大政・小政の気ままな日誌

キャンピングカー(小政号)の出番が減って覚書のブログになっています。ボケ防止の為に毎日継続することを目標にしています。

三木清

2013年02月13日 | 人生観
曇り、北風が冷たく寒い一日


2/13(水曜日)仏滅 中潮 旧暦1/4 

新規取引、養子縁組、建築、遠出に吉

今日も日めくりカレンダーの言葉

「希望に生きる者は常に若い!」三木清 大正・昭和の哲学者

なるほどである・・・・・で三木さんを調べてみた。

1945年、治安維持法違反の被疑者高倉テルを仮釈放中にかくまったことを理由にして検事拘留処分を受け

東京拘置所に送られ、その後に豊多摩刑務所に移された。

この刑務所は衛生状態が劣悪であったために、三木はそこで疥癬をやみ、また腎臓病の悪化とともに

体調を崩し、終戦後の9月26日に独房の寝台から転がり落ちて死亡していることが発見された。

48歳没。終戦から一ヶ月余が経過していた。

終戦が過ぎても「思想犯」の釈放はされてなかったのですね。

終戦からすでに一ヶ月余をへていながら、政治犯が獄中で過酷な抑圧を受け続けている。

この実態は占領軍当局も知らなかったようで、旧体制の破綻について、当時の日本の支配者層がいかに自覚が希薄であったのかについての実例である。

この件を契機として治安維持法の撤廃が急遽決められた。

三木清、哲学者にしては解り易い名言が多い

「人生問題の解決の鍵は、新しい基準を発見するためにある」

大政の思い!

「希望を持つ事は若者の代名詞ではない、老いても死ぬまで希望を持って生き抜く人生でありたい」