おっぱいとわたし 2016.12.3右乳癌告知 HER2(3+)ホルモン陰性浸潤径1.5cmステージ1

告知時、37歳独身 卵子凍結済
時々糖質制限、栄養療法ネタあり😸

温存したら再発率はどうなるのか?

2017年05月08日 18時10分14秒 | 乳がん
温存の可能性が出てきた場合、気になるのは再発率。。。

今日、ジーラスタ接種の日でしたので、またまたH先生に受診。

主治医にも聞いたことだけど、やっぱり再度聞く。

で、やっぱり「適切に切除できて(これはオペ後の病理結果で判断)、放射線をかければ、再発率は同じ」「全摘でも局所再発は、起こりうる」
「皮下乳腺全摘術は0期の人が適応」。との回答でした~。

気分的には、全摘のほうがさっぱりした!気になりそうだけど、一概にそういうものでもないらしい。

温存で終了させれば、肉体的な負担は少なさそうだけど・・・。
放射線の副作用がイメージできないところである。

でも、再建に当たっては、やはり決め手は美観だとおもった。

次回の化学療法の治療結果に期待していこう!と言われて今回は終了。

最高の治療効果がでていますように。

形成外科初診

2017年05月08日 17時11分30秒 | 再建
再建を見据えた形成外科の初診日でした。

今日は、まずバストの写真撮影。そして温存の可能性が出てきたことで、
いきなり再建の話を進めるというより、質疑応答というかたちで進んで行きました。

あらかじめ用意した、聞きたいことリストに従って先生の回答を頂きました。

【注意】これから書くことは、あくまで私の病状・体型・条件・そして通院先の病院の方針などに影響されるものです。治療や再建は、個々人によって条件が違うもの。
すべての人にあてまはるお話ではないことをご了承のうえ、お読みくださいね。





【温存の場合】
乳首・乳輪切除。この場合の胸のイメージ画像が知りたい。
放射線を当てるが、再建は可能か?再建する場合の方法。
乳首・乳輪の再建は可能か?


※温存+同時再建はやっていない。
 放射線の皮膚ダメ―ジが大きいので、皮膚が落ちついてから再建する。数年単位で考える必要 がある。 乳首・乳輪つくれる。
 放射線のダメージが及ぼす影響が大きいことは承知しておいて。
※温存後の変形・ひきつれ具合は乳腺外科主治医に聞いてほしい。


【全摘の場合】
(自家)
・自家再建⇒妊娠の希望を捨てていないのでおなかは使わない。
 肩を使用する⇒可働域と傷のイメージが知りたい。
・再建後の胸がパッチワーク状になるとはどういうことか?

※私の体型が、やせ形で(アンダー65のEカップ)肩の筋肉からでは、ボリュームが足りない。
 肩だけではなく、腰の肉(正確には腰とお尻の間の肉)にボリュームがある人なら可能だけ ど、私はそこの肉も薄いので適応でない。
 肩の筋肉で再建できる人はAカップ~AよりのBカップのひと。
(筋肉は移植後、縮むので大きく肉を持ってくる必要もある)


⇒ということで、自家再建は適応じゃないとわかったので、パッチワーク状になるって?との質問はしなかった。

あ、遊離皮弁再建ならお腹以外から移植可能ですが、
主にお尻の肉を使う。お尻の肉を使ってまでやりたいか?という点と
今は当院では主流ではない。(環境としては、顕微鏡もあるし可能ではある)



(インプラント)
・下着をつけたラインで再建する。
※これは裸になるとバストに左右差があるになる。

・自然体(裸の普通の状態)(ワイヤーブラは使用不可になるのか?)
※時間がたって、胸が固定されたらワイヤー入りブラも使用可能です。ただ、寄せてあげては不可能。(だって脂肪じゃないから。。。)

・健側挙上⇒保険がきくか?(垂れてから施術する場合も含め)
※そんなに下垂してないから、必要ないし、やるなら自費。
     ⇒この手術は体の負担が大きいのか?⇒必要ないと聞いて、質問取りやめ。

