窓辺の小太郎

野付半島の渡り鳥や動植物の生き生きした「瞬間の美」を目指します。

オオハクチョウ・渡りの前に

2020-04-20 15:36:49 | オオハクチョウのいる風景

今年の冬の積雪は例年に比べ3分の1ほどでした。立春を過ぎ日射しが強くなっ

雪が急速に融けました。牧草の新芽が出てきたのも早かったようです。

しかし・・・。

おばんです。小太郎でごじゃります。

         ★ オオハクチョウ・渡りの前に ★

雪が少なかったせいで、地面の凍土深度が深くまで進んでいました。凍ったせ

いで土が盛り上がり、解凍が遅いのです。表面は少し融けているだけで、掘っ

てみるとかちんかちんでスコップが弾き飛ばされます。

それでも牧草は新芽を伸ばし始めます。雪がない分、オオハクチョウは新芽の

先をくちばしで千切り食べます。新芽は栄養分が多いので、枯れ草を食べるより

ずっと体力づくりには役立ちます。

デントコーン畑のようにひとところに集まらなくていいのです。車で走って見

ていくのですが、今年は家族単位で牧草地に降りていることが多かったです。

そのせいか、のんびりとしている光景がよく見られました。

これから体力を付け、4月下旬の旅立ちまで待機します。



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