人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

老いてからの生き甲斐

2019-11-17 07:10:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ

定年退職をする。
やれやれ、これからは自由だ。
そう思って暮らしていくと、


「◯◯さん、お元気ですか? 今は何をしていらっしゃいますか。」


という質問の中で生きていかなければならなくなる。(特に人間関係の稠密な田舎では。)


「お元気ですか?」というのは分かる。


懐かしさも伴いながら、本当に素朴に声をかけている。だから、違和感を持たずに受け入れられる。


しかし、「今、何をして暮らしているか?」というのは、厳しい場合がある。


「今、何をしていらっしゃいますか?」「今、何をして暮らしていますか?」というのは、


『定年後のあなたは、今、何をしながら社会と関わっていますか?』ということなのだ。


ボランティアをしている。

以前の会社で短時間勤務をしている。

孫の世話をしながら、保育園の送り迎えをしている。

自治会の役員をしている。

土地があるから百姓をしている。

退職金で念願の店を開いた。


・・・何かすることがある人はいい。世間の目に襲われることなく、それなりにシニア世界を渡っていける。


だけど、何もしてない人は、どう答えればいいんだろう。


「特に何もしてないけど、元気だよ」
「ぼちぼちだよ」
「まあ、それなりに生きてるよ」


会社を辞めてから、「何してた?」「何してる?」というのは、いちばん聞きたいけど、人によっては、いちばん言い出しにくい。


何故かというと、《相手の寂しさに触れてしまうかもしれないからだ。》



老いてからの生き甲斐は、非常に大きくて大事な問題。


だから、折々のブログで触れていこうと思っている。




手が震えて

心が震えて

身体全体が震えて

ため息が出て

涙が流れた

だから、奥歯をグッと噛みしめて

じっとしてた



でも

朝は勝手にやってきて

朝だ朝だと大騒ぎする

朝が来ないでほしい時だってある

独りでいたい時だってある

だけど、みんな勝手

朝も勝手
(くろほとき)




今日も訪問ありがとうございます。風邪ひいて昨日は、ブログをお休みしてしまいました。
どうぞいい日になりますように。