古布リメイクアート「美映子の部屋」

古布をリメイクして現代の暮らしの中に癒しを取り入れて~

蕎麦切り「才屋」さん

2017-12-29 10:20:18 | 染あれこれ

 

http://www.amigo2.ne.jp/~saiya/

 

伊勢神宮内宮前にある蕎麦切り「才屋」さん、一度食べたら店主の拘りが分かります。

先代は江戸時代は宿屋を、明治から昭和にかけては豆腐屋を営んでいた「才屋」さん

築150年の建物をリビルドした、趣のある店舗はお伊勢さん参りの食事処にはピッタリです。

 

5~6年前に、しな布で暖簾を作らせてもらったのが、お客様がくぐるところだけ擦り切れてしまったとのこと

、これも商売繁盛の証です。そこで暖簾のリメイクです~これが以前の暖簾。

 

 

先日染めたべんがら染を使って、このアップリケは残したいので組み替えました~

 

 

家紋の刺繍(もとは茶色)は色やけしてますが、べんがら型染はそのままです~凄いな。

糸もべんがら染しました~このコンビネーションなんか色気あるな~

大安の日に掛けてくれるそうです!

そうそう、蕎麦は勿論、店内にはクラッシクカーも鎮座していてマニアには有名なんよ~

是非、実物をご覧になって、美味しいお蕎麦を味わってみてくださいね。。

 


べんがら染の妙

2017-12-23 11:10:41 | 染あれこれ

岡山の吹屋でべんがら染料を買ってたのが、やっと染めることができて感激です~

説明書は付いてますが、素材、分量、で変わるので、

何度も自己流で試行錯誤~納得いくまで・・・

 

先ず染める布の糊を落とします(今回は、生成りのしな布と、広幅の神宮麻を染めた)

 

一晩同量の水に浸けた大豆で呉汁を作る。ミキサーにかけてふきんで濾します

 

その呉汁にべんがら染料を入れ、ミキサーで撹拌します

 

呉汁の効果は凄い!ムラなく染料が染み込んでいきます

素材で微妙に色が違いますね~この画像も実際の色とは異なりますが~

絞りではなくて、木洩れ日がはいってる。

 

殺人現場のようですキッチン、洗面所、庭に至るまで血だらけです

 

ミョウバンで色止めして・・・Before~after

実際はもっと深い色ですが、暫くはハマりそうですな。

あと、黒と黄色の染料があるので、絞りや板染めも挑戦してみます~

 

染めた布は、暖簾になります。

べんがら染は日焼け色褪せしないので、暖簾には最適ですね~

 

 

夜はゆっくりゆず湯に浸かって、人間ゆず染??