きままに

「要領得ぬ身ですが安閑としてやっています。」

瀬戸内真鯛釣り考

2020年08月24日 11時08分28秒 | 船釣り

昨日は二十四節季の一つの「処暑」だったのですね。

暑さが峠を越えて後退し始めるころらしいです。

当地は、この先猛暑日になることは無いようですが、まだまだ暑い日が続きそうです。

 

日曜日に、釣り友の船でいつもの塩飽諸島周りに真鯛釣りに行きました。

釣果は3人で14尾でした。

去年一昨年はこの時期50㎝クラスが釣れており期待したのですが、35㎝止まりでした。

自分は30~35㎝程を2尾と25㎝クラスの鯵が1匹と低調でした。

アタリは割と有りましたが腕が伴わず釣り上げることができませんでした。

一度、それまでとは違う引きを感じ、やり取りしているとバラしてしまいました。

針をチェックしてみると、なんと、かえしからフトコロの部分がポッキリと折れていました。

何回か使った仕掛けで、帰宅してから水洗いして仕舞うのですが、針が錆びていたようです。

舳先で釣っていた竿がしらの連れも、もう少しで大物を釣り上げるところでしたが、仕掛けを緩めた途端にバラしてしまいました。

今回も逃がした魚は大きかったです(トホホ)。

 

 

Nikon1 j5  10‐30mm(f/3.5‐5.6)
 
 
                                                         2020/08/23撮影
 
 
 

海上は凪いでいます。

 

朝焼けは大したことは有りませんでしたが、見た目の朝日は赤くきれいでした。

 

 

20メートル型(汎用)巡視艇「ひめぎく」型 CL-69 巡視艇にいかぜ

こっちへ向かってきているようなので、また、船検・船舶免許証のチェック?か思いましたが通り過ぎました。

 

朝日を浴びて釣り場を目指す他船

 

釣り友の釣りの師匠の船が

珍しく、女性二人を乗せていました。義理のお姉さんとその孫(大学生)ということでした。

いつもとは勝手が違うようで、釣れていないようです。

 

坂出工業地帯と讃岐富士

 

下津井瀬戸大橋と底引き網船

 

斜張橋と大型クルーザー

船の大きさと釣果は比例するか?。

 

「南風」のアンパンマン列車が新型車両2700系気動車にバトンタッチされたそうです。

赤色ベースと黄色ベースの二編成で7月18日から運行しています。
車体の外装には、平日の3両編成に64体の、土日祝日の4両編成に84体の仲間たちが描かれているそうです(写友Mさん情報)。

 

師匠はご婦人二人を下ろしてきて肩の荷を下ろしたようです。

しかし、25㎝程の小ぶりを10尾だけだったとか。

雨が降り続くと、水潮になって魚によっては釣れ難くくなるようですが、反対に雨がズッと降っておらず、塩が濃いかったため食いが浅かったのでしょうか?。

 

ポツンと○軒家に出ていた廃ホテルの前が好漁場なのかたくさんの遊漁船が集まってきています。

 

釣果

途中、生け簀に浮いていたのはシメて、連れのクーラーボックスに4尾入れています。

塩焼きするのに形が揃ったのを3尾もらって帰りました。

 

男のいい加減な料理は?

定番の塩焼きです。

コツはひと手間加えます。

① 捌いた鯛をペーパータオルで水を拭き取り粗塩をまぶします。

② ①の鯛に日本酒を浸したペーパータオルをかぶせ3,4分置きます。

③ ②の鯛を水洗いして水分をペーパータオルで拭き取ります。

④ ③の鯛に切れ目を入れ粗塩をまぶし、特にヒレと尾っぽには塩を多くします。

⑤ 魚焼きグリル(家のはIH調理器)を空焼きした後、オリーブオイルを浸したペーパータオルで焼き網に油を付けます。

⑥ 自動で丸焼きを選び、出来上がりを待ちます。

 

焼き網に身が引っ付かず取り出せます。

魚に臭みが残っておらず、母と連れ合いに好評でした。

大分の叔母から送ってきていたカボスを絞ります。

純米吟醸酒を少し飲んだ後は、蕎麦焼酎の炭酸割りです。

 


