異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

慰安婦問題最終合意の次は… 安倍首相が画策する「靖国神社A級戦犯分祀」 (週刊実話WJN)

2016-01-27 21:40:05 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

                     靖国神社の写真一覧(http://www.jalan.net/kankou/spt_13101ag2130009645/photo/)より転載

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※安倍首相が、本当にA級戦犯を切り捨てることができるか疑問、また靖国神社の思想からすれば、絶対に切り捨てることはありえないのだが。

週刊実話http://wjn.jp/article/detail/4639260/ より転載

慰安婦問題最終合意の次は… 安倍首相が画策する「靖国神社A級戦犯分祀」(1)(2)

掲載日時 2016年01月19日 10時00分 [政治] / 掲載号 2016年1月28日号

 昨年末の12月28日、安倍晋三首相のフェイスブック(FB)は大炎上していた。仕事納め名目で菅義偉官房長官ら官邸の仲間たちと杯を傾ける1枚の写真。そのコメント欄に、非難が数多く寄せられたのだ。
「判断ミス」「屈辱だ」「完全に幻滅した」「あなたに総理の資格はない」
 一国のトップが多忙な年の瀬の昼過ぎに、酒宴の様子をオープンにする。何だか優雅で平和なひとコマだが、そんな境遇へのねたみが激怒の理由ではなかった。

 ちょうどこの日、写真が投稿される数時間前、
日韓両政府は従軍慰安婦問題を「最終的かつ不可逆的に解決」することで合意した。安倍首相が「心からのおわびと反省」を表明し、韓国政府が新設する元慰安婦の支援財団に、日本政府が10億円程度を出すことが決まったのだ。
 批判の嵐は激しく、本人だけにとどまらず、昭恵夫人のFBにも吹き荒れた。ネット右翼(ネトウヨ)とみられる支持者たちは、口をそろえて首相を「裏切り者」と断じた。

 しかし、当の安倍首相にはまったく悪びれるそぶりがない。それどころか、長年の懸案を取り去った成果をあちこちで勝ち誇ってみせているのだ。
 「安倍首相は無党派層への浸透を図るためインターネットを使用する若い世代を意識した選挙活動をしていますが、ネトウヨからの支持はそこまで頼りにしていませんよ。かつて首相に返り咲くための道具としてネトウヨが主導する嫌韓・嫌中ブームに便乗したことは認めますが、永田町が“安倍一強”の現状では、いつまでもそこにすり寄る必要はないでしょう。そもそもネトウヨは投票に行くのかも怪しいし、票田としては“おちょこのウラ”程度ですからね」(首相側近)

 何とも薄情な気もするが、ここにきてネトウヨのポイ捨てに踏み切ったのは、こんな思惑もあるという。
 「安倍首相は今夏の参院選に衆院の解散総選挙をぶつけるつもりです。野党に再生の気配がない今なら、公明党やおおさか維新の会も含めて憲法改正に必要な勢力を確保できるという見通しがあるのです。改憲はネトウヨが泣いて喜ぶ悲願。それが現実味を帯びてくれば、再び勝手に支持に回ってくるとタカをくくっているのでしょう。まあ、調子に乗り過ぎて、足元をすくわれなければいいですが…」(全国紙政治部デスク)

 勝てば官軍、ネトウヨだって怖くない--。そんな本音を抱いているのだろうか。


(2)

 安倍首相は勢いそのまま、慰安婦と並ぶ外交懸案も一気に解決しようと動いている。それは、靖国神社からのA級戦犯分祀だ。
 きっかけは2015年春までさかのぼる。安倍首相の外交指南役である谷内正太郎国家安全保障局長に近い外務省OBが、昵懇の韓国政府高官と会って「朴槿恵大統領は安倍について勘違いしていないか」と耳打ちすると、こう続けた。
 「彼は思想は右だけれども、原理主義者ではない。本物の右翼じゃないんだ。靖国神社を参拝してはいるが、A級戦犯に頭を下げてはいない。東條英機元首相がいるからだ」

