デレク・クォック(郭子健)監督作
10月19日(日)にシネマート六本木にて観賞しました。
ご一緒したのはみんきぃさんと遵命さん。お会いするのは久しぶりでした。
ポスターに写ってるのは向って左から
フー・ジュン(胡軍)、ニコラス・ツェー(謝霆鋒)、ショーン・ユー(余文樂)、サイモン・ヤム(任達華)
ポスターの下に飾ってるのはニコラスとショーンの消防士姿のフィギュアです。
ほかにもパトリック・タム(譚耀文)、アンディ・オン(安志杰)など、ときめく中華俳優が出演されてます。ニコラスもショーンもすごく素敵ですが、私たちは主にパトリック・タムと胡軍の演技を見るのを楽しみにしてました♪
映画はポスターではニコラスとショーンが主人公となってますが、ポスターに載っている4人にそれぞれにドラマがあり見せ場もあり群像劇のようでもありました。
火災現場の映像はさすがにすさまじく迫力がありました。また、映画でも言ってましたが、炎以上に怖いのが有毒の煙で、迫ってくる煙が不気味で不思議な生命感がありました。
見る前は火災の様子が迫力ありすぎて辛くなってしまわないかと少し心配しましたが、消防士と救助される人の心理や葛藤に気持ちが入り大丈夫。
鑑賞したあと、みんきぃさんや遵命さんも言ってましたが、この映画は火災パニックドラマではなく人間ドラマでした。
消防士であることに誇りをもって従事する者、出世栄達を気にする者、過去の悲しみを克服する者、それぞれが極限状態の中で自分の使命に目覚めていく。
ニコラス、ショーン、胡軍
そしてサイモン・ヤム
四人とも消防士のプロとしての誇りを見せてました。
胡軍扮する海洋(ホイ・ヨン)は中国で消防士をしていたがやめて香港に移り住み、12年ぶりに消防士として一から始めた人物。この体格の良さと迫力で新人なのに妙に貫禄があったので他の新人さんに上官と間違われてました(笑)。こういう軍隊調の立居振舞がとてもぴったりします。
電力会社の万所長役のパトリック・タム。右側にいる会社の偉い人は中国本土の人のようです。いろいろ気をまわしていなければならない難しい立場ではありますね。彼はどうにか表面を取り繕うためにある決定を命令しますが、その時の不安げな表情が印象的でした。
火災におびえ自分を失いそうになりながらも変わっていく・・・。
消防車が高速道路を走るシーンでは車の後ろから次々に街燈やビルの照明が消えていき、事の重大さが見えてきます。そのシーンが美しくもありました。
火災現場の中で言う海洋(ホイ・ヨン)の言葉が印象的でした。
たくましくて力持ちですぐに建物の構造を把握して率先して救助する有能な姿、にじみ出る人間味とやさしさ暖かさ。
やっぱりすてきだーって思いました。私にとっては胡軍を堪能する映画でした。
もちろんニコラスとショーンは華を感じ凛々しかったです
三十代に入り、さらに魅力を増している
アンディ・オンのイップ署長もかっこいいですよ。役としては損な感じもしますが。英語が堪能なのね、と思ってたらじつはアンディ・オンことオニマルさんは英語圏で生まれ育った人なんですね。
それぞれの人が広東語と北京語と英語をしゃべり、ちゃんと通じてあっているのも香港ならではの様子でした。
これはDVDも買います♪また見たい!
映画を見た後は、三人でまったりとおしゃべりを楽しみました。
お二人からいただいたお土産(お菓子と冊子とカレンダー)です
みんきぃさんからいただいたレスリーが載っている冊子♡
さりげなく微笑んでます。やっぱり美形だわ(#^^#)
隣のページは中華系スターではないのでこちらのページだけ写しました。
遵命さんからはレスリーカレンダー♡
見るたびに萌えますが9月はさらに萌えます
ちょっと見づらくてすみません(汗)素肌にネクタイでこんなしどけない姿なんて(萌え悶え)
それから、いつも中華スターの楽しいコラージュ作品を製作している遵命さんの作品の本物を見せていただきました。前に実物を見てみたいといったのを覚えていてくださったので。
実物を見ると、すべてハサミを使って切って貼り合わせてるそうですが、切り口がきれいで丁寧な作りが印象的でした。さりげないセンスに見えてアイデアスケッチをしたり資料集めをしたり考え抜いてるのを感じ、スターへの愛情を感じました。そんな風に作者の息遣いを感じることが楽しい♪だから展覧会をみるのが好きなんですが、コラージュ作品もまさにそうでした。
三人で中華演員の話、動物の話(三人とも動物好き)など楽しい話に花が咲きました☆
久しぶりに中華な楽しい一日でした♪
私も久しぶりにお会いできて嬉しかった&楽しかったです。
万所長@タム様は中間管理職の陥りやすい罠にはまった人の虚勢と不安を表現していてよかったです。そんな一時の迷い、判断ミスで災害が引き起こされるのだと。最初から最後まで気を緩めず、消防士さんたちの勇敢さを引き立てる役割に徹し最後の表情にはすごみがありました。
初めて銀幕で見るタム様のアップに私も照れちゃいました(#^.^#)
私もまたの機会を楽しみにしてます!
こちらこそ、声をかけてくださりいろいろ配慮してくださりありがとうございます!
もうすっかりご厚意に甘えてました。
私も追いつめられる映画が苦手になったのですが、「ファイアーレスキュー」は登場人物の思いを徐々に浮き上がらせてだんだんと共感することができて、火事の現場も確かに大迫力でしたがことさらに恐怖心を掻き立てたり目に刺激的なシーンではなく冷静に火災の恐ろしさを表現していて最後まで引き込まれて見ていました。特に煙の表現は恐ろしいけど素晴らしかったです。
うん、ほんとにヒューマンドラマでしたね☆
香港映画ファンじゃなくてもお勧めできる映画だと思いましたし、広東語の響きが心地よかったです。
映画の後のお喋りも楽しかったし、またご一緒に映画を見る機会を楽しみにしてます!
そして、タムさま@所長さまに高評価をいただきましてありがとうございました(笑)
もう一度大きなスクリーンで観たいけど...たぶんこっちには来ないですね...
なので、私も日本版DVDを楽しみに待つことにします
ぜひまた集まって、中華好きな人としか話せないマニアックなお話をしましょうね~
ワタクシ、情けない事に火中閉塞、水中投棄、無酸素空間放流等、パニック映画が
ダメでございやして過去にそれ系の映画鑑賞中に気分が悪くなって中座。を何回も
繰り返した者でございやす。今回もまた中座の憂き目に遭うかと、火災の炎も
消え去るが如く冷や冷やしておりましたが、いざ鑑賞してみたら・・・ヒューマンドラマ
でした。我が心も《ファイヤー・レスキュー》された様で中座せず最後まで鑑賞
することが出来ました。座席は端の方で・・・等々私の我儘をきいて下さったblueashさまと、みんきぃ様に感謝いたします。
ありがとうございました