朝マズメの真鯛狙いは如何に

2020年08月12日 21時14分36秒 | 船釣り

朝マズメの時間はしっかりした定義は無いようですが、概ね日の出の1時間前後のようです。

日曜日に、いつもの塩飽諸島周りに真鯛釣りに出かけました。

7時に出港する予定でしたが、朝マズメを狙わないか釣り友から誘いが有り一つ返事で、5時半に出港しました。

1時間半ほど釣り、7時に帰港して2人を乗せて引きから満ちの潮を狙いました。

結果は、4人で30~37cm程が14尾。

自分は3尾で竿頭は7尾でした。

他には、マゴチ、ワニゴチ、アジ、セイゴ、セトダイの6目釣りでした。

 

 

カメラ レンズ:Nikon1j5 10-30㎜(f/3.5-5.6)  
現像 :DxO PhotoLab&Photoshop

 

 

雲の合間から朝日が

 

釣り友の釣りの師匠も早くから出ています。

釣り友は魚探と睨めっこで真鯛の反応を探します。

 

潮が速い場所も狙います。

 

斜張橋

 

下津井瀬戸大橋とリゾートホテル。

チラシが入っていました。8月から通常営業を始めています。GOTOキャンペーン利用で3割ほど安く泊まれます。

 

廃墟ホテルの前で狙います。

 

讃岐富士は霞んでいます。

 

採石場跡

 

帰港の途に

 

この日の最長寸は、朝マズメに釣り友が釣ったマゴチの62.5㎝(1330g)。

 

釣果

 

マゴチとワニゴチをもらって帰りました。

 

大きいマゴチを捌くのはさすがに力が要りました。

骨を切るのに骨折りました(^^)。

 

薄く刺身にしました。

 

男のいい加減な料理は?

コチの薄造りと昆布締めです。

鯛のアラとコチのアラは先週の日曜日にチルド室に入れていたものです。

昆布締めは3時間程冷蔵庫に寝かせました。

昆布は白い粉(塩)をふいているのを使うのでコチに塩は振りません。日本酒を浸したサラシ等で塩をこそぎ落とさないように昆布がヒタヒタとなるように押しつけます。

サラシの代わりにペーパータオルを使うことも有りますが、紙が昆布に付いて残らないようにします。

これは3人前、否、5人前は十分有りました。隣にも同じようにして持って行っています。

 

薄切りは紅葉下ろしとポン酢で、昆布締めは塩か醤油でいただきます。

 

 

 


真夏の瀬戸内釣り考

2020年08月04日 08時24分49秒 | 船釣り

去年の今頃、5歳になったばかりの孫を連れて東京見物に行っていたんですねー。

初日は上野からスカイツリーと浅草寺、次の日はドラえもんミュージアム、3日目は高尾山登山、最終日はしながわ水族館に行きました。

いろんな電車に乗り、よく歩きましたねー。

今頃はどういう様子なのでしょうか?。

お盆の帰省時季がやって来ますが、一律自粛は求めないと言うものの、手放しで息子に帰ってお出でとは言えません。

 

2日の日曜日に4人で、いつもの塩飽諸島周辺に船釣りに行きました。

狙いの魚は真鯛とキスです。

波も風も無いのは良かったのですが、さすがに梅雨明け後の夏の暑さにはちと参りました。

釣果は、真鯛が3尾とキスが26匹でした。

他はコチ、アジ、ギザミ、カサゴの六目釣りと賑わいましたが、魚探の真鯛の反応らしきものは有りませんでした。

 

 

カメラ レンズ:Nikon1j5 10-30㎜(f/3.5-5.6)  
現像 :DxO PhotoLab&Photoshop

 

 

日差しが強くなりそうです。

 

貨物船

 

風が無く、船外機で走行するヨット

 

いつもの斜張橋

 

讃岐富士を臨む

 

釣り友の釣りの師匠もこの日は不調だったようです。

 

帆を張ったヨット

 

五色台方面を臨む

 

パラグライダーとメインLD(ランディングゾーン)

4つのLDが有り、海水浴場には700mの広大なLDが有るそうです。

以前、山頂から飛び立つ様子を見に行ったことが有りますが、高所恐怖症気味の自分には絶対無理です。

 

 

船上料理

生け簀から25㎝オーバーのアジとキスを掬い、〆て姿作りにしました。

船上で揺れながら捌いたので見かけは悪いですが、醤油をかけ手箸でいただき、皆さんに好評でした。

 

釣果

大きい真鯛3尾と大コチは釣り友の釣りの師匠の港の生け簀から頂戴しました。

 

35㎝の真鯛と、47㎝のコチ(ワニゴチ)をもらって帰りました。

 

 

男のいい加減な料理は?

