クツワムシの♂。
20180821に♀をアップしていますが、♂の画像が撮れたのでアップ。
窓を開けて車を走らせていると、巨大な一定のリズム。
ガチャガチャガチャガチャ・・・
クツワムシの鳴き声です。
場所は国道沿いのクズの薮の中。
場所を入念に確かめ、「ライティング!」
全く動じることなく、大音量で鳴き続けています。
角度を変えて、もう少し!
こっちに気付いて、向きを変えました。
ここでタイムアップ。
夜勤前のひとときでした。
絶滅危惧ⅠB類(茨城県)
分類:
バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科クツワムシ科
翅端までの長さ:
50~53mm
分布:
本州(茨城県ー新潟県以南)、四国、九州
平地~低山
成虫の見られる時期:
8~11月(茨城県8月下旬~10月中旬)
卵で冬越し
エサ:
主にクズの葉を食べ、草食に近い雑食性
その他:
体色は緑色型、濃褐色型、淡褐色型がある。
累代飼育の同じ体色の者同士を掛け合わせても、様々な体色の者が出現する。
前胸の背面に濃褐色の太い条がある。
類似種のタイワンクツワムシは、
①翅の幅が狭く、長い。多くは目立つ黒斑が現れる
②分布は伊豆半島以南
③産卵管はクツワムシと比べて上を向く
④「ジュルジュルジュー」と鳴く
などの違いがある。
♀は腹端に、長く直線的な産卵管を持つ。
馬具の轡(くつわ)がカチャカチャと音を立てることが和名の由来。
古来、鳴き声よりガチャガチャとも呼ばれる。
管巻(くだまき)とも呼ばれるが、由来は不明。
夕方31℃以下になると鳴き出す。
林縁の薄暗い薮を好み、植物上で見られる。
昔は雑木林や屋敷林周辺に多かったが、近年、茨城県内では激減している。
夜行性。
土中に産卵する。
幼虫は全て緑色で、羽化の際、異なる体色となる。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
図鑑 日本の鳴く虫(エムピージェー)
かたつむりの自然観撮記
新興出版社啓林館
千葉県北西部に生息するクツワムシの調査と生態の謎に迫る
太田川生物誌
ほか
20180821に♀をアップしていますが、♂の画像が撮れたのでアップ。
窓を開けて車を走らせていると、巨大な一定のリズム。
ガチャガチャガチャガチャ・・・
クツワムシの鳴き声です。
場所は国道沿いのクズの薮の中。
場所を入念に確かめ、「ライティング!」
全く動じることなく、大音量で鳴き続けています。
角度を変えて、もう少し!
こっちに気付いて、向きを変えました。
ここでタイムアップ。
夜勤前のひとときでした。
絶滅危惧ⅠB類(茨城県)
分類:
バッタ目コオロギ亜目キリギリス上科クツワムシ科
翅端までの長さ:
50~53mm
分布:
本州(茨城県ー新潟県以南)、四国、九州
平地~低山
成虫の見られる時期:
8~11月(茨城県8月下旬~10月中旬)
卵で冬越し
エサ:
主にクズの葉を食べ、草食に近い雑食性
その他:
体色は緑色型、濃褐色型、淡褐色型がある。
累代飼育の同じ体色の者同士を掛け合わせても、様々な体色の者が出現する。
前胸の背面に濃褐色の太い条がある。
類似種のタイワンクツワムシは、
①翅の幅が狭く、長い。多くは目立つ黒斑が現れる
②分布は伊豆半島以南
③産卵管はクツワムシと比べて上を向く
④「ジュルジュルジュー」と鳴く
などの違いがある。
♀は腹端に、長く直線的な産卵管を持つ。
馬具の轡(くつわ)がカチャカチャと音を立てることが和名の由来。
古来、鳴き声よりガチャガチャとも呼ばれる。
管巻(くだまき)とも呼ばれるが、由来は不明。
夕方31℃以下になると鳴き出す。
林縁の薄暗い薮を好み、植物上で見られる。
昔は雑木林や屋敷林周辺に多かったが、近年、茨城県内では激減している。
夜行性。
土中に産卵する。
幼虫は全て緑色で、羽化の際、異なる体色となる。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
図鑑 日本の鳴く虫(エムピージェー)
かたつむりの自然観撮記
新興出版社啓林館
千葉県北西部に生息するクツワムシの調査と生態の謎に迫る
太田川生物誌
ほか
KONASUKEも、中学生の頃に出会って以来、2018年まで出会っていませんでしたから。
葛が生えていればどこでもいいワケではなく、好みがうるさいようです。
環境変化にも弱いらしいですしね。
喧しく鳴く虫ではありますが、残していきたいですね。