KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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ノヒラトビモンシャチホコ20200412

2020年04月18日 | チョウ目
ノヒラトビモンシャチホコ。
やっぱり、翅からはみ出すお尻(笑)
シャチホコガですねぇ。

脚や胸がモフモフなのも、シャチホコガっぽい。
このコの毛並みなんか、アライグマか、タヌキみたい!(笑)

何で、一部、緑色なんだろう?

このコは便器に落ちちゃって、すっかり丸裸になってしまったケド。
多分、ノヒラちゃんだと思います。

何かね、3頭ほど、便器内でもがいてたんで、サルベ~ジ(笑)

その辺に落ちてた枝に、つかまってもらいました。

このコは、翅をバタつかせながら、壁を這ってたんだケド。
ピントが合いませんでした😢
でも、翅を開いた時の、雰囲気は伝わると思います。

最も典型的と思われるこのコで、形態の特徴をば。
青矢印で示した所に、白線があります。
黒褐色の内横線の内側が淡色になっており、その内側が暗色なため、白線状に見えるんですね。
弱い鋸歯状で、直線的に見えます。
真ん中のは、外横線で、強い鋸歯状。
一番外側は消失傾向。

内横線と外横線に囲まれた部位は、比較的淡色(赤(で示した部位)。
赤矢印で示した辺りに、不明瞭な淡褐色の中横線があります。

胸には、緑で示したように、ノッポな富士山みたいなマークが。
個体によって、輪郭だけだったり、黒く染まってたりするみたいです。

分類:チョウ目シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
翅を広げた長さ:♂40~42mm、♀約45mm
分布:本州、四国、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:5月(暖地では4月)
          越冬形態?
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・クヌギ、ミズナラの葉
その他:前翅の地色は灰白色。
    内横線は明瞭な黒褐色で軽い鋸歯状、すぐ内側は淡色で縁どられ、さらに内側は暗色。
    外横線は白色で強い鋸歯状、内横線と外横線で囲まれた部位は、比較的淡色。
    中横線は淡褐色で不明瞭。
    一番外側の「白線」は消失傾向。
    胸は「Д」状の黒褐色の模様があり、個体によって、輪郭だけだったり、塗りつぶされたりする。
    日本固有種。
    灯りに飛来する。
    若齢幼虫は頭ばかりデカい。
    終齢幼虫は、気門が黒色で、黄色い気門線が走る。
    背面は淡い灰緑色。
参考:みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   虫ナビ
   渓舟の昆虫図鑑
   旧「いもむしうんちは雨の音」置き場
   南四国の蛾
   フォト蔵


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