窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

ちょっと休憩

2023-04-30 20:10:14 | キタキツネの生態
ヤチネズミを口にいっぱい銜えてきたキタキツネのお母さん。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ ちょっと休憩 ★
 
子ぎつねに与えて、出てきました。
 
 
日当たりのいい枯れ草の上で一休み。
 
 
背伸びして、あくびして、リラックス。
 
 
顔の周りに付いたダニの食痕が痒くて後ろ足で掻いています。血を吸われた
あとは乾燥して痒くなるのです。
 
 
ほっとしたら、さあ獲物探し。ワシでも捕るか。

 


角が落ちていく

2023-04-27 18:19:43 | エゾジカの四季
エゾシカのオスの群れに出会った。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 角が落ちていく ★
 
秋に見せた毛つやが良く、堂々とした風格は消え失せ、みすぼらしい。
やせ細り、艶のない毛。見た目は大切だと彼らを見て思う。
 
 
角が落ちだし、彼らが持つ品が全くない。角は自信につながっている。
 
畏怖堂々さが無くなると魅力を感じないもんだ。
 
 
新芽を食べ、筋肉がもとに戻るまでの2か月、我慢のしどころ。
 
角が落ちた後は一時出血するが、日を追ってふさがり、黒済み盛り上がってくる。
 
 
痛々しいが、これもエゾシカの試練の内。
 
鹿の子模様が回復し、美しい毛になるまでひと月。
 

 


旅立ちの条件?

2023-04-26 19:50:29 | オオハクチョウのいる風景
雪解けが早かったせいか、野付湾でのオオハクチョウの集まりが悪かった。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
 
             ★ 旅立ちの条件? ★       
 
一時増えたが、そのあとは新芽が出始める牧草地の方へ分散した。
分散するとどれだけの個体が逗留しているか、さっぱりわからない。
 
 
旅だちの瞬間を見たくて早朝だけ野付湾へ向かうが、鳴きあう大勢の
オオハクチョウがいるの光景には出会えなかった。
 
 
標津町に住む漁師さんの御かみさんから聞いた、標津湾に旅立つ前の
オオハクチョウが水面が白くなるほど集まる光景は今年も出会えなかった。
 
 
それでも少数ながら旅立って行く群れを見送ることができた。
 
山沿いに向かい、知床半島に沿って消えて行った。
 
向かうはロシア。
 

 


マガンが1羽

2023-04-26 16:55:31 | コクガン・ヒシクイ・ガン類
野付半島ではマガンがどのくらいやって来るのか、さっぱり分かりません。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ マガンが一羽 ★
 
湾内には降り立ちません。
 
でも、この時季、キャハハン・キャハハンと鳴いてやって来るマガンが少数
います。
 
 
しかし、多くは日本海側の宮島沼に4万羽、6万羽のマガンが集まり渡って
行きます。
 
だから太平洋側は大きな群れは通過して行かないとずっと思っていました。
 
5年前、野付半島で数百羽の群れが半島に沿って次々渡って行くシーンを
見てしまってから、太平洋側も渡りのコースがあるのではないか。
 
 
毎年、探して通う5月の連休です。会えるかな、今年。

 


根室海峡へ。カムチャッカ半島へ、遠いな

2023-04-24 16:40:05 | コクガン・ヒシクイ・ガン類
今季は天候が安定せず、亜種ヒシクイの集まりが悪い、気がする。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
       ★ 根室海峡へ。カムチャッカ半島へ、遠いな ★        
 
数千羽のヒシクイたちはどこにいるのか。
 
今朝も我が家の上空を30羽ほどのヒシクイの群れが通過して行った。
 
 
昨日の早朝、野付湾。20羽前後の群れが3群、根室海峡へ飛び出して行った。
 
もう大半が渡って行ったのか、これからなのか、読めない。
 
天気とにらめっこ。あと1週間、頑張ってみるかな。