KONASUKEの部屋

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トビモンアツバ?20201021

2021年02月20日 | チョウ目
トビモンアツバ?
オオトビモンアツバも秋型は同様に変異するため、同定が難しいです。

「虫ナビ」さんの基準からいうとオオトビモンアツバなんですけど。
「内横線が外横線と合流する」という特徴は、「Digital Moths of Japan」などで言う所の、秋型♀の特徴だと思われ。
その特徴がないからと言って、トビモンアツバではない、とは言えないようです。

この個体は、オオトビモンアツバについて、いくつかのサイトで見られる、内横線が前翅の合わせ目で「へ」の字型になるという特徴に合いません。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」や「北河内昆虫記」、「広島市森林公園こんちゅう館」などの画像を見るに、トビモンアツバに近い気がします。

別名:モンクロアツバ(黒化した秋型♀)
分類:チョウ目ヤガ科アツバ亜科
翅を広げた長さ:23~26mm
分布:本州(関東以西)、四国、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:夏型6月~、秋型(越冬型)10月~3月
          成虫で冬越し
エサ:成虫・・・糖蜜トラップに来る
   幼虫・・・カラムシ
その他:前翅外横線は、外側に等間隔で二回、小さく突出し、内側に黒褐色点を伴う。
    前翅頂から斜めに黒い影のような紋がある。
    (フタコブスジアツバでは、翅頂の紋はほとんど出ない。)
    前縁付近には隆起した鱗片がある。

    季節によって斑紋に変化がある。

    夏型は安定して、ほとんど個体変異がない。
    前翅は紫灰色、基半部は褐色を帯びる。

    秋型(越冬型)はやや大型で、変異が大きい。
    色が濃く、模様が明瞭。
    内横線はやや薄く不明瞭で、後縁近くで鋸歯状に曲がる。
    外横線の外側は紫白色を帯び、外縁に沿って二段の波模様が発達する。
    特に♀は内外横線に囲まれた三角形の黒褐色斑を形成する。
    (オオトビモンアツバでは、内横線が外横線と合流しない。)
    時に完全に黒化することもあり、かつてモンクロアツバと呼ばれた。

    温暖地に最も普通。

    終齢幼虫の体長は約22mm。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   渓舟の昆虫図鑑
   YAMKEN明石の蛾達
   北茨城周辺の生き物
   北河内昆虫記
   広島市森林公園こんちゅう館


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