先週の水曜日に開かれる喫茶店に飾るテーブル花として「人参の花」を自宅畑より摘んできて各テーブルに飾った。喫茶店終了後、そのテーブル花を各ユニットに配った。すると人参の花の茎に2センチに満たない小さな「アゲハ蝶」の幼虫が付いていたので「畑に放すのも、そのまま観察するも良し」とユニットにお任せした。17日朝職員から「アゲハ蝶の餌を取ってきて下さい」と電話があったので急いで畑より人参の葉を摘んで来て花瓶に入れたが何と4センチ程に成長していたので食欲旺盛なのが分かった。
利用者達も幼虫を見て「胡麻虫」とか「荏胡麻虫」とか色々話していた。確かに、胡麻虫に似ているが黒い斑点が付、顔の上に角のように瘤があるのはアゲハ蝶の特徴だ。ニンジンや山椒のように香りの強い葉を好み、我が家では毎年観察してきた。一見「グロテスクな幼虫」だが「ヤママユガ(天蚕)の幼虫」と似ていてユーモラスな動きをしていて面白い。「アゲハ蝶になったら野に放つ」と成長を楽しみにしているユニット職員達がいる。