一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2023.6.3~4 二年越しで見たかった花2種類

2023年06月05日 | 金剛山
まずは3日の土曜日。
前日の金曜日に大雨が降って各地に被害をもたらしたのだが、金剛山も被害を被りマス釣り場周辺で土砂崩れが発生したようでバス道が通行止めとなっていた。
そんな事情も一切知らずにいつものようにババ谷の駐車場に向かって事態を知る。
千早登山口の駐車場は空いていたのでルートを変えて登る。
国見城址山頂付近には規制ロープが張られていた。
見てみると地面にヒビが走っていて崩壊する恐れがあった。



山頂広場を後にしていろんな花を見に行くことにする。
ユキノシタやオオヤマレンゲ。





ちはや園地に移動してコゴメウツギや陽を受けて綺麗なヤマボウシを見る。





ユリノキの大ぶりな花が陽を受けてオレンジ色の模様が輝いている。





好きな花の一つのヤブウツギはあちらこちらで咲いていた。





そして二年越しの花の一つ目としてサイハイランを2ヶ所で見ることが出来た。
但しどちらも時期が遅かったようなのと、昨日の雨の影響があったようでどちらも萎れた感じだった。





もう1ヶ所は。



どちらも場所も来年以降を楽しみにしたいと思う。

そして野鳥はというと唯一アオゲラを見ることが出来たのだった。



そして翌日の日曜日。
一旦金剛山に向かうが通行止め通行止め。
出だしが遅かったこともあり、昨日と違って千早口の駐車場はどこも満車。
下山してくる人を待つ手もあったが久しぶりにいろんな花が見られそうな岩湧山に登ろうと思い、いわわきの森に車を走らせる。
登りは沢筋のぎょうじゃの道を登っていく。
やはり雨の影響で水量が半端無い。





登っていくとエゴノキ?の花が見事に咲いている。





見晴らしのベンチでは風もあって気持ちが良かったが、ここに着く手前辺りで浸水していて靴下まで濡らしてしまった。



足元に違和感があるがそのうちに気にならなくなるだろうと思って歩き進める。
登山道には変わったキノコが出ている。



そしてイチヤクソウのツボミを見ることが出来たが一体いつ咲くのやら。





稜線のダイトレに出ると大きなアマドコロ?があった。





茎や枝を触ってみるが引っかかりは無かった。
山頂直下では青空が広がっていた。



たなびいている雲が絵になっていて何度も足を止めて風景に見入る。







この風景を見ることが出来ただけでも登りに来た甲斐があった。
そして二年越しの花の2種類目としてフナバラソウを見ることが出来た。
昨年見に来たときは遅かったようで全く見られなかったのだ。









休憩後、下山時に期待してなかったヤマトキソウも見ることが出来た。









思わなかった花も見ることが出来て大満足。



最後にウメガサソウも。







急遽半年ぶりに山行した岩湧山だったが、改めて岩湧山の魅力を実感した一日を過ごした。
岩湧山でまた見てみたい花があるので近い内に再訪したいと思ったのだった。












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