 韓国政府高官が身を乗り出したのを確認すると、外務省OBはこう説明した。
 「安倍の力の根源である血脈を見てほしい。母方の祖父である岸信介は、東條と対立して閣外に出て、最終的に東條を引きずり下ろした。父方の祖父の安倍寛は、大政翼賛会の公認がないまま衆院選に勝っているから、当然のように反東條だ。この2人の祖父を誇りに思っているサラブレッドの安倍が、どうして靖国に行って頭を下げるのか」

 うなずく韓国政府高官。さらに外務省OBは畳み掛けた。


 「靖国参拝を深刻に受け取らないでほしい。あくまで内政、国内対策上の問題にすぎない。安倍はリアリストであり、現実的な判断をする男だ」

 朴大統領の側近でもあるこの韓国政府高官は「必ず大統領に伝える」と繰り返し、その場を去っていった。
 「実際に安倍首相はA級戦犯を分祀したい考えを持っています。高村正彦・自民党副総裁らに靖国関係者と調整させているのですが、靖国側に拒否され続けているのです。高村氏は'14年5月に訪中した際、中国共産党ナンバー3に『日中首脳会談が実現すれば首相が靖国神社に行くことはないと思う』と述べて話題になりましたが、安倍首相が抱いているA級戦犯への嫌悪感を知っているからこそ、そこまで踏み込んだ発言ができたのでしょう。訪中に同行した外務省OBが分祀の意向も併せて伝えたようです」(自民党ベテラン衆院議員)


 外務省OBのロビー活動は、確かに安倍首相の意をくみ上げたものだったのだ。そして韓国政府高官は約束通り、朴大統領に詳細を解説したという。
 「その際、香港の有名占い師に見てもらった、安倍首相と朴大統領、そして習近平・中国国家主席の相性に関するレポートも加えられていたそうです。ちなみに結果は『3人はうまくいく』だったとか。それで朴大統領も、徐々に対日スタンスを和らげていったのです」(外務省関係者)

 A級戦犯の分祀にこぎ着けられれば、安倍首相が唱え続けている「戦後レジームからの脱却」は、また一つ大きな壁を乗り越えることになる。まさに天上天下唯我独尊。
 自民党を支える保守層がどこまで我慢できるか見ものである。

 

 

 


安倍総理が伊勢神宮参拝 世俗の仮面をかなぐり捨てた神社勢力との危険な結合へ

2016-01-07 18:49:08 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

 意見をつなぐ、日本が変わる。BLOGOShttp://blogos.com/article/153215/ より転載

記事

安倍総理が伊勢神宮参拝 世俗の仮面をかなぐり捨てた神社勢力との危険な結合へ

安倍氏は、この時期に伊勢神宮を参拝しました。9閣僚も同伴だそうです。
安倍首相、伊勢神宮に参拝 外相や防衛相ら9閣僚も同行」(朝日新聞2016年1月5日)

 伊勢神宮参拝も靖国参拝と同じように大問題です。
 政教分離を定めた憲法20条3項「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」に真っ向から違反する行為です。
 伊勢神宮だからこそ、靖国神社だからこそ大問題なのです。
 憲法が政教分離を規定したのは、戦前の歴史的経緯からです。
 戦前は、国家神道は特権的な地位が与えられ、宗教に非ずということで参拝が強制され、事実上の国教として扱われてきました。
 他の宗教は迫害され、戦時体制の下では弾圧も受けています。
 宗教と国家が一体化することは、政治を歪めてしまう危険性が大きいという一般論だけではなく、特に政権が国家神道との結びつきを持つことは、過去の歴史的経緯からみても到底、許されるものではないということです。

 そして、今、神社本庁が中心となって、安倍政権が目指す改憲に呼応するように「自主憲法制定」というイデオロギーの下、全国での署名活動を展開させました。
北海道神宮が日本会議の署名集めをしていた! 憲法「改正」を推進する宗教団体 お賽銭は御利益どころか、平和が破壊される

