心になってふるさと納税で寄付を募集し、10月4日~11月22日の49日間で300万円が目標額だったが、募金総額は105万円だった。
 
●第83回関西学生対校駅伝競走大会「丹後大学駅伝」
 優 勝 立 命 4時間16分20秒
 2 位 京産大 4時間17分36秒
 3 位 関 学 4時間18分51秒
 4 位 関 大 4時間20分04秒
 5 位 大経大 4時間22分14秒
 6 位 京 大 4時間23分15秒
 7 位 びわ大 4時間23分58秒
 8 位 阪 大 4時間29分49秒
 9 位 近 大 4時間30分37秒
 10位 岡山大 4時間31分11秒
 11位 佛教大 4時間31分30秒
 12位 神戸大 4時間31分58秒
 13位 龍谷大 4時間33分22秒
 14位 大体大 4時間35分45秒
 15位 神院大 4時間35分58秒
 16位 大院大 4時間38分41秒
 17位 甲南大 4時間39分02秒
 18位 大市大 4時間39分13秒
 19位 放送大 4時間42分51秒
 20位 兵県大 4時間45分42秒
 21位 大府大 4時間54分52秒
 22位 和歌大 5時間00分08秒
<京丹後市スタート、宮津市役所前ゴール 8区間84・1キロ>

▼関西学生陸上競技連盟「丹後大学駅伝」サイト= https://inficaak.wixsite.com/tango



マンドリンクラブ2年ぶりに有観客で定演 12月18日(土)神戸芸術センターで

2021-11-18 10:12:12 | ニュース
 神戸大学マンドリンクラブが12月18日(土)に神戸芸術センターで第66回定期演奏会を開催する。入場には事前登録が必要となる。<佐藤ちひろ>


(画像:神戸大学マンドリンクラブ第66回定期演奏会のポスター)

 神戸大学マンドリンクラブが12月18日(土)に神戸芸術センター芸術劇場で第66回定期演奏会を開催する。新型コロナウイルスの影響で有観客での開催は2年ぶりとなり、入場には事前登録フォームでの事前登録が必要となる。入場料は無料。
 
 神戸大学マンドリンクラブコンミスの秋定瑞穂さん(営・3)は「私たちマンドリンクラブにとって、有観客での演奏会は2年ぶりとなります。今回のプログラムは全てマンドリンオーケストラの曲で構成されており、華やかさや切なさ、迫力や美しさなど様々な色を感じていただけるかと思います。このような状況ですが、来てくださるみなさんに少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。」と演奏会への思いを語った。
 
《神戸大学マンドリンクラブ 第66回定期演奏会》
●日時=12月18日(土)開場:16:30 開演17:00。
●場所=神戸芸術センター芸術劇場(神戸市中央区熊内橋通7丁目1−13、078-241-7477)。[地図]
●アクセス=JR新神戸駅から徒歩5分。神戸市営バス2・90・92系統「布引」停留所降りてすぐ。
●入場料=無料。
●主催=神戸大学マンドリンクラブ
●問い合わせ=神戸大学マンドリンクラブHP:https://kobeuni-mandolin.jimdofree.com Twitter:@KobeUnimandolin




神戸大学交響楽団 12月18日(土)に定演開催

2021-11-17 10:12:12 | ニュース
 神戸大学交響楽団が、12月18日(土)18時から、兵庫県立芸術文化センターで第71回定期演奏会を開催する。チャイコフスキーの「交響曲第6番『悲愴』」をはじめ、3曲を披露する。<笠本菜々美>
 

(画像:神戸大学交響楽団 第71回定期演奏会のチラシ)
 
 神戸大学交響楽団の第71回定期演奏会が、兵庫県立芸術文化センターのKOBELCO大ホールで行われる。12月18日(土)17時開場、18時開演予定。ネット配信も行われる。
 
●神戸大学交響楽団公式サイト=http://www.kobeusym.info/
 
 曲目は、P.チャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調Op.74『悲愴』」、同「幻想序曲『ロメオとジュリエット』」、J.スヴェンゼン「祝典ポロネーズOp.12」の3曲。客演指揮を小田野宏之さん、学生指揮を中村有希さんが務める。
 
