この暑い時に・・・
秋の作品展に向けてコートやジャケットを、黙々と~作ってました~
膝の上に乗せてチクチクと手縫いしてると、、それはもう暖かこうございました
今日はコートを2点~古い刺子布の大変贅沢なお品です
雪んこ刺子着物をたっぷり使って、羽織風に・・・
もう1枚は、これも繊細な秋田刺子の半纏からフードつきコートです~
見返し部分は珍しいサーモンピンクの奉納旗
りのりのさんに譲っていただいたお気に入りの布(色がチョット優しすぎたのと、しみがあったので薄く柿渋染めしました)
ボタンは木工作家の匠さんhttp://takumi888.exblog.jp/のオリジナルで重厚感ある逸品です
端布ができたので、大好きなボロチックバッグで遊んでみました
バッグも裏地とボタンはお揃いやで~~
本来は布を補強するために、保温性を高めるために施された刺子
それはそれは気の遠くなるような手作業で、繕いもアートになってる野良着
布が無かった時代に木綿や布団側やおしめを、繋いで刺してまた繋いで擦り切れて繊維に戻った「襤褸」
それが美しくて愛おしくて何枚も集めたけど、衣類にするのはちょっと抵抗があった~
あくまでもコレクションに過ぎない
しかしこの刺子の美しさは伝えたい~
刺子半纏、刺子着物、刺子もんぺ、刺子前掛けを大量に解いて洗って~これがまた重労働しっかり縫ってある
清水の舞台から目をつぶって飛び降りた・・・雪ん子の刺子着物
ほとんど手縫いで縫ってるので、華奢な腕が腱鞘炎であります~
あの太い木綿針が何本も曲がるほど・・・
しかしまだまだ刺子との格闘は続きます。
またまたいい出会いをいただきました~
50~60年代の手動式(手回し)ミシンを、大事に使ってくれる人にお譲りしたいとのHさんからの連絡あり!
「わ~い!大切にしますとも・・・」
早速ケーキカフェ1010番地で、Hさん立会いのもと授与式をしました
持ち主のSさんは、Hさんと彫金教室がご一緒のとても品のあるご婦人でした。
イギリスにいた時に購入されたそうで、少しメンテナンスをしなければならないけど~
手回しのミシンて始めて見ましたわ~
しかし、片手で回して片手で縫うのは至難の技だぞ~
試し縫いの結果はお楽しみです・・・
またしても、9月21日発売の「古布に魅せられた暮らし」に
古布リメイク友達りのりのさんhttp://blog.livedoor.jp/rinorino348/のバッグ特集が掲載されます!
今回は編集社からの依頼で、私が彼女を推薦させていただいたこともあって人事じゃなくて
昨日の取材に豊明まで応援に駆けつけました。
2度目の私は要領が分かってたので落ち着いてたけど、彼女の緊張、不安、動揺はMAXでした。
取材で苦労したのは・・・彼女の自宅は近代的な洋風住宅で古布の作品を撮る背景やコーナーがありません~
そこはプロカメラマンいろいろ工夫してくれていい写真が撮れてると思います
何事が起こってるのか分からないテン君とトコさん お利口さんやったな~
やっと取材が終わってやれやれ~~
体力使い果たしたかとおもいきや・・・
吹上骨董市に繰り出し~大塚屋にハシゴ~そして美味しいデイナーをいただいて、
充実した一日でありました。
9月の21日発売です!ぜひ見て下さい