紙袋の中を指差すポチ!
「エッ?」と覗いてみると、白いビニール袋が何やら青白く光った!
「蛍? 採ってきちゃったの?ダメじゃん!」と叱るタマに
「違うよ S氏(蛍の鑑賞スポットを教えてくれた)がくれたの」
事情を聞くと、教えてもらったスポットで何匹か蛍を見た話をしたところ、
いったん帰宅したS氏が、スポットに出かけて1匹採取し、
「まだ残っている(残業)と思った」と再び会社に戻ってポチにくれたとか。
「今日は30匹ぐらい飛んでた」そうです。
「気持ちは嬉しかったけど、(蛍が)チョッと可哀相」 (ポチ)
「・・ どうするの?」(タマ) 「写真を撮ったら逃がして上げよう」(ポチ)
「哀れな蛍さん」(光っている姿は我が家のでは撮影困難)
というワケで、ガラス瓶に入れて写真を撮った後、
ベランダの枇杷の木に放してみたのですが・・
故郷から20kも離れた駅近くのポチタマのマンション周辺では
生きていけないよネ!
湿布を貼って寝たまま動けないポチに代わりタマが暫く観察していると
枝の上で弱弱しく光っています。 「元気ないのかな?」
「アッ! 飛んだ」 でもベランダをウロウロ。
網戸に留まったりしていたけど、やがて姿が見えなくなったので
部屋に戻ったらパジャマが光った?
タマのパジャマにしがみついて? さっきよりは元気良く?光っています。
寝ているポチに「パジャマにくっついているんだヨ」と見せてから
また枇杷の木に戻しました。
朝には姿が見えなくなったけど(光らないと目立たない・・)
「蛍ちゃん辛い思いをさせてゴメンネ」
蛍さんの生まれ故郷の川の岸には良い香りが漂っていました。
真っ暗で花の姿も見えず写真を撮ってみたら
ガードレールに絡みついたお花の姿が・・。「これってジャスミンかな!?」
もう、盛りを過ぎているようですが・・良い香り!
ジャスミン(ホント?)の香り漂う中、蛍が飛び空には星が一杯!
田舎暮らしも悪くない!