3月20日にオオハクチョウが亜種ヒシクイたちともにたくさん移動してきました。
多くは野付湾に向かいました。
おばんです。小太郎でごじゃります。
★ 北上してきたオオハクチョウ ★
湾内はまだ20%ほどの氷が残っています。その多くがオオハクチョウが集まる
茶志骨川や当幌川の河口域です。真水を必要とするオオハクチョウがどっしり
落ちついて休めるところがいいのですが。
22日に行ってみると1000羽以上のオオハクチョウが氷が融けた浅瀬に集まって
いました。ナラワラの森周辺です。周りより速く融け、水面が出ています。
これまでだとまだ氷が融けず、半島の先の氷の上に集まっていることが多く
見られました。森が持つ熱量が海面をこじ開けてくれた感じです。
それぞれのんびりとアマモを食べ、水が飲みたくなると湿原の中の沼にやって
来てました。
これから多くのハクチョウは朝方に飛び立ち、牧草地の方へ栄養豊かな新芽を
食べに飛んでいき、夕方になると帰ってくる生活をします。
さらに内陸の沼の氷が消えるとそこをねぐらにしてしまうので、野付湾の
オオハクチョウの数は減少します。
4月の下旬まで、しばらく根室地域に滞在します。
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