・シリコン入れ替え10~20年の実態(本当に必要か?)と保険適応か?
※日本はアメリカが実施してから10年遅く、シリコン保険適応された。
 今、データを集めているところだが、美容豊胸やアメリカの現状をみると、そんなに入れ替 えをしている声は聞こえてこない。定期健診で不備がなければ、必ずしも絶対入れ替えしなければならないというルールは今のところなし。
※入れ替えは保険適応。


・皮膜拘縮予防のマッサージ指導をしていないと聞いたが、それはなぜか?
※拘縮しない素材だから、必要なし。業者からもあまりいじらないように、との指導あり。
 当院では拘縮した例はない。


超音波マッサージのケアをしているクリニックがあると聞いているが、ここではある?
※ということで、ない。しかも超音波でシリコンの柔らかさがどうこうなるっていうのは、意味ないと思うけどなぁ。素材がかたいんだから。

または、内服薬(シングレア、ユベラ)の処方があるか?
※必要ないからこの処方もなし

・へこみや波打ち等が出た場合、修正(脂肪注入など)は可能か?もしココで不可能なら、他院紹介してもらえるか?
※今、修正のための脂肪注入の保険が通るのを待っているところ。保険を通す最優先事項である。当院でも2名、保険待ちの人がいる。
自費だと、100万から30万くらいかかる。自費なので、美容クリニックでの実施になる。


【全体的な質問】
・まだ、自家orインプラントか決めかねている為、とりあえずエキスパンダー挿入し
その間に考えることは可能か?
※可能です。

・リュープリンと抗がん剤で胸がしぼんだが、この後元に戻るのか?サイズはどういう風に決めるのか?
※う~ん。ホルモン治療して、太った人はよく見るけど。サイズ多少変わるけど、大きく見た目が変わってる人はいないような。乳腺が減るというのはありうるかもね。
今のサイズで再建するしかないし、あんまり先のこと考えてもね。
治療での変化は乳腺外科の先生に聞いた方がいいかな。


・最初にインプラントで再建。経年してやっぱり自家で再建したい!と思ったら、それは可能なのか?
※可能です。

・乳首を移植した場合、授乳可能になる時期は、オペ後どのくらいか?
※う~ん、絶対ドナーになった健側から授乳できるという保証は・・・。
乳首も小さ目だし、触らん方が無難かもねぇ。
授乳のことに関しては、やはり乳腺外科の先生の意見を聞いた方がよい。
乳首については、まだまだゆっくり考えればいいと思うよ。
軟骨で芯を作って、乳首の再建も可能なので、耐久性については心配しなくてよい。


次回の受診29日に(27日の化学療法の治療効果が出て、手術方針がたつので)再建の写真を用意してきてくれるとのこと。
はきはき、即答される女医さんで、好感が持てました。

この女医さんに再建してもらった人が、きれいに再建されてて。「絶対、先生にお願いしたいと思った」と伝えたら「それはプレッシャーだわー」と言われました。。。

個人的総括としては

温存で、美容が保てない場合は、全摘してインプラント再建したほうがきれい。
放射線照射後は皮膚のダメージがあるので、同時再建は無理。皮膚が落ちついてから。
また今の病院では温存再建はあまり実施していない様子。

全摘なら自家は適応しない。インプラントがきれい。修正したい場合保険適応を待った方がいい。
今後妊娠するかもしれないし、乳頭・乳輪の再建はあわてず、ゆっくり考えればいい。
エキスパンダーを入れることは、とても大事。自家かインプラント迷うなら、エキスパンダーだけでも入れておくことが大事。
エキスパンダーは一次に入れようが、2次に入れようが、どっちも痛い。

先生から、よく調べてきている。こんなに質問する人は珍しいし、出会っている情報もいい情報源【岩平佳子先生の「これからの乳房再建BOOK」を持参していきましたので、それを見ての言葉です】なので大丈夫。
情報は岩平先生の情報だけで十分(インプラントの場合ってことだと思います)
この先生は第一人者、この先生が発言するとみんな黙るくらいの症例数と経験値があるくらいだよ。
当院(わたしの通院先)では標準的な再建が主流になります。ちなみにエキスパンダーを使用しない再建(いきなりシリコンをいれる再建)はお勧めしません。

とのことでした。


形成外科の先生から、胸がきれいと褒められて、うれしかった。
でもさみしくなった。
それでもうれしかった。

前向きに頑張ろうと思った。