古森病院@福岡市博多区です。
知る人ぞ知るお話ですが
当業界は 「超」がつく人手不足です。
どの業界も少子化で大変でしょうが、
医療介護は病気や障害のある方々が相手ですので、
機械による代替が「今のところ」困難で
(そのうち 将棋界のようにAIに医療介護業界が負ける日が来る・・・のでしょうか?
鑑別疾患を挙げるということはAIの方が得意かもしれませんが、自動車運転のように
補助的な役目を果たすまでには少なくともなると思うものの、それ以上はわかりません。)
どの医療介護事業者も人材確保に頭を悩ませています。
管理人が当院管理者に就任してから 早5年目に突入しました。
管理人は管理の仕事をしたことはなく、労働者しか経験がなかったため、
最初は右も左もわからない状況でした。
本屋さんには「リーダーシップ論」「マネジメント論」などの本が山積みです。
山積みということは 正解がないということを意味していますが、さまざまな本を読むと
共通点が浮かび上がってきます。
管理人なりに共通点を二つ上げるならば どのような事業体であっても
①丁寧に説明し、運営すること(現場とのコミュニケーション)
②リーダーの人柄を磨くこと
ということが よい運営を行う必要十分条件ということに尽きます。
良い本はたくさんありますが、
敢えていくつかに絞るならば
「リーダーの基準」見えない経営のあたりまえ 日経BP社 著者 清水勝彦
「リーダーのための戦略思考」日本経済新聞出版社 著者 冨山和彦・岸本光永
という本はかなりお勧めです。
カルロス・ゴーンさんの本はまだ読めていないのですが・・。
管理人が当院に入ったころ、さまざまな不備があり、
時間をかけて じりじりと改善していく中で
こちらの説明不足も多々あり、古くからおられる方々と意見が合わないとか、
管理人の真意が伝わらず、大いに曲解されたりして、
特に昨年度は 残念ながら離職された方も中にはおられました。
運営上 良いサイクルで病院を回していくことは大変ではありますが
色々な失敗を繰り返すものの、運営側も学習して 改善すべきことは速やかに改善し
その積み重ねで 日々運営していくしか方法がないと思う今日この頃です。
http://komori-hp.cloud-line.com/
追記
先週発売された週刊文春に 宋文洲さん(経営コンサルタント、経済、経営評論家)という方が
コラムを書いておられるのですが、そこにまさにマネジメント本のことが書かれてあり
「成功した経営者が書いたマネジメント論、経営論は当てにならない。大事なことが端折られている。
普遍的な失敗が記載されるべきで、自慢を書いても仕方がない」という趣旨のことが書かれていました。
野球評論家の野村克也元監督も「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と
名言を残されています。(オリジナルは松浦静山との
こと。)
管理人も病院運営に当たり、数々の失敗をしていますが、いつかこのブログに
(普遍的かどうかわかりませんが)「やってはいけない」ことの記事を上げようと思っています。
知る人ぞ知るお話ですが
当業界は 「超」がつく人手不足です。
どの業界も少子化で大変でしょうが、
医療介護は病気や障害のある方々が相手ですので、
機械による代替が「今のところ」困難で
(そのうち 将棋界のようにAIに医療介護業界が負ける日が来る・・・のでしょうか?
鑑別疾患を挙げるということはAIの方が得意かもしれませんが、自動車運転のように
補助的な役目を果たすまでには少なくともなると思うものの、それ以上はわかりません。)
どの医療介護事業者も人材確保に頭を悩ませています。
管理人が当院管理者に就任してから 早5年目に突入しました。
管理人は管理の仕事をしたことはなく、労働者しか経験がなかったため、
最初は右も左もわからない状況でした。
本屋さんには「リーダーシップ論」「マネジメント論」などの本が山積みです。
山積みということは 正解がないということを意味していますが、さまざまな本を読むと
共通点が浮かび上がってきます。
管理人なりに共通点を二つ上げるならば どのような事業体であっても
①丁寧に説明し、運営すること(現場とのコミュニケーション)
②リーダーの人柄を磨くこと
ということが よい運営を行う必要十分条件ということに尽きます。
良い本はたくさんありますが、
敢えていくつかに絞るならば
「リーダーの基準」見えない経営のあたりまえ 日経BP社 著者 清水勝彦
「リーダーのための戦略思考」日本経済新聞出版社 著者 冨山和彦・岸本光永
という本はかなりお勧めです。
カルロス・ゴーンさんの本はまだ読めていないのですが・・。
管理人が当院に入ったころ、さまざまな不備があり、
時間をかけて じりじりと改善していく中で
こちらの説明不足も多々あり、古くからおられる方々と意見が合わないとか、
管理人の真意が伝わらず、大いに曲解されたりして、
特に昨年度は 残念ながら離職された方も中にはおられました。
運営上 良いサイクルで病院を回していくことは大変ではありますが
色々な失敗を繰り返すものの、運営側も学習して 改善すべきことは速やかに改善し
その積み重ねで 日々運営していくしか方法がないと思う今日この頃です。
http://komori-hp.cloud-line.com/
追記
先週発売された週刊文春に 宋文洲さん(経営コンサルタント、経済、経営評論家)という方が
コラムを書いておられるのですが、そこにまさにマネジメント本のことが書かれてあり
「成功した経営者が書いたマネジメント論、経営論は当てにならない。大事なことが端折られている。
普遍的な失敗が記載されるべきで、自慢を書いても仕方がない」という趣旨のことが書かれていました。
野球評論家の野村克也元監督も「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と
名言を残されています。(オリジナルは松浦静山との
こと。)
管理人も病院運営に当たり、数々の失敗をしていますが、いつかこのブログに
(普遍的かどうかわかりませんが)「やってはいけない」ことの記事を上げようと思っています。