異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【テロ等準備罪(共謀罪)】 共謀罪の目的はやっぱりテロ対策じゃなかった! 〔そもそも総研、リテラ〕

2017-04-22 09:17:08 | 共謀罪 治安維持法

 画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

共謀罪の目的はやっぱりテロ対策じゃなかった!

 ついに国会審議がはじまった共謀罪。19日の衆院法務委員会で安倍首相は、「我が国がテロ組織による犯罪を含む国際的な組織犯罪の抜け穴になることを防ぐ上において極めて重要」などと“テロ対策”であることを強調したが、もはやこんな詭弁が通用するわけがない。

 というのも、今回の共謀罪の取りまとめ役となっている自民党法務部会長である古川俊治参院議員が、「テロだけじゃない」とテレビで断言したからだ。

 その発言が飛び出したのは、昨日20日に放送された『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)の人気コーナー「そもそも総研」でのこと。コーナー進行役の玉川徹氏が共謀罪の重要人物である古川議員に取材を行ったのだが、そこで古川議員が語った内容は、まさに共謀罪の恐ろしさを裏付けるものだった。

 たとえば、安倍政権は共謀罪の捜査対象はテロ組織などの「組織的犯罪集団」に限られているというが、277ものの犯罪のうち、ひとつでも2人以上で計画や準備行為をしたと見なされれば「組織的犯罪集団」とされてしまう。そこでもっとも懸念されているのが、沖縄における基地反対のように、一般市民が参加する運動が「組織的な威力業務妨害罪にあたる」として共謀罪を適用されるのではないか、という問題だ。

 そこで玉川氏は、沖縄のように基地建設を阻止するために市民たちがトラック車両を現場に通さないよう座り込みで抗議する、そのことのために銀行でお金を下ろすなどしたときにも共謀罪は適用されるのか?ということを古川議員に質問。すると、古川議員はこう述べたのだ。

「仮に完全にトラックを防止するっていう目的だけにみんなが集まると、仮にですよ、仮にね。極めて具体的な計画でやる。具体的な計画といったら危険性が出てくるということですから、まさにやろうとしているということなんですね。そして、そのための実行準備行為をやったという段階じゃないと、これ適用になりませんから」

 

沖縄の基地反対運動にも共謀罪は適用されると、自民議員が明言

 ここですかさず玉川氏は「逆にいえば、そこまでやれば適用できるということですよね」と言うと、古川議員は「そうなれば、組織的犯罪集団として認定される可能性はありますね」と明言したのである。

 つまり、トラック阻止を計画し準備しただけで「組織的犯罪集団」となり、共謀罪で逮捕されてしまう、というのだ。安倍首相は「一般市民が対象になることはない」と繰り返し強調するが、とんだ大嘘ではないか。

 反対運動だけではない。例として、原発のような国策を推進する企業に対してSNS上で集団で批判を書き込むといった行為を信用毀損・業務妨害罪にあたるとして共謀罪が適用される可能性について、古川議員はこのように言い切った。

「故意があるということは確定的に何か証拠に出ていて、かつ、その具体的な計画で、まさに実行の段階に入って、それで実行準備行為があるという段階になれば、それはその犯罪は成立するので、あり得ることです」

 この古川法務部会長の説明によって、共謀罪とはやはり、テロとはまったく関係がない一般市民に、権力者の思うがまま、いくらでも適用できる法案だということがよくわかるだろう。しかも、古川議員はこんなことまで言い出したのだ。

「テロなんて言ってませんよ、この法律だって」
「それはいろんな意味でですよ、テロだけじゃないですね」

「テロ等準備罪」とテロの脅威を利用した嘘っぱちのネーミングに置き換えたのは安倍政権だが、その取りまとめ役たる法務部会会長である古川議員は自らが、“この法案はテロだけが取り締まりの目的じゃない”ときっぱり宣言したのである。

 ようするに、「テロ等準備罪」というのは詭弁でしかないと自民党議員によってお墨付きが出たわけだが、問題は、安倍首相がこうした詭弁を弄して国会議論を掻き混ぜ、共謀罪を押し通そうとしていることだ。

・・・・(引用元 http://lite-ra.com/2017/04/post-3094.html
      「テレ朝・玉川徹のツッコミに自民党が共謀罪の正体をポロリ「目的はテロ対策じゃない」「市民の座り込み抗議にも適用」

 

 ////////////////////////////////////////////////

 

 4月20日モーニングショー そもそも総研」の一部書きお越し小原 美由紀

テロ等準備罪の取りまとめ役 自民党 法務部会長
古川俊治議員VS玉川徹さん

...

古川議員
「これ(テロ等準備罪)がなぜ必要か、って言えば、いま、
国際組織犯罪条約(TOC条約)というのがあって、ほとんどの先進国、すべての国が入っていて、入ってないのは紛争の起こってるアフリカのいくつかの国とか、あるいは南太平洋の小国で、まさにだれもそういった組織犯罪を誰もやろうと思わない。そんな国しか残ってないんですよ。」

玉川さん
「でも、組織犯罪は別にテロじゃなくて、マフィアとかそっちの方ですよ。」

古川議員
「もちろんそうですよ。」

玉川さん
「条約は、テロとか全然関係ないじゃないですか。」

古川議員
「テロなんて言ってませんよ、この法律だって。」

玉川さん
「だって、テロ等準備罪って、みなさんが言ってるじゃないですか!」

古川議員
「だけど、一番重要なのはTOC条約(国際組織犯罪条約)に入って、いろんな組織犯罪に関する情報をもらうことですよ。」

玉川さん
「でも、みなさんが『テロ等準備罪』って言ってるんですよ!」

古川議員
「テロ等準備罪って、・・名前はね。」

+*+*+*+

写真は、人見やよいちゃんからお借りしました!

+*+*

4・20羽鳥慎一モーニングショー そもそも総研

以下のリンクからも視聴できます
http://www.dailymotion.com/video/x5izzls

画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

画像に含まれている可能性があるもの:3人、テキスト

画像に含まれている可能性があるもの:2人、テキスト

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。