読書物語335

もどりました

私の男

2008-09-12 23:45:22 | 考えさせる本

この本のカテゴリー・・・どうしようっていう本でした。

でも単に”読書感想文”に入れ込むのはためらいます。

 

一言で言って、「近親相姦」ドロドロ~です。

性描写もそれこそR指定した方がいいかもしれません。

 

物語は、わたし・花の結婚で、お父さん・淳悟と

別れる場面から始まり、16年前の出会いで終わります。

二人は親子といっても、最初から親子だったわけではなく、

淳悟25歳、花9歳のときに花が震災で”本当の”家族を

失ったあと、遠縁の淳悟が”親”として育てることに

なりました。

 

でも、私と男は、お互いに父であり母であり、

息子であり娘であり、恋人にまでなって

がんじがらめにお互いを縛りつけています。

 

確かにお父さん・淳悟がやっていることは、性的虐待ですが、

なぜか最後まで読めてしまいます。

著者は究極の愛を書きたいだけだったのかもしれないけど、

私は「家族」って何だろうって考えてしまいました。

 

花がこだわったように、ずっといることが家族ではないし。

家族だから話せないこと、出来ないこともあるし。

やっぱり血なのか。

自分が両親と血で繋がっていないなんて思ったこともないけど、

もしそうだったら、血が繋がった親とか気になるだろうし。

ほんとに、家族って何だろう。

動物だったら、繁殖・育児が終わったらバラバラだから

本能じゃない。

 

うまく言えないけど、なんかモヤモヤしたものが残る本でした。