憲政史上初。金田大臣隠しのため、数の力で刑事局長を代打に立たせる強行採決。政治家同士の議論はどこへ。
共謀罪に関して安倍総理と金田法相に質問しました。
https://youtu.be/Hk9sFLhxCcw
Retweeted YUKI (@passion2000):
報ステ後藤謙次氏(共謀罪審議について)
「私も長く国会を取材していてこんな事態は初めて。あきれて物が言えない。大臣がきちっと説明できないような法案を国民に理解しろというのが土台無理な話。」
「与党側が一方的に官僚の局長を呼ぶための議決をするという前代未聞の出来事。」
ナレーション>
金田法務大臣に答弁を求めていた野党。
しかし、委員会冒頭、与党の賛成多数で、法務官僚の同席が認められました。
数の力で決めたのは、憲政史上初めてのことです。
山尾志桜里議員
「どれだけ、この法案の審議に自信がないんですか?」
「数の力で 刑事局長を無理矢理呼んで、
私は、本当にこんなこと聞いたことありませんよ。
答弁能力に欠ける法務大臣の発言で、
この共謀罪がテロ対策の役に立たないと言うことがばれてしまうことを どれだけ恐れているんですか?」
ナレーション>
野党が要求していない官僚も出席する異例自体で始まった
いわゆる共謀罪法案の審議。
==中略===
ナレーション>
かみ合わない議論・・・。
しかし政府与党は5月の連休明けにも、衆議院で可決させる方針です。
スタジオ>>>
富川アナ>
「国会でも一強体制の弊害、感じてしまいましたね。後藤さん、いかがですか?」
後藤さん>
「私も長く国会を取材していますが、こんなひどい状況は初めて。あきれて物が言えない。大臣がきちっと説明できないような法案を国民に理解しろというのが土台無理な話ですよね。
国会改革というのがですね
あまりにも官僚の答弁が多すぎるので、政治家同士で議論しましょう、というのが、国会改革の原点だったんですね。その原点を忘れてですね、与党側が一方的に官僚の刑事局長を呼ぶための議決をするという、前代未聞の出来事ですよね。
本当に政府が法案を通したいと熱望するのならですね。先ず大臣を替えて、ちゃんと議論できる人を座らせたからにしてほしいですね。」
富川さん
「次回以降はどうなるんでしょう。また官僚を呼んで、大臣に答弁させないようにするんですかね・・。」
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https://mainichi.jp/articles/20170420/k00/00m/010/107000c
<共謀罪>「法相隠し」と野党反発 法務省局長が答弁
2017年04月20日 00:03 毎日新聞
衆院法務委員会で組織犯罪処罰法改正案について民進・枝野幸男氏の質問に答える林真琴法務省刑事局長。左は金田勝年法相=国会内で2017年4月19日午後1時43分、川田雅浩撮影 |
19日に「共謀罪」に関する実質審議を始めた衆院法務委員会は、慣例を破って法務省の林真琴刑事局長を同委に出席させた政権側の対応に野党が反発した。官僚の出席は委員会の全会一致で認めるのが慣例だが、この日は自民党などの賛成多数で決定。答弁が不安定な金田勝年法相に代わって林局長が答弁する場面が目立ち、野党は「金田隠しだ」と批判している。
「局長は私は呼んでおりません。私は呼んでおりません」。民進党の山尾志桜里衆院議員は、林局長が答弁する間こう繰り返した。審議では局長の答弁後に法相が局長答弁をなぞって答える場面もあり、民進党の山井和則国対委員長は「金田法相のギブアップ宣言だ。説明できないなら即刻辞任すべきで、法案は廃案にするしかない」と党会合で語った。
林局長を「政府参考人」として招致する件は委員会冒頭で野党が反発する中、起立採決。衆院事務局によると、1999年の国会活性化法施行後、採決で官僚の招致を決めたのは今回が初めて。自民党の二階俊博幹事長は同日の講演で「局長を呼ぶのが当たり前で、専門家を活用することが大事だ」と話した。【光田宗義、真野敏幸】