人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

人生というゴールが薄っすらと見えている

2019-11-13 05:46:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ



「人生というゴールが薄っすらと見えている」


この表現の実感的意味は、若い人にはわからない。


「あっ、今日も生きている」


このつぶやきの実感的意味も、シニアにしかわからない。


だから、


「人生というゴールが薄っすらと見えてきた時」のなんとも言えない気持ちなんて、シニアにしかわからない。


もっと正しく言うと、「薄っすらと見えてきた瞬間」をつかまえたシニアにしかわからない。


「人生というゴールが薄っすらと見えている」という表現は、


草柳大蔵の『ひとは生きてきたようにしか死なない』の中に何度か出てくる。


私はこの表現が好きで、いろんな場所で(シニアの授業で、お年寄りばかりの会議で、現役を引退したばかりの人たちの会で)使っている。


「死地に向かう旅のはじめ」なんていう表現よりずっといい。


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今日は晴れるかな。


さて、起きて今日を始めるよ。




みずみずしい頃があった


飾りけのない日々があった


たくさんの悩みを吹き飛ばす若さがあった


希望を抱いて眠り、目標を刻んだ朝があった


その日から何年も何年も過ぎ去ってしまったけれど


私の眼はまだ輝きを失ってはいない
(くろほとき)





今日も訪問ありがとうございます。
今日が良き日でありますように。
幸せが訪れますように。