 団長の和田昂己さん(理・4)は、「現在団員一同、数少ない練習時間の中、試行錯誤を繰り返しながら毎日ひたむきに練習に取り組んでいます。(定期演奏会で披露する)3曲はこのコロナ禍でもがき続けてきた私達にとってぴったりの曲だと個人的には思っています。仲間と共に過ごす時間、音楽を楽しむ時間がとても幸せな時間だと噛み締めながら、1日1日を大切に、練習に励んでおります。過去最高の演奏会となるようこれからも精進いたしますので、ぜひお越しください!皆様とお会いできることを心待ちにしております!」と意気込みを語っている。
 
 以下、各楽曲について、団長からの紹介メッセージ。

 P.チャイコフスキー「交響曲第6番 ロ短調Op.74『悲愴』」について

 「私達の持つ『喜怒哀楽』すべての感情を自由に表現し、この曲を演奏していく所存です。胸の中で熱く、どこか切なく燃えている音楽への思い、オーケストラへの思いをこの曲で皆様にお届けし、これから新たな一歩を踏み出す神大オケの門出になればなと思っています。」
 
 P.チャイコフスキー「幻想序曲『ロメオとジュリエット』」について

 「社会の障壁に阻まれながらも真実の愛を成就させるために抗い続ける、悲劇的なようで喜劇的なこの作品を、コロナ禍で音楽をもう一度楽しむためにもがき続けた経験を生かし、表現していきます。」
 
 J.スヴェンゼン「祝典ポロネーズOp.12」について

 「決してコロナ禍は収まってはいませんが、久々に音楽ができるその喜びを胸に秘め、演奏させていただきます。」
 
《神戸大学交響楽団 第71回定期演奏会》
●日時=2021年12月18日(土)開場17:00、開演18:00。
●場所=兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール(西宮市高松町2-22)。
●アクセス=阪急神戸線「西宮北口」駅から徒歩2分、JR東海道線「西宮」駅から徒歩15分(バスを利用する場合は、JR東海道線「西宮」駅北口ターミナルから、阪急バスで「西宮北口」駅下車)。[地図]
●入場料=A席:1000円、B席:500円(全席指定)、配信:500円。
障がい者割引:A席500円(要電話予約)。
●チケット情報=
▽チケットぴあ Pコード:204235、電話:0570-02-9999
▽芸術文化センターチケットオフィス(電話):0798-68-0255
 ※受付時間10:00~17:00、月曜休み(月曜日が祝日の場合は翌日休み)。
▽障がい者割引の電話予約:070-5264-1915
●問い合わせ先=
(電話)070-5264-1915
(メール)kobe_univ-orchestra[at]Hotmail.co.jp
※送信する場合は[at]を@に置き換えてください。
(Twitter)@Kobe_Univ_Orche
(Facebook)https://www.facebook.com/kobeunivso
 

ハラスメントで懲戒処分 50代の准教授を停職14日に

2021-11-16 22:49:11 | ニュース
 神戸大は11月16日、大学院研究生と大学院入試合格者の2人に対し能力否定、指導拒否などのハラスメントを行い教育研究の機会を奪ったとして、50代の男性准教授を停職14日間の懲戒処分にしたと発表した。研究科名は発表されていない。<笠本菜々美>


(画像:教員の懲戒処分について発表した神戸大サイトのスクリーンショット)

 神戸大は11月16日、50代の男性准教授を停職14日間の懲戒処分にしたと発表した。大学院研究生と大学院入試合格者の2人に対し能力否定、指導拒否などを行い教育研究の機会を奪ったことが処分の理由で、大学側はハラスメントと認定した。処分は11月15日付。
 
 神戸新聞電子版の11月16日夜の報道や大学サイトによると、2019年10月から11月にかけて、同大大学院博士課程後期課程に進学希望の女性研究生に対し、准教授は「私の所で研究するには能力が足りない」というメールを送信するなど能力否定を繰り返し、指導拒否も伝えたため、女性は受験を断念した。
 また、2019年秋に実施された大学院博士課程前期課程の入試合格者の女性に対しても、女性が大学院の情報収集のため当該教員の指導を受けた卒業生に連絡を取ったことをきっかけに、同様に能力を否定し指導を拒む内容のメールを送信したという。結局、女性は入学手続きをとらなかった。

 2020年1月までに女性2人が大学に相談してハラスメントが発覚した。
奥村弘・ハラスメント防止・対策本部長は大学のサイトで「大学としてハラスメント防止に真剣に取り組んでいる中にこのような事案が発生し、2名の方に対し教育研究の機会を奪う結果となりまことに遺憾。この事案を踏まえ、さらに防止対策に万全を期したい」とコメントした。

▼大学公式サイト「教員の懲戒処分について」(2021年11月16日)=https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/2021_11_16_01.html