ヒロオビトンボエダシャクの蛹。
ちょっと不全があるようですね。
無事、羽化出来ると良いのですが。
蛹は鮮やかな、濃いレモンイエローって感じ。
これは抜け殻でしょうか?
幼虫の脱皮殻の色から、ヒロオビトンボエダシャクではないか、とは思いますが。
無事、羽化したのか?
アリなどに捕食された痕なのか?
ヒロオビトンボエダシャクは、ウメエダシャクよりも蛹化・羽化の時期が早いようです。
ウメエダシャクの前蛹(アリによる捕食個体を含む)・蛹が計17頭のところ、ヒロオビトンボエダシャクの蛹・脱け殻が計2頭ですから、個体数はぐっと少ないですね。
ウメエダシャクが広食性なのに対して、ヒロオビトンボエダシャクの食草はツルウメモドキ1点であることが関係しているんでしょうね。
分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:48~58mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月~8月初旬
幼虫(卵?)で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(クリ、ヒメジョオンなど)
幼虫・・・ツルウメモドキ、マユミの葉
その他:前翅の幅は狭く、細長い。
白とこげ茶色の斑模様。
腹は黄色地に四角い黒紋が並ぶ。
♀の方が腹が太い。
昼行性。
幼虫は黄白色地に黒く崩れた四角模様。
終齢幼虫の体長は約40mm
葉を綴り、ハンモック状の粗い網目で体を固定して蛹化する。
蛹は鮮やかな濃いレモンイエロー。
前蛹の時期にアリに襲われることが多い。
蛹化・羽化の時期は、ウメエダシャクよりも若干早い。
近似種のトンボエダシャクとの違い
成虫・・・腹部の黒紋が短く不規則で、黄色帯が太い。
翅の白帯が広い。
(トンボエダシャクでは腹の黒紋が長く規則的で、黄色帯が細い。翅の白帯が狭い。)
幼虫・・・黒い模様は形がまばら。
(トンボエダシャクでは明確な四角形。)
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
昆虫エクスプローラ
廿日市市の自然観察(昆虫)
虫ナビ
ちょっと不全があるようですね。
無事、羽化出来ると良いのですが。
蛹は鮮やかな、濃いレモンイエローって感じ。
これは抜け殻でしょうか?
幼虫の脱皮殻の色から、ヒロオビトンボエダシャクではないか、とは思いますが。
無事、羽化したのか?
アリなどに捕食された痕なのか?
ヒロオビトンボエダシャクは、ウメエダシャクよりも蛹化・羽化の時期が早いようです。
ウメエダシャクの前蛹(アリによる捕食個体を含む)・蛹が計17頭のところ、ヒロオビトンボエダシャクの蛹・脱け殻が計2頭ですから、個体数はぐっと少ないですね。
ウメエダシャクが広食性なのに対して、ヒロオビトンボエダシャクの食草はツルウメモドキ1点であることが関係しているんでしょうね。
分類:チョウ目シャクガ科エダシャク亜科
翅を広げた長さ:48~58mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:6月~8月初旬
幼虫(卵?)で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜(クリ、ヒメジョオンなど)
幼虫・・・ツルウメモドキ、マユミの葉
その他:前翅の幅は狭く、細長い。
白とこげ茶色の斑模様。
腹は黄色地に四角い黒紋が並ぶ。
♀の方が腹が太い。
昼行性。
幼虫は黄白色地に黒く崩れた四角模様。
終齢幼虫の体長は約40mm
葉を綴り、ハンモック状の粗い網目で体を固定して蛹化する。
蛹は鮮やかな濃いレモンイエロー。
前蛹の時期にアリに襲われることが多い。
蛹化・羽化の時期は、ウメエダシャクよりも若干早い。
近似種のトンボエダシャクとの違い
成虫・・・腹部の黒紋が短く不規則で、黄色帯が太い。
翅の白帯が広い。
(トンボエダシャクでは腹の黒紋が長く規則的で、黄色帯が細い。翅の白帯が狭い。)
幼虫・・・黒い模様は形がまばら。
(トンボエダシャクでは明確な四角形。)
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
昆虫エクスプローラ
廿日市市の自然観察(昆虫)
虫ナビ
成虫や幼虫の情報は比較的多いのですが。
蛹の情報は意外と少ないので、幼虫の抜け殻も良い手掛かりになりますね。