窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

秋のエリマキシギ

2023-08-30 15:15:40 | シギ・チドリ
北極圏で繁殖するシギ、エリマキシギ。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ 秋のエリマキシギ ★
 
憧れのシギである。繁殖期に観察しに行きたいと長年思ってきた。
 
 
オスが繁殖期に変身する。首に襟巻ように長い羽毛が生え、その色が褐色、
黒色、白色が混じり、派手派手になる。
 
 
メスを巡って競い会う時に、襟巻を広げ、求愛行動をする。
これが素晴らしいらしい。
 
 
野付半島には春と秋に少数寄って行く。
 
秋はその派手な羽毛はなくなり、地味なもんだ。でも清楚で美しい。
 

異常、熱い、暑い。水浴だ

2023-08-28 19:52:37 | エゾジカの四季
異常だ。毎年8月を過ぎると20℃前後しかならない気温。30℃近い気温が
続いている。
 
 
 
         ★ 異常、熱い、暑い。水浴だ ★
 
鳥はともかく、地上で暮らす生き物は大変だ。
 
 
経験してない気候にどう対処するのか。考えています。
 
エゾジカたちは毎日水辺に来て海水に浸かっています。
気持ちよさそう。食べた草を反芻しながら、のんびりと休んでいます。
 
 
お腹が減ると近くの草地で草を食み、お腹がいっぱいになると休んでます。
エゾジカには最高の季節かも。
 
大人のオスジカは若ジカの面倒を見るのが優しい。
 

ボロ雑巾、オジロワシ

2023-08-27 19:53:22 | 根室の風景
子育てが終わったオジロワシの成鳥。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ ボロ雑巾、オジロワシ ★
 
川岸や海岸線に大きな羽が落ちている。
 
翼の羽、尾羽。羽の周囲は擦り切れてぼそぼそ。よく使った感あり。
 
飛んできたオジロワシを下から撮った。翼の羽は不揃い。抜けた羽の後から新しい羽の芽
が開いている。
 
 
これから渡って来るカモやガン、ウミウなどを捕るまでには完璧に揃う。それまでの我慢。

オオセグロカモメの幼鳥

2023-08-26 17:39:30 | カモ類
オオセグロカモメの幼鳥が姿を見せだした。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
            ★ オオセグロカモメの幼鳥 ★
 
近くだと知床半島や国後島に繁殖地があるが、どこから来た幼鳥だろう。
 
 
オジロワシの捕食から逃れ、無事に育ったものたち。
 
独り立ちして流れ藻を口にしている。これからイワシやサンマが回遊してくる。
 
 
元気に育ってほしい。

トウネン

2023-08-25 18:07:09 | シギ・チドリ
今年の北極圏のツンドラ地帯はどうなってるんだろう。
 
おばんです。小太郎でごじゃります。
 
 
             ★ トウネン ★
 
凍土が融けだしてひどいことになっていなかっただろうか。
 
繫殖を終えたトウネンの群れがたくさんやってきた。
 
 
夏羽色は消えて、冬の羽色になっている。無事に繁殖を終えて、渡って来た
ようだ。羽色のつやがいいし、丸々太っている。
 
 
干潟や湿原を群れが右往左往して飛びまわるのは活気に溢れる。
 
力をもらう。蚊に刺されてもちっとも気にならない。
 
 
泥の中から小さなゴカイを捕っている。時々餌場の取り合いをして、喧嘩を
してるのは微笑ましい。
 
 
お尻をついてじっとしていると、どんどん近寄ってくる。嬉しい。