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生涯派遣法案が衆院通過-本当にこれが「保守」の政策か?(小林よしのり)

2015-06-21 01:56:51 | 労働 

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記事

生涯派遣法案が衆院通過した

どうも分からない。

派遣法改正案が衆院を通過した。

本当にこれが「保守」の政策なのだろうか?

3年ごとに派遣社員をとっかえひっかえしていれば人件費は抑えられる。

ひたすら企業側に得な法案を通している。

生涯、派遣の者も増えて、ますます結婚できない、子供も育てられない、少子化促進法案みたいなものだ

会社にとって必要不可欠な人材になるように、社員を育て上げる気がないのが不思議だ。

わしも超小規模だが人を雇っているが、全員正社員にして厳しく教育して、アメとムチを使い分けながら働かせ、わが社にとって必要不可欠な社員に育て上げてきた。

ボーナス出す社員と、出さない社員がいると、社長のわしの方が居心地悪い。

だからバイトだった者も、正社員になるよう説得してきた。

社員が結婚し、家族を持つようになればなるほど、社長さまの肩の荷は重くなる。

仕事が減ったら、ひょいと解雇して、仕事が増えたら、また派遣で雇った方が楽に決まっている。

だがそれは「保守」じゃないんじゃないか?

守るべきものを作らなければならないんじゃないか?

自民党よ、そう思わないか?

 

 


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