 今まで世俗的なものと思われていた神社がついにその本性を露わにしたのです。
 敗戦後、GHQによる神道指令により、国家神道の廃止と政教分離が実行され、これによって国家神道は「国教」としての地位から陥落しました。
 天皇を元首とする政治体制の確立は、日本の反動勢力の一致する政治体制であり、(第2次)安倍政権の誕生により、神社勢力にとっては、復古的な「自主憲法制定」の好機ととらえたということで、だからこそ一斉に署名活動が展開されたのです。
 もはや世俗的な仮面を脱ぎ捨て、露骨に国家神道の復活のために動き出した、その動きの中に、安倍氏や閣僚による伊勢神宮参拝が位置づけられるものです。

 靖国神社であれば、諸外国、とりわけ中韓両国の批判があり、米国ですらも好まざる態度を示されることから、伊勢神宮参拝という方法がとられているわけです。
 しかし、諸外国がどうあれ、日本国憲法に照らして許されざる伊勢神宮参拝を認めるわけにはいきません。
 政教分離は、とりわけ日本の場合には神社という国家神道との癒着を断ち切ることを目的としたものです。
そして、神社勢力が世俗の仮面をかなぐり捨てた存在であり、それと安倍政権の参拝が結びついたのですから、安倍氏の参拝は危険極まりないものとして自覚されなければなりません。

 

 

 


国のために戦った!?ひどい嘘。妄想をつくり称賛する政治家の愚かさー靖国の国家神道という悪。

2015-10-18 17:18:30 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

思索の日記 http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/0d92b4a3565405fc98cfd8e6ef70a04e

国のために戦った!!??ひどい嘘。妄想をつくり称賛する政治家の愚かさー靖国の国家神道という悪。

2015-10-18 

7月15日桜田門近く     武田撮影

 

日本が攻撃もされていないのに、防衛などできません。

国のために戦った!!!???ウソもいい加減にしたらどうでしょうか。

皇軍(戦前の日本は軍隊を「皇軍」と呼んでいました)が中国を攻めて満州国をつくったのであり、対米戦争をしたのであり、日本が攻撃されたのではないことは誰でもが知っていること。

国のために戦ったのではなく、いまの安倍首相の祖父の岸らが戦争を決定し、戦わせた!死なせた!というのが歴然たる事実です。

法務大臣はじめ右派の国会議員は、みな単なる妄想家でしかありません。どこまで愚かなのか。ウヨク団体「日本会議」の皇族の伝統という名の宗教=明治政府が作成した靖国・国家神道が頭を狂わせしまうのです。天皇一家もいい迷惑で困っています。

 

健全な精神の持ち主は、けっして「国家愛」などは持ちません。

 

フランス誌「LA FACE CACHÉE DE SHINZO ABE」=アベシンゾーの隠された顔

 

靖国神社とは、神社でさえありません。

 

武田康弘

 

 


≪重要≫靖国神社とは、神社でさえありません。 /靖国神社宣伝パンフレット

2015-08-16 13:20:07 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/cf24fb21b67710ff371145bec0d99553

靖国神社とは、神社でさえありません。

2014-08-16 | 

『靖国神社』とは、明治政府が、従来の日本の伝統を壊して新たに政府がつくった新宗教=天皇教の施設で、明治2年に「東京招魂社」として建てたものを、10年後になし崩しに「神社」と改名したのです。

 東京招魂社(靖国神社)は、官軍=
天皇側だけを祀る施設で、それまでの敵味方なく祀るという神道の思想を逆転させました。

なお、多くの戦争体験者が証言しているように、 「靖国で会おう!」などはヒドイ嘘であり、兵士はみな、故郷を夢み、先祖が眠る故郷の墓に入ったのです。

 

