KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

三社神社

2015年05月15日 | 歴史
三社神社。
笠間の総鎮守。
東側には、古木が鬱蒼と繁り、平地より夜明けが1~2時間、遅い感じがします。
場所はこの辺↓
旧愛宕町と旧大町の境に当たります。
三社神社の由緒。
拝殿の上の額。
ご近所の方の話では、室町時代のものだとか。
現在の地図上は「三所神社」となっていますが、元々は「三社大明神」と呼んでいたのですね。
子どもの頃、愛宕町の借家に住んでいて、ここは庭みたいなものだったのですが。
その頃、この神社の地域での愛称は「三社さん」だったな。
本殿。
近所の方の話では・・・
龍が柱に巻き付く裏側・・・
すなわち、本殿を南東側から見ると・・・
扇型の中に、彫刻した人物の名前が!
「下総国結城
 彫工
 小森村
 竹田 金次郎
     舟国」
でしょうか?
肝心の名前の部分が不明瞭で、判読が難しい。
本殿北側。
昔はこの辺から下に降りる坂道があって、丸太で滑り止めがされていたのですが・・・
下から眺めても、その痕跡は見いだせません。
三社神社への石段。
子どもの頃、ここでドーベルマンに追いかけられ、ケツに鼻息がかかるまで接近された、私のトラウマの現場です(笑)
そこで出会った可愛いワンちゃん。
(5月1日)

ここでちょっと、思い出話を。
実はこの神社では、もう一つ、犬に関わるエピソードがあったのです。
かつて、この神社の境内にも遊具があり、夏休みにはラジオ体操が行われたりもしていました。
いつものように、友人と二人で遊んでいたら、縁の下に光る二つの目!
中から犬が飛び出してきたのでした。
あわてて滑り台の上に逃げて、パニクった友人が思わず一言、
「おすわり!」
そしたら、ちょこん。
座って、あまつさえシッポまで振って。
それ以来、私たちは友達になったのでした。
友人が「ドーベル」と名づけました。
三社神社の北側にある池。
現在は荒れ果てていますが。
かつては、冷たい山の湧き水を温める役目を担っていたようです。
水は夏でも手がしびれるほど冷たかったので。
ここでよく、三人(?)で遊んだものです。
ここから山の上に向かって、「カッコウ」の口笛を吹くと、「ドーベル」が土煙をあげながら突進してくるのです。
彼は本当は、どこかの飼い犬で、脱走の常習犯だったのでしょう。
いつからか、口笛を吹いても、姿を見せなくなりました。
三社神社の参道入り口。
往時は、もっと先まで鳥居が続いていたと、聞いたことがあります。
三社神社の階段の脇に、急な坂道もあり、子どもの頃は、そこから自転車で、ノーブレーキでこの鳥居まで下るという、危険な遊びをよくやったものです。
最後は二回転半~三回転くらいするハメに。
この神社の懐に抱かれて育ったことを、改めて実感したのでした。


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