KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

チャイロチョッキリ20210524

2021年05月25日 | コウチュウ目
チャイロチョッキリ。

クリの木に、それなりの個体数居るんですけど。
枝の高い所に居ることが多くて、なかなか鮮明な画像が撮れません。
おまけに警戒心が高く、すぐに逃げてしまいます。
ポロッと落ちたふりをして、飛んで姿をくらませる、という高等戦術を用いてきます。
そうなると、ほぼ追尾不可能です。

脚が毛深いですね(笑)
羽や腹の先にも毛が生えているのが分かります。

分類:コウチュウ目ゾウムシ上科オトシブミ科チョッキリゾウムシ亜科
体長:5.5~7.1mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   低山地~山地
成虫の見られる時期:4~5月、6~9月(年2化)
          成虫で冬越し?
エサ:成虫・・・クリの葉(特に若い葉)
   幼虫・・・クリの葉と考えられるが詳細不明
その他:大型のチョッキリで、体色は赤褐色、上翅は黄褐色で点刻列がある。
    脛節、ふ節、触角先端部は黒色。
    体中に毛が生えるが、特に脚は毛深い。
    ♂の頭部は♀より細く、複眼はより突出する。
    樹上性で昼行性。
    普通種だが、個体数はそれほど多くない。
    食樹の高い所に居ることが多い。
    警戒心が強く、落下する体で飛翔して、姿をくらます。
    樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
    飼育下では、♀は食樹の葉表から半月状に穿孔し、その弦の部分から横穴を掘り中に産卵するという。
    しばしばゴマダラオトシブミやオトシブミと混生しており、産卵にはそれらの揺籃を利用している可能性が指摘されている。
    幼虫は潜葉性と考えられるが、野外での幼生期の記録はなく、詳細不明。
参考:かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   日本列島の甲虫全種目録(2021年)
   オトシブミ・チョッキリの世界
   昆虫写真図鑑
   身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~
   昆虫エクスプローラ
   ご近所の小さな生き物たち


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (私魚人)
2021-05-25 10:46:12
ご無沙汰してます。

チャイロチョッキリ、会ってみたいです。
ゴマダラオトシブミなどには会うことができたのですが・・・
揺籃づくりを1時間くらいじっと、本当に見事なもので見ていて飽きないですよね。
返信する
私魚人さんへ (KONASUKE)
2021-05-29 07:37:45
コメントありがとうございます。
実のところ、オトシブミやゴマダラオトシブミが目当てだったんですけどねぇ。
揺籃はあれども姿は見えず(笑)
まぁ、初見の種に遇えたので、結果オーライですね(笑)
揺籃づくり、良いですよねぇ。
じっくり撮影できる場所を見つけて、いつか連続写真を撮ってみたいですね!
返信する

コメントを投稿