以下は、4年前の8月15日に出したblogです。

靖国神社の思想と近代民主主義の思想とは二律背反です。

2010-08-15 | 社会思想


いうまでもなく、主権在民を原理とし自由と平等の理念を掲げた『日本国憲法』と、『靖国神社』の掲げる宗教イデオロギーは、まったく相いれません。靖国神社(明治政府がつくった国家神道)の思想を認めるならば、日本はもう一度、天皇主権の『大日本帝国憲法』時代に戻る他なくなります。

靖国神社は、
天皇大権を当然のこととし、明治以降の日本の戦争はすべて「聖」なるものと主張し、
韓国・中国への植民地支配はなかった!と主張し、
敵と味方を峻別し、天皇陛下のために斃れた者だけを祀ると主張し、
個人の信教の自由を否定して、兵士は日本の軍神=集合神だと主張します。

このような靖国神社の掲げるイデオロギーは、現代の日本国家をつくっている基本理念=近代民主主義の原理とは二律背反ですが、同時に、多神教の『神道』を天皇神格化により疑似的な一神教へと変えた明治政府の所業(神道の国家神道化)は「古き日本」の伝統とも大きく異なりますので、日本の悠久の歴史を主張する人々もまた「靖国思想」には反対しなければならないはずなのです。

明治政府は、富国強兵政策を進めるために、古来の「神道」を「国家神道」へと変えましたが、その思想の下では、一人ひとりのかけがえのなさは否定され、公(おおやけ)とは滅私奉公のことだとされたのです。このような国家主義=靖国思想に縛りつけられたままでは、兵士たちの霊は永久に浮かばれません。
彼らは、戦争のない平和な日本を夢見、差別のない、一人ひとりが大切にされる社会を夢見たはずです。天皇を神として崇め、それに従う人生をよしとしたのではありません。天皇の官吏(官僚)が治める自由のない日本をよしとしたのではありません。軍人が威張る日本をよしとしたのではありません。互いの自由を認め合い、皆でつくる平等なルール社会を夢見たはずです。
死してなお、靖国思想に縛りつけるのは、戦死者への冒涜でしかないのです。一刻も早く、政府の責任で、国立の墓苑をつくらなければいけません。

65年間、その義務を怠ってきた政府に対して、わたしは激しい公共的な怒りと憤りを感じています。

------------------------------

以下は、『靖国神社』の遊就館で売られている宣伝パンフレットからの抜粋です。

小堀桂一郎(靖国神社の理論的柱、東京大学名誉教授)の談・1999年8月



「靖国神社の本殿はあくまで、当時の官軍、つまり政府側のために命を落とした人たちをおまつりするお社である、という考えで出発したのでして、それは非常に意味のあることだと思うのです。 そこには「忠義」という徳が国家経営の大本として捉えられているという日本特有の事情があるのです。 「私」というものを「公」のために捧げて、ついには命までも捧げて「公」を守るという精神、これが「忠」の意味です。

この「忠」という精神こそが、・・日本を立派に近代国家たらしめた精神的エネルギー、その原動力に当たるものだろうと思います。ですから・・命までも捧げて「公」を守る、この精神を大切にするということは少しも見当違いではない。その意味で、靖国神社の御祭神は、国家的な立場から考えますと、やはり天皇のために忠義を尽くして斃(たお)れた人々の霊であるということでよいと思います。

靖国神社の場合は、・・王政復古、「神武創業の昔に還る」という明治維新の精神に基づいて、お社を建立しようと考えた点に特徴があるといってよいかと思います。

あの社は天皇陛下も御親拝になるきわめて尊いお社である。微々たる庶民的な存在にすぎない自分が命を捨てて国の為に戦ったということだけで天皇陛下までお参りに来て下さる。つまり、非常な励みになったわけです。
国の為に一命を捧げるということが道徳的意味をもつのは万国共通です。言ってみれば、人間にとっての普遍的な道徳の一項目なのです。

実は総理大臣が何に遠慮して、参拝に二の足を踏んでいるのか不思議でならないんです。
中共が総理大臣の参拝に文句を言ってくるのは、何も彼の国民感情が傷つけられたなどという話ではまったくない。あの国の民衆の大部分は靖国神社の存在すら知りません。・・外に問題を設けて反対勢力の目をそちらに向けさせようという国内政治の力学が働いている程度のことであって、まともに相手にすべきことではないんですね。

