KONASUKEの部屋

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ウチムラサキヒメエダシャク♂20210519

2021年06月05日 | チョウ目
ウチムラサキヒメエダシャク。
黄色に黒紫色の斑模様がある小型のエダシャク。
画像が不鮮明ですが、前翅の基部付近に色のない部分※があるので、♂と思われます。
※刻孔:鱗粉のない、窓のようになった部分

①亜外縁線
②黒紫色の斑模様
③前翅基部に刻孔(♂の特徴)

別名:キイロウチムラサキエダシャク
分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:15~19mm
分布:北海道?、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~6月、7~8月(年2化)
          蛹で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
   幼虫・・・エノキ
その他:小型のエダシャク。
地色は黄色で、亜外縁線の内側(前翅前縁を除く)が広範囲に黒紫色を帯びる。
斑紋や色調には個体差がある。
♂の前翅基部に刻孔がある。
触角は♂が微毛状、♀は糸状に近い。
(同属に共通。)
一般に、夏型の方が小型で暗色。
クロフヒメエダシャクに雰囲気が似る。
関東以西では多産する。
(東北以北では、エノキが少ないためか?→参考
北海道では確実な採集記録がないらしい。
樹林と林縁、寺社林、公園などで見られる。
主に夜行性で、灯火に飛来することも多い。
幼虫は背面1/3、2/3のところに黒斑がある。
参考:Digital Moths of Japan
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   北河内昆虫記
   YAMKEN明石の蛾達
   渓舟の昆虫図鑑
   北茨城周辺の生き物
   明石・神戸の虫 ときどきプランクトン

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