オオハクチョウが大挙やってきた10月中旬、牧草地に降りていた群れに、
7羽の群れが合流してきた。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ ヒシの実がくっついてきた ★
群れの着地の瞬間を撮っていると、胸部に黒い塊がたくさん付着している
のに気づいた。7羽ともみんな付いている。
不思議に思って写真を拡大してみると、なんとヒシの実だ。
生まれて初めて見た。訊いてはいたが、実際に目にするとわくわくした。
ヒシには鋭くとがった棘がついていて,鳥の羽根にくっついて運ばれる仕組
みもある、と言われてきた。
でも、現場に出くわしたことがない。写真にも挙がっていない。
共生の広場10号22-27(2015/3)に、ヒシの果実1292個を採収し、うち608個
の刺の部位に羽毛が付着していた。割合47%あり、予想を上回った。
高校生の研究報告。ヒドリガやマガモの羽毛だったようだが、水鳥に付着して
運ばれていると結論付けている。
オオハクチョウも運ぶ手伝いを担っている証拠写真だ。
これからも期待しています
嬉しいです。
お礼を言うのを忘れていました。
焼酎をありがとうございました。