乳がんに侵された女性千恵さんの闘病の記録です。
最初から泣けてしまいます。
この本は、TBSのドキュメンタリーをそのまま活字に
しただけなので、是非、YOU TUBEで元を
観ていただくのがいいと思います。
というか、1年以上たっているのでみなさん観てしまって
いるでしょうね。①~⑪まであります。
本を読んでいるときこんな彼女の言葉がありました。
「みなさんに明日が来ることは奇跡です。
それを知っているだけで日常は幸せなことだらけであふれています」
素晴らしい言葉です。
ただ、泣きながら、心の中でどこか、冷めた部分がありました。
自分だったらって考えてました。
もう、これからつらいことばかりで、楽しいこともない自分の「明日」
こないことも楽なんじゃないか。
死と向き合う、そのことは恐怖だけど・・・
彼女はまだ若いから、夢も希望もあったけど・・・って
驕ってました。
骨が折れるほどの痛みよりつらいことなんて、無いです。
また、恋人がとっているビデオの中で
「病院でいつも何してるの?」との問いに、
彼女はふっと真面目な顔になり黙ったあと、
カメラをみて一言
「生きてる」
彼女の視線が私に刺さりました。
YOU TUBEの「余命1ヶ月の花嫁 完全版④」です。