最新記事 2017.07.05 リテラ
山口敬之レイプ疑惑はどうなったのか? 詩織さんに相談されていた記者が ...
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週刊新潮・山口敬之氏準強姦報道…被害訴える女性が会見「捜査に不審な点あった」
会見する詩織さん(左から2人目)
2015年4月に元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之氏から準強姦被害に遭ったという女性・詩織さん(28)が5月29日、検察の不起訴処分を不服として検察審査会に審査を申し立てた。申し立て後に司法記者クラブで記者会見を開いた詩織さんは、「結果が私にとって受け入れられるものではなかった。捜査で不審に思う点もあった」と不服申し立ての理由を話した。この一件は、週刊新潮で報じられ、大きな話題となっている。
詩織さんや代理人弁護士らによると、詩織さんは2015年4月3日に山口氏と面会し、翌朝レイプの被害に遭ったと気づいた。4月30日には高輪署で告発状が受理されたが、6月8日に山口氏を逮捕しようと空港に行った捜査員から「上からの指示で逮捕できなかった」と連絡があった。結局、8月26日に書類送検されたが、翌年の2016年7月22日に代理人弁護士を通じて、嫌疑不十分のため不起訴処分となったことを伝えられた。
「被害者女性と言われることが嫌だった。また取り調べ中も被害者らしく振る舞いなさいと言われたが、被害者が悲しい、弱い、隠れなきゃいけないという状態にあることに疑問を感じた」。記者会見には下の名前と顔を出して臨んだ。
詩織さんは検察から、「準強姦罪の場合、第三者の目撃やビデオなど直接的な証拠がないと(起訴が)難しい」と言われたという。これに対し代理人の西廣陽子弁護士は、「目撃証言やビデオがないと難しいというのはありえない。準強姦罪の場合、否認事件でも起訴されて有罪になったケースはたくさんある」と極めて不適切であると指摘した。
一方、山口氏は5月10日、自身のフェイスブックで、「私は法に触れる事は一切していない」「当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている」などと、週刊新潮の報道に反論している。
(弁護士ドットコムニュース)
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http://sharetube.jp/article/5712/
フリージャーナリスト詩織さんが明かした「セカンドレイプ」に反響続々...
各メディアの報道
詩織さん会見:名前と顔公表 反響は励まし、バッシング 毎日新聞
“セカンドレイプ”詩織さん「警察、病院は助けてくれなかった」
「処女ですか」 フリージャーナリストの詩織さん(28)は、警察官から繰り返し、この質問をされた。 屈辱的な扱いだと感じた詩織さんは「なぜ必要なのです」と問い返したが、警察官は「聞かなければいけないので」などと繰り返すばかりだったという。 「警察も病院も私を助けてはくれませんでした」 元TBSワシントン支局長でジャーナリストの山口敬之氏(51)から、2015年4月に意思に反して性行為をされたと主張している。名字は伏せたものの名前と顔を出して、5月29日に記者会見した。 家族は最後まで反対したが詩織さんはカメラの前に立った。その後、本誌の取材にも応じた。
「将来、生まれる私の子どものためにも、性犯罪の被害者が病院や警察でさらに傷つけられ事実を話すこともできない、そんな社会の状況を変えなければいけないと思った」 産婦人科では診察室に入るなり、医師から「何時に失敗されちゃったの」と聞かれ、ピルを渡された。 何事もなかったことにすれば傷つかずに済むのでは、と悩んだ。親友の励ましもあって被害を訴えに行ったが、警視庁高輪署などでは厳しい言葉を投げかけられたという。本人によれば、 「事件として捜査するのは難しい」「この業界で働けなくなる」 と警察官は繰り返し、被害届の提出を思いとどまるよう説得してきたという。 逮捕状は出されたものの執行されず、山口氏は書類送検され、嫌疑不十分で不起訴になった。詩織さんは検察審査会に審査を申し立てている。
