![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/3b/f6b32882ed369c4fbc3c946419a363d7.jpg)
夕方、ホームセンターからの帰り、石垣にフクラスズメを発見!
をいをい、君は今、冬越し中のハズではないかね?
普通は物置のすみっことかにいるぢゃん。
何を間違えて、こんな風の吹きすさぶ日に出てきてしまったのか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/1d/dd2a46eec46cd2af5cf81c549a254797.jpg)
ともあれ、これはチャンス!
相手の動きがにぶいのをいいことに、スカートめくりです(笑)
青白い後翅の模様をおがませていただきました。
ピントが合っていないあたり、KONASUKEのためらいが現れていますね。
だってイヤがってるしさ。
子どもの頃は、「フクラスズメ」という名前にとまどったものです。
「スズメ」って付くのに、スズメガの仲間じゃないなんて。
和名の「ふくら雀」とは、
スズメが、寒気のなか羽毛に空気をとり入れ、羽をふくらませている姿のこと
だそうです。
冬の季語にもなっています。
成虫の茶色い体の色や、モフモフ、コロコロした感じが、冬にフワフワにふくれたスズメのようだと感じた、ということなのでしょう。
分類:
チョウ目ヤガ科ウスベリケンモン亜科
翅を広げた長さ:
75~88mm
前翅の長さ:
30~37mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6月下旬~8月、10月~翌4月(年2化)
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・クヌギ・コナラ・ヤナギ類など広葉樹の樹液、熟果
幼虫・・・カラムシ、ナンバンカラムシ、イラクサ、ヤブマオ、コアカソ、ラセイタソウ、ラミー、ハドノキなどイラクサ科のほか、マルバウツギ、カナムグラ、ヤマグワ、コウゾ、クワなどの葉
その他:
大型のヤガで、茶色に黒い模様がある。
前翅外横線は、「く」の字状の黒い波線。
前翅基部に青色点が散らばる。
後翅は青白色の斑紋が目立つ。
危険が迫った時、急に後翅を見せて敵を驚かせるのだとか。
♀は♂より腹部が太い。
夜行性で、主に日没直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
糖蜜トラップが有効。
普通種で個体数も多い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺境内などで見られる。
大木の洞や岩の隙間、人家の軒下などで集団越冬する。
家屋に入り込むこともあり、冬季に成虫を見ることもある。
幼虫は毛虫で、体色は黄色~赤色まで様々。
気門の周りは赤い。
毒は無い。
初夏~秋に、草地や林縁などで見られる。
時に群生し、道路脇の食草を喰い尽くし、エサを求めて大量に徘徊することがある。
終齢幼虫の体長は約70~80mm。
幼虫は「イヤイヤ」をするように体を左右に振って、相手を威嚇する。
他の幼虫も連動する。
さらに緑色の内容物を吐く。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
BIOME
熊野町
昆虫エクスプローラ
ネイチャーエンジニア いきものブログ
をいをい、君は今、冬越し中のハズではないかね?
普通は物置のすみっことかにいるぢゃん。
何を間違えて、こんな風の吹きすさぶ日に出てきてしまったのか?
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ともあれ、これはチャンス!
相手の動きがにぶいのをいいことに、スカートめくりです(笑)
青白い後翅の模様をおがませていただきました。
ピントが合っていないあたり、KONASUKEのためらいが現れていますね。
だってイヤがってるしさ。
子どもの頃は、「フクラスズメ」という名前にとまどったものです。
「スズメ」って付くのに、スズメガの仲間じゃないなんて。
和名の「ふくら雀」とは、
スズメが、寒気のなか羽毛に空気をとり入れ、羽をふくらませている姿のこと
だそうです。
冬の季語にもなっています。
成虫の茶色い体の色や、モフモフ、コロコロした感じが、冬にフワフワにふくれたスズメのようだと感じた、ということなのでしょう。
分類:
チョウ目ヤガ科ウスベリケンモン亜科
翅を広げた長さ:
75~88mm
前翅の長さ:
30~37mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6月下旬~8月、10月~翌4月(年2化)
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・クヌギ・コナラ・ヤナギ類など広葉樹の樹液、熟果
幼虫・・・カラムシ、ナンバンカラムシ、イラクサ、ヤブマオ、コアカソ、ラセイタソウ、ラミー、ハドノキなどイラクサ科のほか、マルバウツギ、カナムグラ、ヤマグワ、コウゾ、クワなどの葉
その他:
大型のヤガで、茶色に黒い模様がある。
前翅外横線は、「く」の字状の黒い波線。
前翅基部に青色点が散らばる。
後翅は青白色の斑紋が目立つ。
危険が迫った時、急に後翅を見せて敵を驚かせるのだとか。
♀は♂より腹部が太い。
夜行性で、主に日没直後から活発に飛翔する。
灯火に飛来することも多い。
糖蜜トラップが有効。
普通種で個体数も多い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、社寺境内などで見られる。
大木の洞や岩の隙間、人家の軒下などで集団越冬する。
家屋に入り込むこともあり、冬季に成虫を見ることもある。
幼虫は毛虫で、体色は黄色~赤色まで様々。
気門の周りは赤い。
毒は無い。
初夏~秋に、草地や林縁などで見られる。
時に群生し、道路脇の食草を喰い尽くし、エサを求めて大量に徘徊することがある。
終齢幼虫の体長は約70~80mm。
幼虫は「イヤイヤ」をするように体を左右に振って、相手を威嚇する。
他の幼虫も連動する。
さらに緑色の内容物を吐く。
参考:
茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
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前翅の地味さに比べて、美しいですよね!