12月になり、強い寒波が降りてきたので、ホッとした。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 羽と滴 ★
例年なら根室地方全体が凍り出し、揺るぎのない冷凍庫になっている。
はずだった。
なんという暖気だ。凍っていた大地は解凍して行った。
海岸に落ちていた羽。付着していた滴の氷。
見事に融けて「しずく」になっていた。
じっくり見ると拡大鏡になり、羽の細部が浮き上がって見える。
これはこれで味わいがある。
4月初旬から姿を見せ、後半になって多くが北上してきたユリカモメ。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ユリカモメがいなくなった ★
湾内に流れ込む当幌川などの河口に集まって、小魚をしっかり狙っていた。
干潮になるとき潮が動き、小魚が群れになって移動する。
岸辺に立って待っていると、目の前を飛んでくる。
冬羽から夏羽に変わって行く様子がよく分かる季節だ。
カモメが入れ替わる季節。今はカムチャッカ半島の方へ移動して行った。