■TBS報道特集 2018年3月17日
森友文書 決裁文書改ざん 広がる衝撃
金平茂紀キャスターの巻頭言
「公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源、と法律に書かれています。
それが政治家や役人の私利私欲で改ざんされていたとなれば、その国はもはや法治国家ではなく、公文書は廃棄物と同じになってしまいます。恥を知れと申し上げておきます。」
<動画 ↓>
https://www.facebook.com/gomizeromirai/videos/2069520796421380/
http://www.dailymotion.com/video/x6gg0k6
前川喜平氏曰く
(森友学園についての公文書偽造について)
普通の神経を持った役人は出来ない。やらないですよ。こんな危険なことは、よほどのことがない限りしない。だから役所が自らの判断でやったはずがないですね。
それはもう、逆転していますね。話が。答弁に合わせて文書を書き換えるということはありえないことで、文書というのはそれまでの行政の意思決定のプロセスを表しているわけですからね。それをベースにして答弁するわけですから。
しかも行政プロセスを示す文書というのは、本来開示請求があれば開示すべき性質のものですからね。開示されたときにそこに書いてあることと齟齬がないように答えるわけであって、非常にまあ、言葉は正しいかどうか分からないけれども、大胆不敵な不正行為ですよね。
それは「いいからやれ」と誰かが言わないと通常の国家公務員の神経では出来ないことだと思いますけれどね。
(佐川さんの号令の下で全部やったということは)
私はちょっと考えられないですけれどね。「いいからやれ」というもっと大きな力があったのではないかと思いますけれどね。
(昨年の総選挙は)
国民が判断する材料が間違っていたわけですからね。これは本当に民主主義の根幹を揺るがす問題だと思いますね。国民を裏切る行為だし。こうやって、真正ではない虚偽の情報ばかり流されて、それに基づいて国民が判断した。これは国民間違いますよね。そういう民主主義の根幹に関わる問題だと思いますけれどね。
(佐川氏については)
公務員だったというよりも、1人の国民として、やはり知っておられることをありのままにお話しいただきたいなと思いますけれどね。その方が、佐川さんにとってもね。これから20年30年と生きる人生の中でね。本当のことを話した方がこれからの人生が生きやすいんじゃないかなという気がしますけれどね。
#報道特集
金平キャスター
「現場の苦しみと国会答弁の落差には絶望的な思いになる」
「籠池夫妻は証拠隠滅、逃亡の恐れは考えにくい。裁判所、検察庁はどう考えているのか」
「本来のチェック機関である検察庁、会計検査院がもっと機能してほしい。あえて言えば僕らメディアも正念場を迎えている」
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【追記 2018.3.18】