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プロフェッショナルの思い

2014年12月29日 23時06分07秒 | 私生活
たまたま見ていたBSの番組。
プロ野球80年の歴史で打倒巨人に燃えた男たち、と言うテーマ。

数々の名選手の秘話が続き見入ってしまった中でも驚愕だったのが、江夏投手の話。

年間奪三振の記録がかかる残り試合で、
新記録はライバルである王選手から取りたいと言う執念の秘話。

巨人戦で王選手から三振を取り、まずはタイ記録達成。
後1人で新記録なのだが、王選手の次の打順まで残る8人をどうしたらいいのか、と言う問題。

8人の内から1人でも三振を取ってしまったら、王選手から新記録の執念が実らない。

ここからすごいのが、そこから三振を取らずに8人を抑える際どい投球を本当にやった事。
そして見事に8人を抑えて、いよいよ王選手の打順。

その時点で思ったのは、
結局王選手にホームランでも打たれて、執念が実らず、更には敗戦投手…
その後も王選手とたくさんの名勝負を繰り広げた、と言う判官贔屓が好きな日本人が喜びそうな終わり方、なのだが…。

予想に反して見事に王選手から三振を奪い、新記録達成。

何かにつけて桁外れなエピソードと記録が残る江夏投手らしい秘話に痺れる。

最後に野村監督が話していたのが、
打撃は8割が備えである、って言葉。
細かい根拠は割愛するが、仕事でも思い当たることばかりで、
スポーツもビジネスもプロフェッショナル達の感性は同じなんだなぁ。

時間の都合上、紹介された選手は限られてはいたが、
ふと思ったのは清原選手の事。

選手晩年、FAで巨人に入団しているので「打倒巨人に燃えた男達」の対象からは外れてしまうのだが、
且つては相思相愛だった巨人のドラフト指名から外れてしまい(よりによって、その巨人1位指名が高校同級生の
桑田投手ってのもドラマに拍車をかけているのだが。)
打倒巨人に燃え、巨人との日本シリーズでは最終戦、涙を流しながら日本一を達成、その後も大いに打棒を振るい活躍していく…。

打倒巨人のドラマとしては話題性十分なのだが。
FAの時、最後まで打倒巨人の人格のまま阪神とかに行っていたら、
今以上に伝説的な選手になっていたのでは、と今更ながら思う。

先人達の熱い戦いに触れられて、年末年始休暇が始まったばかりなのに、
早くも仕事のモチベーションが上がった夜なのでありました。










でも、やはり休みはいつまでも続いて欲しい…(笑)
コメント
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