だから私はこの問題でも総理が断固として参拝されるのがよいと思うんです。そうすると直ちに北京から文句を言ってくるでしょうが、適当にあしらうなり、知らぬ顔を決め込むなり、いくらでも対処の仕方がある。
総理が北京からの苦情を無視して何度でも繰り返し参拝すれば、そのうち向こうも諦めて黙るに決まっている。
総理の参拝が実現し、やがて天皇陛下の行幸もできたということになると、私は国民のモラルに非常によい影響を与えることができると思うのです。」

 

 


靖国神社は英語ではYasukuni War Shrine (想田 和弘)

2015-08-15 20:20:00 | ヤスクニ 靖国神社 慰霊 

靖国神社は英語ではYasukuni War Shrine

想田 和弘さんFBより  2015.08.15

本質をついてる。閣僚がそういう神社を参拝したりするから「謝罪しろ」の声もなくならないんだよね。

追加)靖国神社ってのは、明治政府が富国強兵政策を進める上で、自ら進んで国家(天皇)のために命を投げ出そうという人間を大量に作るためにこしらえた装置。戦争のための神社です。もちろん神社を単なる慰霊のために訪れる人も多いですけど、そういう気持ちも最終的にはその目的のために回収されてしまう。

追加)安倍首相や閣僚が参拝したりしてつながりを維持しているのは、そういう装置が今後必要だと思っているからでしょう。靖国はいまは眠っている「国民を戦争に動員するための装置」ですけど、それをいつか起動する日が来ると思っている。だから問題なんですよ。A級戦犯がどうのという話は副次的な問題。

...

追加)だって靖国というのは「国(天皇)のために死んだ兵士を神として祀る」神社ですからね。要は国(天皇)のために死ぬことを賞賛し奨励する神社ですよ。単なる慰霊の施設ではないし、普通の神社ではない。政治家があんなに参拝にこだわるのも、そういう国家権力と関係の深い特別な神社だからなんですよ。

 

================================

終戦の日:高市総務相が靖国参拝…首相は私費で玉串料奉納 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150815k0000e010153000c.html

毎日新聞 2015年08月15日 11時03分(最終更新 08月15日 13時42分)

 安倍晋三首相は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社への参拝を見送り、代理人を通じて玉串料を奉納した。安倍内閣の閣僚では、高市早苗総務相と有村治子女性活躍担当相が同日午前、靖国神社を参拝した。

 山谷えり子国家公安委員長も参拝を検討しているが、防災担当相を兼務しており、桜島の噴火警戒レベルが上がった対応で同日午前の参拝は見送った。

 首相の代理人の自民党の萩生田光一総裁特別補佐によると首相は14日、「英霊に対する感謝の気持ち、靖国への思いは変わらない」と萩生田氏に伝えた。玉串料は自民党総裁として私費で奉納したという。

 首相の参拝見送りは、侵略や植民地支配に言及した戦後70年談話を14日に表明した直後で、周辺国との無用な摩擦は避けるべきだとの判断があったものとみられる。

 一方、参拝した高市氏は記者団に「国策に殉じてかけがえのない命をささげられた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」と語った。

 また、有村氏も「国難の時に命をささげられたみたまに心を込めて追悼、感謝の誠をささげた」と語った。

 有村氏は参院比例代表で神道政治連盟の組織内候補、高市氏も神道政治連盟国会議員懇談会の幹事で、閣僚就任前から終戦記念日などに参拝している。

 また、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)の約70人も靖国神社を集団参拝した。次世代の党の平沼赳夫党首、民主党の羽田雄一郎参院幹事長らが参加した。これとは別に、自民党の稲田朋美政調会長、小泉進次郎復興政務官も同日午前、参拝した。【松本晃、影山哲也】

 

関連記事