オオワシが集まってきた

風蓮湖。大寒波のおかげで、漁師が動き出した。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

　　　　　　　　　★　オオワシが集まってきた　★

 

氷の質が良くなり、厚さが30㎝を越えた。

 

氷の下にいる魚を捕るために氷下待ち網漁の定置網が設置された。

 

夫婦の漁師がスノーモービルでやって来る。

 

 

網を上げだすと湧いてきた。周辺の森で待機していたオオワシ。

漁師の周りにやってきて並ぶ。争うこともなくじっと見守る。

 

 

ゆっくり増えてくる。

 

市場に出す魚を箱に入れると出さない魚はすべて氷の上に置いて行く。

 

それまでは動かず。

二人が乗って移動すると競争が始まる。早いもの勝ちの世界になる。

 

 

威圧する

オスがいったん姿を消したかと見せかけ、すぐに新オスの背後から現れた。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　★　威圧する　★

 

睨みを利かせ、威圧してくる。上から目線は強力だ。

 

新オスは耳を倒し、無抵抗のサインを出している。

 

 

ゆっくりと横を通る。新オスは顔を反らし、目を合わせないようにしている。

体は引き気味。刺激をしないようにしている。

 

 

後ろに回り、お尻の方へ、匂いを嗅ぐ。新オスは緊張、じっとして動かない。

 

堂々と体を擦りつけるように威圧。

 

 

そのままメスの方に目線を向け、降りていく。

 

 

メスと鼻面を合わせる。メスは耳を後ろに倒し、尾を股間に下ろしてる。

緊張し、愛想はない。

 

 

オスは脈が無いと見たのか、少しして離れていった。

 

 

駆け引き

メスに一生懸命に意思表示するオス。

 

おばんです。小太郎でごじゃります。

 

 

　　　　　　　　　　　　　★　かけひき★

 

耳を後ろに倒し、警戒するメス。

 

鼻面を合わせ緊張している様子。

 

そこにそっと新しいオスが近寄った。砂山の上に上り、窪地はいる。

 

口を明け、声を発す。

 

 

・その声にメスが気づき、見る。オスも気づく。すぐに上に向かう。

 

 

背後から新オスの睨み付け、砂山の上の方へ。

 

 

さてどうなるか。続く。

 

ジュエリーアイスの原石氷

川水がゆっくり凍ってできる氷。透明で澄んでいる。

 

 

　　　　　　　　　　★　ジュエリーアイスの原石氷　★

 

いい条件だと氷を通し、川底が綺麗に見える。

その上に乗ると割れないかと怖くなる。

 

 

河口にできた氷は満潮と干潮の水位差と波の力で割れる。海に流されると波に

揉まれ、角が取れ、丸みを増す。

 

 

波が強くなると海岸に打ち上げらる。揉まれた時間と風向き、波の大きさの

条件で丸く、透明感あふれる宝石氷が打ち上げられる。

 

 

これに朝陽が当たると金色に輝くジュエリーダイヤが出現する。

 

探せど見つからないことが多い。「運」が頼りのジュエリーだ。

 

 

厳しい寒さがやって来る

１０年に一度の寒気が迫っている。西高東低の気圧配置。道東は晴天が多い。

おばんです。小太郎でごじゃります。

　　　　　　　　　★　厳しい寒さがやって来る　★

その代り気温が低くなる。

降った雪はさらさらになり、風が吹くと至るとことに吹き溜まりができる。

しかも雪が締まる。

半島で生活するシカたちは雪の下にある枯れ草が掘り起こしづらくなる。