姪の出産と従姪の出産が重なったせいなのか
出生を考えてしまう
産みの母に捨てられた傷は生涯消えることはない
愛人に子供を産ませないため私を渡した(4人きょうだい)産みの母
愛人は自分のプライドの為に私を育てた
育てた?
抱きしめられた記憶もない
愛情あふれる母の味もない
私の為に食事を作ってくれたことがない
お手伝いさんが世話をしてくれた
成長して聞いた残酷な言葉
「あんたのせいで子供が産めなかった」
恨みながら育てたのだろう
子供ながらにモヤモヤした満たされない気持ちで育った
自分が道具に感じた
子供はものではありません
普通に愛されている周りが羨ましくて
その愛を当たり前と感謝しない人に怒りを覚え
そんな私は自分を愛せない欠陥人間となり
愛されることに必死になり間違える
自分が子供を持ち余計に二人の母親を拒絶した
子供の愛おしさに何故手放せるのか今でも理解できない
虚偽の愛ほど耐えがたいものはない
それならない方が良い
親として一人の人間をこの世に送り出した責任は持つべきと思う
ただ無償の愛を与えるだけでいいのだ
未だに残る傷
心の傷は消えることがないのだろうか?