暮れの27日午後、新年に飾る鏡餅搗きを利用者・職員一同で行いました。石臼と杵は我が家の物を搬入して、臼に熱湯を入れて温めた後、二回に分けて実施しました。50代以降の職員は臼で餅搗きの経験が無いので「練り」から「相どり」を教えながらの餅搗きでした。利用者にも「腰を使って練るんだ」とか搗くたびに「よいしょ」等と気合を入れて貰いながら楽しい餅搗きをしました。搗きあがった餅は全員で大小に丸めて鏡餅といたしました。中には丸めた餅を口に放ばった方もいたりして・・・・
祖父・父が米穀商でしたので暮れになると各家庭から「賃餅」(一臼〓4升とか二臼=8升とか依頼を受けて、鏡餅と箱餅を作る)の依頼があり打つ人足を頼んで一週間朝から晩まで餅搗きをしておりました。私は釜戸の火守りをしながら餅米の蒸け上がったのを少し横取りして食べたのが忘れられない味でしたので、子供・孫に受け継ぎたいと今もって臼で餅搗きをしてきたのです。そんな訳で我が家の子供達は女は相どり、男は搗き手を覚えました。そろそろ孫に餅搗きの手ほどきをしなくてはならないと思っています。
祖父・父が米穀商でしたので暮れになると各家庭から「賃餅」(一臼〓4升とか二臼=8升とか依頼を受けて、鏡餅と箱餅を作る)の依頼があり打つ人足を頼んで一週間朝から晩まで餅搗きをしておりました。私は釜戸の火守りをしながら餅米の蒸け上がったのを少し横取りして食べたのが忘れられない味でしたので、子供・孫に受け継ぎたいと今もって臼で餅搗きをしてきたのです。そんな訳で我が家の子供達は女は相どり、男は搗き手を覚えました。そろそろ孫に餅搗きの手ほどきをしなくてはならないと思っています。