無事に竣工いたしました。
遡ってBlog書いていこうと思います。
改修にあたり、工程計画表を作成するため、現場視察に伺いました。。
2023年5月、現場視察 外観測量 図面起し
リフォーム打合せ
企画、提案、予算打診
金融機関打合せ
8月 屋根改修
9月 展示場確認(システムキッチン)の発注
10月 内部解体、基礎工事、躯体工事
11月 内装工事
12月 仕上げ 引き渡し
大まかな工程計画は上記のような感じで、何事もなければ年内引っ越しを予定できそうな感じでした。
が、改修前のご自宅の内覧、点検を行ったところ、構造体の不備など、かなり補強が必要な感じのする案件になりそうでした。
今回の改修は、着工する前の話。
金融機関からの借り入れ以前の問題がいろいろありました。
まず、相続が済んでいませんでした。
土地、建物ともに相続をすることからはじまりました。
長いこと建築をやっていると、様々なケースがありますね。
相続の場合、毎回違うケースで、不思議と同じパターンというのがあまりありません。
ご兄弟の方々のサイン等を集める必要があり、一か月ほどかかりましたが、相続登記無事に完了でき一安心しました。
相続、登記って簡単なようで、遅れれば遅れるほどねじれが出て、まとまらなくなりますよね。
相続登記をしている間に今回の大目玉であるシステムキッチンを展示場で確認していただきました。
コロナ禍には一時納期が未定などありました。
最近はなんとか安定して商品準備ができる状況です。
2024問題。4月からまた物流問題でひと悶着ありそうです。。。。
最初からすんなり着工できずに躓くということは、今までの経験上この先もいろいろと続く可能性。。。ありますね。
この先もいろいろありそうでが、気を引き締めてがんばります。と当時思いました。
今回のリノベーションは、二世帯同居の可能な改修プランになりました。
図面、スケッチを見てい頂き、とても気に入っていただきました。
現在の間取りは一度壊して、内装を思いっきり東西入れ替えて、玄関の位置を大きく変えたプランです。
工事はスムーズにいくと約3か月ほどで完成。
しかし、全体をいじくり回すので、お客様が落ち着いてゆっくり家に居られない。だろう・・・
と判断し、一時的に引っ越しをお願いしました。
工事内容は屋根の耐震化、増築、間取り変更、開口部の入替、構造のやり替え、玄関の位置変更です。
外部サッシのやり替えが一番改修の肝になります。
一昔前の建物ですので、確認申請こそ通してありましたが、解体していくにつれ、図面上には記載のないものが一つ、また一つと出てきました。
ここで一つ、うちの師匠大工の名言「リフォームは最後に触った者が悪なるもんの~。」
つまりやり始めたら何があっても責任は最後に触った者が全てとれ!という厳しいお言葉。
なかなか分厚く手ごわい改修内容ですが、がんばります。
遠目には瓦奇麗でしたが、予備瓦がセメント瓦。
塗装による10年メンテナンスなども考慮し、葺ききなおしの提案をいたしました。
今回、屋根がセメント瓦で、材料在庫もないものでしたので、メンテナンスコストのあまりかかりにくいという材料で葺き替えしました。
これでまた数年は大丈夫ですね。
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近年の塗料の品質の向上で、昔のセメント瓦の塗装とは見た目も耐久性も変わりました。
が、セメント瓦はやはりセメント瓦です。
塗装などのメンテナンスは塗装から時間経過すると、塗膜が劣化し、しみ込んで雨漏れの原因になりますので、必要です。
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瓦を全て降ろした後、瓦分の木材を打ち付け、屋根材である針葉樹を張り、防水をやり替えます。
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今回はアスファルトシングル葺きにしました。
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さてさて、外回りは一度完了。
屋根の耐震改修は無事に完了したので内部の解体を始めていきます。
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改修前PLAN
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改修後PLAN
遡ってBlog書いていこうと思います。
改修にあたり、工程計画表を作成するため、現場視察に伺いました。。
2023年5月、現場視察 外観測量 図面起し
リフォーム打合せ
企画、提案、予算打診
金融機関打合せ
8月 屋根改修
9月 展示場確認(システムキッチン)の発注
10月 内部解体、基礎工事、躯体工事
11月 内装工事
12月 仕上げ 引き渡し
大まかな工程計画は上記のような感じで、何事もなければ年内引っ越しを予定できそうな感じでした。
が、改修前のご自宅の内覧、点検を行ったところ、構造体の不備など、かなり補強が必要な感じのする案件になりそうでした。
今回の改修は、着工する前の話。
金融機関からの借り入れ以前の問題がいろいろありました。
まず、相続が済んでいませんでした。
土地、建物ともに相続をすることからはじまりました。
長いこと建築をやっていると、様々なケースがありますね。
相続の場合、毎回違うケースで、不思議と同じパターンというのがあまりありません。
ご兄弟の方々のサイン等を集める必要があり、一か月ほどかかりましたが、相続登記無事に完了でき一安心しました。
相続、登記って簡単なようで、遅れれば遅れるほどねじれが出て、まとまらなくなりますよね。
相続登記をしている間に今回の大目玉であるシステムキッチンを展示場で確認していただきました。
コロナ禍には一時納期が未定などありました。
最近はなんとか安定して商品準備ができる状況です。
2024問題。4月からまた物流問題でひと悶着ありそうです。。。。
最初からすんなり着工できずに躓くということは、今までの経験上この先もいろいろと続く可能性。。。ありますね。
この先もいろいろありそうでが、気を引き締めてがんばります。と当時思いました。
今回のリノベーションは、二世帯同居の可能な改修プランになりました。
図面、スケッチを見てい頂き、とても気に入っていただきました。
現在の間取りは一度壊して、内装を思いっきり東西入れ替えて、玄関の位置を大きく変えたプランです。
工事はスムーズにいくと約3か月ほどで完成。
しかし、全体をいじくり回すので、お客様が落ち着いてゆっくり家に居られない。だろう・・・
と判断し、一時的に引っ越しをお願いしました。
工事内容は屋根の耐震化、増築、間取り変更、開口部の入替、構造のやり替え、玄関の位置変更です。
外部サッシのやり替えが一番改修の肝になります。
一昔前の建物ですので、確認申請こそ通してありましたが、解体していくにつれ、図面上には記載のないものが一つ、また一つと出てきました。
ここで一つ、うちの師匠大工の名言「リフォームは最後に触った者が悪なるもんの~。」
つまりやり始めたら何があっても責任は最後に触った者が全てとれ!という厳しいお言葉。
なかなか分厚く手ごわい改修内容ですが、がんばります。
遠目には瓦奇麗でしたが、予備瓦がセメント瓦。
塗装による10年メンテナンスなども考慮し、葺ききなおしの提案をいたしました。
今回、屋根がセメント瓦で、材料在庫もないものでしたので、メンテナンスコストのあまりかかりにくいという材料で葺き替えしました。
これでまた数年は大丈夫ですね。
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近年の塗料の品質の向上で、昔のセメント瓦の塗装とは見た目も耐久性も変わりました。
が、セメント瓦はやはりセメント瓦です。
塗装などのメンテナンスは塗装から時間経過すると、塗膜が劣化し、しみ込んで雨漏れの原因になりますので、必要です。
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瓦を全て降ろした後、瓦分の木材を打ち付け、屋根材である針葉樹を張り、防水をやり替えます。
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今回はアスファルトシングル葺きにしました。
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さてさて、外回りは一度完了。
屋根の耐震改修は無事に完了したので内部の解体を始めていきます。
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改修前PLAN
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改修後PLAN
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