 

コチの薄造り(のつもり)と真鯛の刺身&炙り

皿の網模様が透けて見えるほど薄く削ぎたかったのですが、腕が伴いません。

大根と赤唐辛子で紅葉下ろしを作りました。

ポン酢に付けて食します。真鯛はワサビで。

照りゴチと言い、夏のコチは旬でふぐのような味わいです。

アラは今晩、あら煮にします。

 

紅葉下ろしとネギを包みポン酢でいただきます。

家族にも好評で日本酒が進みます。

 


梅雨明け間近の真鯛釣りは如何に

2020年07月27日 17時58分57秒 | 船釣り

昨日、4人で船釣りに行く予定でしたが、天気予報は傘マークが付いており1週間伸ばすことになりました。

釣り友は、状況を見て船を出すというので、ついて行ってみました。

 

結果、二人でリリースしたのを除いて5尾でした。

最長寸は釣り友が釣った42㎝(実寸)。

自分は30~35㎝(実寸)を3尾。

釣り友はリールのドラグがグイグイ出て行くようなのを掛け、慎重にやりとりし、自分はたも網を右手に持ち浮いてくるのをハラハラドキドキして見ていました。

仕掛けの上の方が見えて来て、緊張が高まり最高に達しようとしたとき「あっ!」と。

これまでの最長寸の59㎝を記録更新するような引きだったようです。

 

他には41㎝(実寸)のエソ、20~25㎝(実寸)の鯵が4匹、仕掛けを変えて釣ったキスが20㎝(実寸)を最高に計6匹でした。

 

青空が拡がり梅雨が明けたようでしたが、黒い雲が広がってきて雨脚が強くなり止みそうに無いので早く切り上げ帰港の途に就きました。

 

 

カメラ レンズ:Nikon1j5 10-30㎜(f/3.5-5.6)  
現像 :DxO PhotoLab&Photoshop

 

 

釣り友の釣りの師匠も早くから真鯛の反応を追っていますが、この日は潮が濁り、雨水で海水も薄くなったのか、釣果は、はかばかしく無かったようです。

 

真鯛のアタリが無く時間が過ぎて行き、キス釣りに変えました。

キャンピングテントのいくつかに明かりが灯っています。4連休を利用して県外からキャンパーがやって来ているのでしょうか。

此処ではキスを6匹釣りました。

 

真鯛の時合いになったので、場所を変えました。

光芒が差しています。

 

五色台方面を臨みます。雲が垂れ込めています。

 

お気に入りの斜張橋

雲の合間から晴れ間が覗きます。

 

下津井瀬戸大橋

右に見えるホテルは、感染軽症者などを受け入れる宿泊療養施設として当県が運用していますが、8月1日から以前のリゾートホテルとして営業を再開します。

 

干潮になると姿を現し、海猫や鵜がよく佇んでいます。

 

青空が拡がってきました。

 

鳥岩の向こうに讃岐富士を臨みます。

 

黒い雲が立ち込めてきて、雨がポツリポツリと。

雨合羽を上だけ羽織っていました。

だんだん雨が激しくなりズボンも履き、港に近い場所を目指し糸を垂れましたが、止みそうも無くアタリも無いので早めに切り上げました。

 

釣果

42㎝の真鯛と41㎝のエソは釣り友が釣りました。

 

真鯛とエソを捌きます。

 

いつもの男のいい加減な料理は?

真鯛の昆布締めとエソのジャコ天を作ります。それと鯵のたたき。

キスは天ぷらにします。

 

日本酒を浸したペーパータオルで、塩を吹いた昆布を拭き、真鯛の柵を乗せます。

塩をふらなくとも昆布に付いた塩味が効きます。

昆布で包んだらラップで巻き、皿などで重しをして冷蔵庫に一晩寝かせます。

 

エソの身をフードプロセッサーに入れ、混ぜます。

小麦粉と塩を少々、卵を半分入れ混ぜます。

すり鉢に移して、すりこ木で粘りが出るまで捏ねます。すりこ木と思って使ったのは麺棒で、連れ合いから叱られました(^^)。

 

ラップにそれらしく包み、冷蔵庫で一晩寝かせます。

 

昨日の晩酌用です。

小ネギが無かったので、地元産の桃太郎ネギを使いました。

新生姜は水っぽかったです。

生姜とネギを乗せてまな板の上で包丁で叩きます。

 

大葉を敷き、カボスを添えました。生姜醤油で美味しくいただきました。

 

今朝、昆布締めを冷蔵庫から取り出し薄切りします。

 

