みゅうの細腕繁盛記

コブクロ、馬場さん、ナオトが大好き♪これからの人生、更に楽しく生きたいと願います。初めての方のコメント大歓迎です!!

「太陽」 あれが~私の初恋♪

2007年07月08日 | 日記
先日、用事があって車で20分程の実家に帰った。
近所に住んでいる伯母や従姉達と井戸端会議をしていると、出前のおかち持ちを載せたバイクが止まった。
「オゥ!みゅう!(本名で呼び捨て)」
私も思わず「オゥ!久しぶりじゃん!」
彼は小学校からの同級生Y君。今は政治家だ。
議員の仕事が休みの時は、家業の食堂の出前もまだやっている。
そして、このY君こそ私の初恋の人だ。

彼と同じクラスになったのは、小学3年生の時。
彼は可愛い顔をした少年だった。いつも皆を笑わせ、クラスのムードメーカーでクラスのほとんどの女子が彼を好きだった。
一度、クラス中の女子が彼に「誰が好きなん?」と詰め寄ったことがあった。
彼は困惑していたが、皆が攻撃の手を緩めないので、やっと白状した。

そして!!確かに「みゅうちゃん」と言った!!

皆はつまらなさそうに、さっさと解散してしまった。
私は驚きと嬉しさとで舞い上がった。
だが、まだ9才の少女だった私に何ができると言うのだろう。
そして、私達の間は何もなかったかのように過ぎ、彼は、その後、別の女の子と付き合い始めた。
私は、あの日のことは聞き違いだったんだ、と自分に言い聞かせた。
その後も6年生まで、ずーっと彼への想いは消えることはなかったが。
悲しい片思いだった。しかも4年間も。

愛とか恋とかよく分かんなかぁた~け~ど~♪胸を焦がしていた。

その後、中学生になり、互いに別の人に恋をし、私の心の中でY君への恋心はすっかり消え去った。
私達は偶然にも高校も同じだった。しかもクラブも同じ。
彼がいたからそのクラブに入ったのではなく、勧誘していた先輩がかっこ良かったから♪
しかし、結局先輩も私の友達と付き合い始め、何人かで総失恋・・・。涙
その後は私にもバスケット部の彼氏ができ、楽しい高校生渇を送った。

さて、Y君。彼も、高校の同級生と付き合った。そして何と二人はゴールインしている。
しかし、私とY君の関係は卒業しても、互いに大学生になっても社会人になっても
幼馴染として続いている。
私達は仲間として、本当によく遊んだ。常につるんでいた。
彼は高校生の時「いつかビッグになる!そしたらみゅうは僕のビルの掃除婦に雇ってやるよ」と冗談を飛ばしていた。

「あの話、覚えてる?掃除婦で雇ってやるって言ったこと?」
私は先日再会した時に聞いた。彼は覚えていた。
「お前が離婚して帰ってきたら、オレの事務所で日給3万円で雇ってやるよ」と相変わらず大口を叩いた。私達は笑い転げた。
でも、あの小学生の時、彼が私を好きだと言ったこと・・・これにだけは触れることができない。こっ恥ずかしいし、気持ち悪い!笑

彼は、どこから見てもおっさんになっていた。
だが、顔つきが引き締まっている。政治家として必死で頑張っている顔だ。
そして、奥さんも彼を一所懸命に支えている。立派な人だ。
私は彼を応援し続ける。それだけの責任力と実行力のある男だから。

私達は、もうお互いにときめきなど欠片もない。
腹を割って話せる親友になってしまった。

小渕君の「太陽」のように彼が転校しちゃった♪なら、今でもほろ苦く甘い思い出になったかもしれないのに・・・。
そして、これが私の初恋!!