FACE OFF

毎日がスタート

最終日

2021年01月05日 22時27分12秒 | 私生活
怒涛の11連休だった年末年始休暇も本日で終了。
と言っても本日は管理職全員が顔を合わせて決算までの行動方針を各部各課で発表するという会で休日出勤。
こんだけコロナが蔓延している中、オンラインでも出来るじゃん・・・
って思いつつ午前を会社、午後は夕方までスケボーパークで息子と過ごした最終日。

さて、11連休と言っても旅行も中止、外出は軽い買い物と初詣のみ。9日間は息子のスケボーに付き合う、という
ほぼスケボーパークにいたよな、って状態でした。
他の空き時間はだいたい本を読んでるか、ついついウトウトして・・・って感じで、それほどテレビも見ない正月でした。

で、昨日今日で読み終えたのがこちらの本。


休暇中に何冊が爆読した中では一番ハマった本でした。

未開の江戸でそれぞれの分野(治水、上水道、貨幣、土木など)を切り口に大都市の基礎を作り上げる過程を描いた痛快でおもろい内容です。
殆ど耳にした事のない先人さんが各分野で奮闘します。
いろいろな壁に当たりながらも仕事に打ち込む姿には心に響くことも多く、
気づくと今の自分に置き換えて読んでいて、今年1年の力にもなるような気がしました。

で、この本は読みやすかったですね。
江戸時代の各某所がいろいろ出てくるんですが、どこも知った現都内の地名ばかり(または今の地名の由来)なので、
話のイメージがしやすく、想像も膨らみ物語に親近感すら覚えます。
特に働いている方なら歴史が苦手でも比較的すらすらと読めるかと思います。

生まれてこのかた、利根川は「あの地図の流れ通り」と疑いもせず育った無知な小生には目から鱗な事実が知れたこと。
小判に刻印されている「光次」って文字の理由も知れたこと。
家康の武将以外での魅力にも迫れます。

まあ江戸が出来た細部の話とかは現代の生活に役に立つ事はそうそうないでしょうけど、
東京が生まれたきっかけを軽く知っているだけでも
日頃の何気ない電車移動や車移動から見える風景を無駄にすることなく、
少しは楽しくする事ができるな、って思いました。

そして、何かに打ち込む人の姿はやはり魅力的で、
組織や人との面倒なしがらみで、打ち込める環境を失いつつある事に不満を思うのではなく、
自分で打ち込める環境に戻せるよう、もう少しだけ頑張ってみようかな、と思えた連休最終日なのでありました。

明日は元気に出社したいと思います。
コメント
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