一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2019.9.8 妙見谷 ババ谷

2019年09月10日 | 金剛山
残暑が厳しい。
この日の天気は晴れて最高気温も36℃の予報でとても長いルートを歩く気が起きない。
そんな時は水際の続くルートが良いなあと思い、この夏歩けていない丸滝谷を登ろうと考えて7時すぎに水越駐車場に到着。
ところが、駐車場は満車で先のバス停付近ももちろんのこと満車。
バス停手前では6台程路駐している。
少し待てばぼちぼち下山してくる人もいるとは思うが、こんな時は丸滝谷に行くなといわれているような気がして水越側の駐車を諦め又にする。
それならいつものようにババ谷の駐車場に向かい妙見谷を登ることにする。
ババ谷に着くとこちらも上は満車で下の林道側に車を停める。
久しぶりの晴れの天気で皆さん早めに発たれているようだ。
駐車場前には綺麗なユリが咲いていて、KATAIさんからタマゴタケもまた出ていると教わる。
マンジュシャゲも咲いていたので、そろそろこの季節になってきたんやなあと感じる。









バス道を下って行くと気温は高いが秋を思わせる空が広がっている。



8時20分に妙見谷の林道に入る。



未だイワタバコの花が数株残っていた。
林道の途中で犬連れのスマホに見入っている人に出会う。
このルート、昨年の台風被害以降、途中の所が判らないので教えてと言われたので一緒に歩く。
死亡事故が起こっていることなどはご存じの様子。
ここも何度か犬連れで歩かれているようで、以前核心の滝の所で片手で犬を抱え、もう一方の手で岩を掴んだら岩が外れて滑落し、腰の骨を折って1ケ月入院したとあっけらかんと言っておられた。



妙見滝はここの所の激しい雨で水量が多い感じだ。



妙見滝の上部に出た所でいつものように沢筋を詰めることにする。
犬連れの人は沢筋からも確認出来る巻き道を歩くことに。
時々、流れに手を入れて涼をとりながら登って行く。
やがて核心の滝付近まで来た所で巻き道を歩かれていた人が山ヌケした箇所もあちこちあるようでもう引き上げるとのこと。
こちらも肩の荷が下りたような面持ちになりやれやれと思う。
挨拶をして別れ先へと歩を進める。





核心の滝は崩れやすい足場の左岸を注意しながら高巻く。



落ち口から下を見ると一人登山靴で流芯を登って来る人がいた。



落ち口からしばらくいった所がいつもの休憩場所になる。



二人連れが休憩されていたので挨拶すると何とMIZUIさんと奥さんだった。



MIZUIさんとは4月のチャレンジダイトレでゴール地点の紀見峠でお会いして以来の出会いだ。
奥さんも2ヶ月ぶりの登山とのこと。
先に発たれた二人を見送り、こちらも行動食を摂って休憩する。
核心の滝を登っていた方も通過し、ここは遠征に行く前の足慣らしに持って来いですと言いながら先行された。
休憩後、先へと進むがまだまだ水量が多い。





しばらく倒木が重なる所を抜けて行くと前方が明るくなってくる。





先にはMizuiさん達も見える。



しばらく休憩してから青空が広がるロープの張られている場所に着く。



ここを抜けるとMIZUIさん達が休憩されていたのであちこちのルートの話をして過ごす。
そして最後の急登、ここも雨なので崩れて登りにくくなった所を詰めて行く。
さすがにここではしんどい思いをする。
そしてやっとのことで掲示板広場に10時45分到着。





天気が良くて久しぶりに大阪湾を望む。



井戸広場で荷を下ろしてゆっくり休憩。
栗の実が沢山実っている。



下山は一の鳥居まで行くが遊歩道に降りて文殊尾根へと向かう。
先週、傍を通った大和三山や額井岳を眺める。



途中、涼しい風が吹き抜けるベンチで関空を眺めて冷たいジュースを飲んで一服する。



涼しいのでいつまでもいたいが、次々通過されるのでババ谷へと1時に下山した。



ムワーッとする車に乗り込んで初日の相撲を見ようと思い自宅に帰った。





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