山口氏は「法に触れる事を一切していません。ですから警察・検察の1年以上にわたる調査の結果不起訴となりました」との見解を出している。 警視庁は被害者の精神的負担の軽減に積極的に取り組んでいるとしているが、詩織さんはそうは感じられなかった。警視庁広報課は取材に対し「指摘の事案については、法と証拠に基づき必要な捜査を遂げた上で、証拠及び証拠物を東京地方検察庁に送付している」としている。 警察OBや弁護士らによる市民オンブズマン「明るい警察を実現する全国ネットワーク」代表の清水勉弁護士は、構造的な問題を指摘する。 「男社会で男尊女卑がまかり通るのが警察組織。自覚しないまま、被害者をセカンドレイプにさらしてしまうことが起こりやすい」 逮捕状が執行されなかったことも問題だと話す。 「警察が逮捕の必要性があると判断して逮捕状を請求し、裁判官が認めたのに、執行しないのは通常では考えられない。被害者が相手に脅迫されるなどの危険にさらされる可能性もある」 性被害者がカメラの前で告白することは、ほとんど例がない。詩織さんの行動に勇気づけられたと応援する声もある一方で、ひどい中傷もあった。いまは食事ものどを通りにくい状況だという。それでも会見したことは後悔していない。 「レイプは内側から殺される『魂の殺人』。声を上げないと何も変わらない」 ※週刊朝日 2017年6月23日号
◇記者会見で強姦被害を訴え 元記者「不起訴となりました」 元TBS記者の山口敬之(のりゆき)さんに意識を失った状態で強姦(ごうかん)されたとして、フリージャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が先月29日、記者会見で名前と顔を公表して被害を訴えたことが、反響を呼んでいる。性暴力を受けたとする・・・
詩織さんが明かしたセカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」〈週刊朝日〉
詩織さんが明かしたセカンドレイプ「性被害者が声を上げられる社会に」〈週刊朝日〉 (AERA dot.) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170610-00000035-sasahi-soci
フリージャーナリストの詩織さん(28)が、素顔と名前を明かして、性被害を受けたと
訴えている。元TBSのワシントン支局長でフリージャーナリストの山口敬之氏(51)から、2015年4月に、意識を失った状況で性行為をされたと主張。山口氏は書類送検され、嫌疑不十分で不起訴となっており、詩織さんは検察審査会に不服の申し立てをしている。
詩織さんの主な発言は次の通り。 「思った以上のメディアで取り上げていただいた。スキャンダラスなところで目をひくのは覚悟していたが、バッシングもあった。この1週間、想像していなかったことが多々あった」 「こういうことが起きたらどうすればいいのか、全く分かっていなかった。当時住んでいたアパートに帰ったのが早朝だったので、婦人科が開く時間まで待った。予約が必要だと断られたが、緊急なのでお願いしますと頼んだ。診察室に入ると、『何時に失敗されちゃったの』『はいお薬外で飲んで』と息つく間もなく終わってしまった。あの場では話せなくとも、チェックシートなどがあれば、一番最初の救いの場になるはずだったのに残念だった」
山口敬之氏は次のような見解を示している。 〈私は法に触れる事を一切していません。ですから警察・検察の1年以上にわたる調査の結果不起訴となりました。よって私は容疑者でも被疑者でもありません。他方、不起訴処分の当事者には不服申し立ての機会が与えられていますから、申し立てが行われたのであればこれについても私は今まで通り誠心誠意対応します。検察審査会など社会制度上の判断や手続きを尊重するため、本件の内容に関する個別の質問にはお答えしていません。また、当該女性が会見などで強調している論点は全て、警察・検察の調査段階で慎重に検討され、その結果不起訴処分が出ました。係争中の案件について片方の主張を一方的に取り上げ、容疑者でも被疑者でもない私を犯罪者扱いするような報道や発信に対しては、しっかりとした措置をとる所存です〉 ※週刊朝日オンライン限定記事