酢飯を適当な大きさに丸めておき、ラップに大葉の切れ端と身を乗せ包むだけです。

孫が来ていたら喜んだでしょう。

 

冷蔵庫から取り出したすり身を油で揚げるだけです。揚げたてはやはり、美味しかったです。

少し残ったので今日の晩酌でいただきます。

昆布締めも半身が残っているので、冷蔵庫で3日ぐらい保存できチビチビ楽しめます。

 

今朝の食事です。

違和感があります?(^^)。

 

今日晩の献立(7/28日)

真鯛のお頭の煮付け、キスの天ぷら、昆布締め

 

【真鯛の煮付け】

日本酒100cc、水150cc、濃い口醤油・みりん大さじ2杯、砂糖大さじ1杯、生姜ひとかけらを入れ沸騰させます。

鯛の頭に包丁を入れ二つに割り、アラと一緒に熱湯をかけた後、鍋に入れ落とし蓋をします。

 

 

 

 


海上は穏やか船上は如何に!

2020年07月06日 23時47分50秒 | 船釣り

先々週の日曜日にゲストさん二人と船上で賑やかな釣り時間を過ごしました。

二人は52㎝と41㎝の真鯛を筆頭に数釣りもして満足して帰られましたが、世話役を兼ねて竿を垂れた釣り友と自分は消化不良に終えていました。

それならと、二人で日曜日にメークドラマを期待して先週と同じ場所を攻めました。

しかも、今回は釣り友が生き海老を用意してくれていました。

釣れないわけは無い!と。

結果は、本命の真鯛は二人で35㎝2尾を頭に5尾とトホホ模様でした。

しかし、メークミラクルは有りました?

 

カメラ レンズ:Nikon1j5 10-30㎜(f/3.5-5.6)  & スマホ  
現像 :DxO PhotoLab&Photoshop

 

                                                  2020/07/05撮影

この日も釣り友の師匠の船が出ていました。

 

師匠は大きな何かを掛けたようです。

バラさないように、操船しながら慎重にやり取りしていました。

65㎝の真鯛でした。この前は70㎝オーバーを釣られたようです。今までの最長寸は48.5㎝(釣り友は59㎝)で羨ましく竿先に神経を集中しながら、たも網で掬うのを眺めていました。

 

斜張橋

朝方は曇り空でした。

 

下津井瀬戸大橋を臨む

 

水深が浅く潮が速いので船が流されないよう移動を掛けます。

 

大槌島と小槌島

 

廃墟ホテル

 

晴れ間の斜張橋

 

Japan Coast Guard

双眼鏡を覗いています。島の近くにいたボートに向かい、ライフジャケットを着けるよう拡声器から注意を促し、装着が完了するといつの間にか去っていました。

以前、船外機付きのゴムボートに珍しく女性係員も乗っていましたが、こっちにやって来て釣り友の船の検査証と船舶免許証をチェックされたことが有ります。

騒動を目撃したことも有ります。不審船を拿捕することもあるようです。

 

釣果

自分は35㎝ともう一尾釣っただけ他は釣り友が釣りました。

40㎝を少し切ったアコウ(キジハタ)も「持って帰んねー。」言われたのですが、釣り友が釣ったこれまでの最長寸で、気持ちだけいただきました。

 

もちろん、捌いて刺身にしたそうです。アラと卵は煮付けに。

26㎝は釣ったことが有りますが、こんな大きいのはなかなかお目にかかれません。掛けても岩礁に入り込み出てきません。

アコウは40㎝を超えるぐらいからオスに性転換するそうです。

下世話な話しになりますが、アコウは大型になるほど脂が乗り、活き締めした45㎝を超えるような6月~8月の旬のものはキロ1万円で高級料亭等で取引される超高級魚のようです。

 

残った生き海老も天ぷら用にもらって帰りました。

 

 

いつもの男のいい加減な料理は?

押し寿司にしてみました。

 

真鯛は大きいのから3尾を刺身と炙りに、コチ、アジは刺身に。

 

家に帰ったら隣から大好物をいただいていたのでお返しをしました。

鯛のアラと残り2尾も捌いて持参しました。

押し型にサラ○ラップを敷き、すし飯を盛り付け押すだけの簡単料理です。

鯛とアジの刺身は大葉を敷きました。コチと鯛の炙りはそのまま。

 

米5合を酢飯にし、写真は有りませんが5歳の孫が来ていたので残った酢飯に炒り胡麻入れてお稲荷さんにしました。